アキュラホームvsアイ工務店を比較!優れているのはどっち

アキュラホームとアイ工務店はどちらも「自由設計」で「長期優良住宅に標準対応」「高品質」な住宅を「適正価格」で提供してくれるハウスメーカーです。

共通点の多いこの2社は、ハウスメーカーを選ぶ際の比較候補としてよく比べられます。実際に「アキュラホーム アイ工務店 比較」というキーワードで検索もちょこちょこされているので、当記事ではアキュラホームとアイ工務店の特徴や性能、価格などを徹底的に比較していきたいと思います。

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【特徴・会社概要比較】アキュラホームvsアイ工務店

アキュラホームの特徴

アキュラホームの1番の特徴は【コストパフォーマンスの高さ】です。高品質住宅を適正価格で提供する事を企業理念とする程こだわっています。

また、外観も内装も内部空間の設計も1mm単位で設計が可能な自由設計である点も特徴の一つです。自分たち家族のライフスタイルに適した間取りプランや、好みのデザインで仕上げやすいです。

他にも職人の品質にこだわっています。

アキュラホームの社長は「カンナ社長」との呼び名でも知られる元大工さんです。元大工の社長の想いが根付くアキュラホームでは、住宅の品質と同じ位に職人の品質にもこだわり家づくりを行っています。

アイ工務店の特徴

良く比較候補の対象にあがる2社だけあり特徴はかなり似ています。

アイ工務店もアキュラホーム同様に適正価格にこだわっており価格を抑えつつも高品質な家づくりを行っています。また1mm単位で設計が可能な点もアキュラホームと同様です。アイ工務店も設計自由度が高いので満足度の高い家づくりが可能です。

アイ工務店の設計はスキップフロアやロフト・小屋裏空間など縦の空間を有効活用する設計を得意としています。縦空間を上手に使うことで限られた床面積でも収納力を確保したり、書籍や子供部屋としても使える空間を確保出来たりします。

またアイ工務店は2010年の創業から10年以上に渡り国内ハウスメーカーの中で成長率No,1となるなど今急成長しているハウスメーカーで全国各地に新モデルハウスを続々と誕生させています

会社概要を比較

会社データアキュラホームアイ工務店
社名株式会社AQ Group株式会社アイ工務店
本社所在地東京都新宿区西新宿2-6-1大阪市中央区心斎橋筋1-9-17
設立1986年5月2010年7月
資本金9,314万円1億円
従業員数1,522名(2023年3月時点)1,708名(2024年1月時点)
売上595億円(2022年度)1,341億円(2022年度)
施工実績2,094棟(2021年度)4,635棟(2022年度)
保証初期保証20年、最大35年保証初期保証20年、最大30年保証
施工エリア関東・東海・近畿・中国エリア北海道・東北・北関東・関東・
甲信越・東海・北陸・関西・中国・
四国・九州

アイ工務店は中堅どころのハウスメーカーの中ではまだ歴が浅く、設立は2010年になります。ただ、そこからの急成長がスゴイですね。

売上・施工実績はアキュラホームとアイ工務店では倍ほど離れています。保証に関してはアキュラホームの方が5年ほど長いです。

施工エリアは北海道や東北、甲信越、四国、九州エリアなどアキュラホームが対応していないエリアもアイ工務店では対応しています。

坪単価・価格の比較

アキュラホームとアイ工務店の坪単価・価格を比較していきたいと思います。

アキュラホームの坪単価・価格

アキュラホームの坪単価は50万円~80万円です。複数の住宅商品を取り扱っているので坪単価の幅が広いですが、平均的な坪単価は65万円位が目安です。

30坪の建物であれば本体価格1,500万円~2,400万円となり平均的な本体価格は1,950万円となります。

アイ工務店の坪単価・価格

アイ工務店の坪単価は60万円~80万円です。

アイ工務店では「N-ees」という主力商品以外にも「HILLUS」という商品も取り扱っていますが、殆どの方は「N-ees」で建てられます。

「HILLUS」は構造・工法もデザインも設備もすべて何の縛りもなく施主の要望・希望通りに建てられる高級住宅で坪単価は150万円以上します。

高級住宅街として知られる芦屋や六甲などで建てられる邸宅で富裕層向けの商品となりますので、坪単価60万円~80万円というのは「N-ees」のみの坪単価です。

平均の坪単価は70万円位が目安です。

30坪の建物であれば本体価格1,800万円~2,400万円となり平均的な本体価格は2,100万円となります。

坪単価・価格の比較表

アキュラホームアイ工務店
坪単価50万円~80万円
平均:65万円
60万円~80万円
平均:70万円
本体価格
(延床面積30坪の場合)
1500万円~2400万円
平均:1950万円
1800万円~2400万円
平均:2100万円
坪単価は条件により異なるのであくまで参考値です。

耐震性能・安全性に関する比較

安全性に関わる耐震性能の部分を比較していきたいと思います。

アキュラホームの耐震性

◦基礎はベタ基礎

アキュラホームではベタ基礎を標準仕様としています。

ベタ基礎は基礎の立ち上がり部分だけでなくベース(耐圧盤)部分にも鉄筋コンクリートを流し込んでおり基礎全体で建物を支えるので不同沈下が起こりにくく耐震性にも優れます。

ベースの下には防湿フィルムを敷きコンクリートで覆うので地面からの湿気を防ぎ、地面から来るシロアリの侵入も防いでくれます。

◦木造軸組み工法

従来の木造軸組みでは柱と柱の間に入れる補強材に筋交いを使用しますが、筋交いでは地震によって発生する力を点で支えるため、局所的に負荷がかかりやすいといった弱点がありました。

アキュラホームでは構造材に面材を打ち付けた耐力面材を使用します。耐力面材だと地震の力を面全体で受け止め分散させる事が出来るので耐震性を高める事が出来ます。

アキュラホームではその耐力面材に独自開発した「8トン壁」を使用しています。また、一般的な工法に比べ床剛性が3倍の「トリプルストロング床」や通し柱の接合部を金物で固定する「メタルウッド工法」なども取り入れ、全棟で耐震等級3を実現しています。

しかも2階建て以下の木造住宅には義務付けられていない、緻密な計算で建物の安全性を確認する許容応力度計算(=構造計算)を行った上で耐震等級3を確保しているので高い安全性を有しています。

アキュラホームのカタログ(公式サイト)

アイ工務店の耐震性

◦ベタ基礎

アイ工務店でもアキュラホーム同様に標準仕様でベタ基礎が採用されています。

◦木造軸組み工法

構造も似ています。柱と柱の間に入れる補強材には国土交通省認定の中で最高ランクの壁倍率5倍に認定された5倍耐力壁を使用します。

アキュラホームとアイ工務店で呼び名は異なりますが、柱と梁の接合部に金物を使用する金物工法や床の強度を高める剛床構造を同じく採用しています。

基本的なつくりは似ていますがアイ工務店では許容応力度計算ではなく、自社オリジナルの耐震設計診断システムを用いて耐震等級最高ランク相当を確認しています。

つまり、第三者機関に耐震等級3の認定を受けた訳ではないので耐震等級3相当という言葉が使われています。その為、信頼度の部分ではアキュラホームの耐震性の方がやや有利ですがアイ工務店でも許容応力度計算を行った上で最高ランクの耐震等級3を確保する事は可能でしょう。

ただし構造計算を行う費用、30万円~50万円位の追加費用は発生すると思います。

耐震性能・安全性に関する比較表

アキュラホームアイ工務店
構造・工法木造軸組み工法木造軸組み工法
基礎ベタ基礎ベタ基礎
耐震性能耐震等級3
(構造計算あり)
耐震等級3相当
(構造計算なし)

アイ工務店のカタログ(ライフルホームズ)
※選ぶエリアやタイミングによっては候補にアイ工務店が出ない事もあります。

断熱・気密性能や快適性に関する比較

一年を通じて快適な住環境で暮らせるかどうかに関係してくる断熱性能や換気システムなどについて比較していきたいと思います。

アキュラホームの断熱性能

全棟でZEH基準を上回る断熱性能を有しているという事なので標準仕様でUA値=0.6(W/㎡・k)以下で建てる事が出来ます。

◦UA値の指標

断熱等級地域区分
12345678
断熱等級7
「HEAT20 G3」相当
UA値 0.20.20.20.230.260.260.26
断熱等級6
「HEAT20 G2」相当
UA値0.280.280.280.340.460.460.46
断熱等級5
「ZEH水準」同等
UA値0.40.40.50.60.60.60.6
断熱等級4
「H28 省エネ基準」同等
UA値0.460.460.560.750.870.870.87
地域区分表

ただしアキュラホームの場合は住宅商品毎に仕様・プランが異なるのであくまで最低基準としてUA値0.6以下となっています。例えば、断熱性能に力を入れた住宅商品「超断熱の家」だと標準仕様で断熱等級6に対応しています。

「超断熱の家 プレミアム」だと標準仕様で現行最高ランクの断熱等級7に対応しています。

アキュラホームの気密性能

断熱性の高いダウンジャケットでも穴だらけだったら意味がないように快適で光熱費が抑えられるエコな住宅を目指す時は断熱性能だけでなく気密性能もセットでチェックしておく必要があります。

アキュラホームは公式HP上に気密性能(C値)の具体的な数値は記載がありません。

アキュラホームで建てた施主さんが気密測定を行った結果をブログに掲載されていたので、そうした情報を参考にするとC値は0.5~0.8程度である事が多いようです。

ただ、アキュラホームでは気密測定は実施していないのでC値を確認するには自分で気密測定を行っている業者に依頼をする必要があります。

公式としての目安となる公表しているC値がないので、気密性は担当者に「過去の建築実例の平均C値はどの位ですか?」と聞いて確認をとっておくのが良いでしょう。

換気システム

全館空調「匠空調」の採用が可能です。

匠空調とは小屋裏に設置されたエアコン一台で夏は天井からの冷房で、冬は床下と天井からの暖房で一年を通じて快適な空間を維持してくれる換気システムです。

屋根裏のエアコン一台で家中の空調が管理出来るので部屋の中がスッキリしますし、室外機も一台で済むので家の外も見栄えが良くなります。

アイ工務店の断熱性能

屋根裏には遮熱ボードと吹付発泡ウレタンを吹付、壁の断熱はフェノールフォームと発砲ウレタンを組み合わせたオリジナルのW断熱、床下には高性能ガラス繊維を吹付ます。

断熱性能に大きく関係してくる窓は樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り)を採用しています。標準仕様で地域区分1・2に該当する北海道エリアの断熱等級5を満たす性能との事なのでUA値=0.4(W/㎡・k)以下で建てる事が出来ます。

アイ工務店の気密性能

アイ工務店では2023年6月以降、気密測定が全棟で標準採用となっています。

個人で業者にお願いをする場合、1度の気密測定につき5万円~10万円の費用がかかります。気密測定が標準採用となった事で自分で依頼をする煩わしさや別途発生する費用が解消される点も嬉しいのですが、それよりも気密性能に対して信頼がおけるようになるのが1番のメリットです。

断熱性能とは異なり気密性能は現場で図る実測値となります。

計算によって算出できる数値ではないので施工精度の影響をうけます。精度が低い場合は高い気密性が出ません。測らないといけない数値でもないので、気密性能にあまり自信のないハウスメーカーではわざわざ気密測定を標準採用としないのが一般的です。

全棟で気密測定を行っているという事はそれだけ気密性能に自信があるから出来る事なのです。

ちなみにアイ工務店ではC値0.5cm/㎡以下を基準としています。測定で0.5よりも悪かった場合は修正してくれるそうです。

◦換気システム

熱交換型の第一種換気システムが採用されています。熱交換型とは、外気の空気を室内の熱を利用して室温に近づけてから換気を行うシステムの事です。

例えば、熱交換が付けられない第三種換気システムの場合、真冬など冷たい外気温をそのまま取り込む事になるので換気により室温が下がり冷暖房効率が悪くなります。

熱交換器がある事で、冷たい外気温でも室温に近づけて各部屋へ空気を送り込む事が出来るので冷暖房効率が高まります。

ただ、アイ工務店では全館空調システムはありません。その為、室温調整などは各部屋にエアコンを設置しての調整となります。

断熱・気密性能や快適性に関する比較表

アキュラホームアイ工務店
断熱材高性能グラスウール屋根:発泡ウレタン
壁:発泡ウレタン+フェノールフォーム
床:高性能グラスウール
樹脂サッシ
Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)
樹脂サッシ
Low-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り)
断熱性能全棟ZEH基準以上
(UA値0.6以下)
北海道基準のZEHを満たす
(UA値0.4以下)
気密性能C値:0.5~0.8(参考値)
(気密測定なし)
C値:0.5
(気密測定あり)
換気システム第一種換気・全館空調「匠空調」第一種換気システム
(全館空調なし)

設計力、デザイン・スタイルを比較

ハウスメーカーによって得意とする外観・内装のデザインやスタイルは異なります。過去の建築実例を見る事でどういった雰囲気の住宅づくりを得意としているのか見えてくるので、両社の建築実例を幾つかご紹介いたします。

アキュラホームが得意とする設計

アキュラホームの住宅商品名には「超空間の家」や「超空間の平屋」といった具合に”超空間”というフレーズがよく付いています。この”超空間”がアキュラホームの設計の一番の魅力です。

オリジナル開発した「8トン壁」などを用いた強固な構造によって可能となる30帖無柱空間や天井高2.9m、吹き抜け天井だと5.6m、大開口約6mなど鉄骨造が得意とする開放的な大空間・大開口を得意としています。

一時期「キリンさんと暮らせる家」とテレビCMを行っていましたが、壁や柱を減らして、大きな吹き抜けも設けてキリンが飼える程の大空間が作れますよ!という点がアキュラホームのPRポイントです。

アキュラホームの建築実例

  • 一条工務店の建築実例01_外観デザイン
  • 一条工務店の建築実例02_外観デザイン
  • 一条工務店の建築実例03_外観デザイン

アキュラホームは自由設計なので切妻屋根(三角屋根)や片流れ屋根、フラットな陸屋根など多様な形状に対応しています。

標準仕様の屋根材はスレート屋根の一種である「コロニアルグラッサ」、外壁材にはケイミューの窯業系サイディングが採用されています。

窯業系サイディングはデザインやカラーのバリエーションが非常に多いという特徴があります。タイル調やレンガ柄、木目調や石積み風、シンプルなデザインなどなど豊富なデザインとカラーを幾つか組み合わせる事で自分好みのオリジナル外観をつくりやすい外壁材です。

内装・インテリアに関しても、建築実例を見て分かると通り外観のデザイン・スタイルとバランスのとれた内装になっていると思います。

アキュラホームではインテリアコーディネーターが在籍しているのでプロの意見を取り入れつつバランスのまとまった内装・インテリアデザインに仕上げやすいのです。

あまりデザインセンスに自信のない方でもおしゃれなマイホームが建てられます。

アイ工務店が得意とする設計

秘密基地みたいでワクワクするようなスキップフロアや小屋裏収納、ロフト収納など高さ1.4m以内の縦空間を有効活用する設計を得意としています。

天井高が1.4m以下であれば、建築基準法において居室には該当しないため延床面積にはカウントされないので容積率の計算からも除外する事が出来ます。

狭小地などに建てる場合、容積率のせいで十分な床面積を確保する事が難しいパターンもありますが、アイ工務店が得意とする設計であれば限られた敷地であっても十分なスペースを確保する事が出来ます。

建売ではあまり見られない設計で、個性が出せておしゃれな印象となり解放感も生まれて実際よりも広く感じられるメリットもあります。

アイ工務店の建築実例

  • アイ工務店の建築実例01_外観デザイン
  • アイ工務店の建築実例02_外観デザイン
  • アイ工務店の建築実例03_外観デザイン

アイ工務店も自由設計なので形状にはこだわれます。外壁材はニチハの窯業系サイディングです。メーカーは異なりますが主な特徴は同じです。デザイン・カラーバリエーションが豊富なので好みのデザインを建てられます。

屋根材には三州陶器平板瓦(洋瓦)が採用されています。

凹凸を抑えた平板状のデザインの瓦でシンプルな見た目でモダンスタイルとの家との相性が良いです。また瓦屋根は耐火性・耐久性・耐用年数に優れます。

内装もアキュラホーム同様に統一感がありおしゃれです。アイ工務店にもインテリアコーディネーターと打ち合わせ出来る機会があるのでプロの意見を取り入れる事が出来ます。

結局すぐれているのはどっち?

会社の規模や価格、耐震性・断熱性・デザイン性・保証内容など、ハウスメーカーを選ぶ時に特に重要視する項目をピックアップして比較してみます。

会社の規模

2024年時点で設立から考えた時にアキュラホームは38年、アイ工務店は14年でアキュラホームの方が社歴は長いです。直近の年間売上や施工実績は急成長によりアイ工務店の方が多くなっています。

施工エリアに関しても北海道や東北、四国、九州を含むアイ工務店の方が多くのエリアで営業展開を行っています。

価格

アイ工務店で注文住宅を建てる場合、殆どが「N-ees」という商品で坪平均70万位です。

アキュラホームは複数の商品を取り扱っているので商品毎に異なりますが、アキュラホームでの標準的な住宅商品「超空間の家」であれば坪平均は65万円位です。

耐震性

アイ工務店では耐震等級3″相当"です。アキュラホームは構造計算を行ったうえで耐震等級3を取得しているので、信頼度で言えばアキュラホームが優勢となります。

(ただし、アイ工務店でも依頼をすれば構造計算をした上で耐震等級3は取得可能)

断熱・気密性

アキュラホームはUA値0.6以下、C値は記載なし。(推測値:0.5~0.8)アイ工務店はUA値0.4以下、C値0.5以下を基準。

ただしアキュラホームの場合は、断熱性能に特化した住宅商品「超断熱の家 プレミアム」だとUA値0.26以下となります。住宅商品により異なるので一概にどちらとは言い難いです。

設計自由度・デザイン性

設計自由度とデザイン性はどちらも1mm単位での設計が出来る自由設計なので甲乙つけがたいです。デザインに関しても豊富なバリエーションのある外壁材が標準仕様となっているのでこちらの会社でしか作れない、といった事もないです。

ただ、洋風テイストの家はアキュラホームの方がやや実績が多いのかな?といった印象です。

保証

アキュラホームもアイ工務店もどちらも初期保証が20年です。最大保証期間はアキュラホームが35年、アイ工務店は30年となっています。

ただしアキュラホームは20年目・25年目・30年目に有償メンテナンスを実施する事で最大35年の保証が可能で、アイ工務店は20年目に有償メンテナンスの実施で30年まで保証延長が可能となっています。

まとめ

適正価格で人気のアキュラホームとアイ工務店の特徴などを比較してきましたが、比べられる事の多い2社だけあって類似点が多いのが正直なところです。

この項目では圧倒的にこちらの会社の方が優れている!という事も無いので判断が難しいところですが、個人的にこういう場合はこちらがおすすめというのを纏めておきます。

・耐震性にこだわる方はアキュラホーム。
アイ工務店であれば別途費用が必要な構造計算を行う事

・断熱性にこだわる方はアキュラホーム。
現行最高ランクに対応可能な商品あり

・気密性にこだわる方はアイ工務店。
全棟で気密測定を実施。0.5以下が基準。アキュラホームの場合は自分で気密測定を行う業者に依頼。

・設計自由度は互角

・価格を抑えたい方はアキュラホーム
価格を抑えやすい住宅商品の取り扱いもある為

・北海道・東北・甲信越・四国・九州エリアに建築希望の方はアイ工務店

以上となります。

現場の施工精度に関してはどちらも好評で、正直どちらを選択しても満足度の高い家づくりが行えます。

ただ、好みや条件は人それぞれなので自分がよりどちらのハウスメーカーが合うのかはじっくり時間をかけて比較・検討を行いましょう。

素敵なマイホームづくりを応援します。

アイ工務店のカタログ(ライフルホームズ)
※選ぶエリアやタイミングによっては候補にアイ工務店が出ない事もあります。

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。