コミコミ1000万円の家の注意点

2021-11-10

ここ最近『コミコミ1000万円の家』で検索をされている方が増えてきています。恐らく、以前に比べると建築資材・住宅設備のクオリティUPや建築技術の向上、徹底したコスト削減などのおかげでローコストでもある程度品質が保たれた住宅が建てられるようになり、ローコスト住宅の人気が高まっている事が要因だと思われます。

そんな『コミコミ1000万円の家』は安く建てられる事が最大のメリットですが、一般的な住宅よりも大幅に安く建てられるが故のデメリットや注意点もいくつか存在しています。

この記事では、コミコミ1000万円の家や1000万円台で建てられる家を紹介すると同時に事前に知っておきたいデメリットや注意点も併せてご紹介したいと思います。

家たてる

コミコミ1000万円の家かー。予算に余裕がある訳じゃないから僕もコミコミ1000万円くらいの家がどんな感じなのか知りたいな。

ナビ子

了解しました。それではコミコミ1000万円の家についてご説明していきますね♪

『コミコミ1000万円の家』の"コミコミ"とは?

コミコミ1000万円の家をご紹介する前に、まずは"コミコミ"の説明をしておきたいと思います。チラシやCM、ネットで"コミコミ価格で○○○万円"等、見かけると思いますが、このコミコミ価格とは一体どこまで含まれた価格の事なのかをはっきりと把握しておきましょう。

ちなみに注文住宅でかかる費用は大きく3つに分ける事が出来ます。『本体工事費(建物本体価格)』、『付帯工事費(別途工事費)』、『諸費用(その他費用)』この3つの合計額が注文住宅で家を建てる時にかかる総費用です。

この3つの費用の内訳は、一般的には本体工事費70~80%、付帯工事費15~20%、諸費用5~10%と言われています。

注文住宅でかかる費用詳細
本体工事費建物本体にかかる工事費用
(仮設工事、基礎工事、木工事、外壁、屋根、
タイル工事、左官工事、内装工事、電線や水道管の配線・配管、
住宅設備の設置工事など)
付帯工事費建物以外にかかる工事費用
(外構工事、地盤調査費用、地盤改良工事、屋外電気工事、
屋外給排水工事、ガス配管工事、照明やカーテン、
エアコンなどの取付工事など)
諸費用各種税金や手数料、引っ越し費用や家具の購入費用など
(登記手数料、諸官庁手数料、住宅ローン保証料、印紙税、
登録免許税、固定資産税、火災保険、都市計画税、
不動産取得税、家具購入費、式祭典費用など)

コミコミ価格には何が含まれているの?

コミコミ価格には本体工事費用+付帯工事費用と諸費用の一部が含まれている事が多いですが、具体的に何の工事費までが含まれているのかは会社によって異なります。

その為、コミコミ価格にどこまで含まれているのかは会社毎に確認をする必要があります。

例1.「タマホーム シフクノいえ プレミアム」のコミコミ価格の場合

タマホームシフクノいえプレミアムはコミコミ価格と銘打って販売されています。シフクノいえプレミアムのコミコミ価格に含まれている費用は下記の通りです。

・建物本体価格
・屋外給排水工事費用
・仮設費用
・下水道接続工事費用
・屋外電気配線工事費用
・地盤調査費用
・工事監理費用
・雨水排水工事費用
・住宅瑕疵安保責任保険加入料
・諸検査費用
・基本図面作成料
・オプション工事費用
・屋外立水栓工事費用
・設計料

例2.秀光ビルドのコミコミ価格の場合

秀光ビルドは全商品コミコミ価格となっています。コミコミ価格に含まれている費用は下記の通りです。

・建物本体価格
・水廻り設備
(IHクッキングヒーター、システムバス、温水洗浄便座、間口750タイプ洗面化粧台、エコキュート(370L))
・仮設工事
・標準10年間保証
・全10回検査+WEB見える化
・屋内給水排水+外部給排水(7mまで)
・確認申請・図面作成
・地盤調査・地盤保証(改良工事は別途)
・緊急駆け付けサービス
・定期点検サービスの実施
・最長40年住宅設備の保証サービス

例3.飯田のいい家(飯田産業)のコミコミ価格の場合

飯田のいい家は全商品コミコミ価格となっています。コミコミ価格に含まれている費用は下記の通りです。

・建物本体価格
・建築確認申請取得費用
・住宅性能評価申請取得費用(設計・建設)
・瑕疵保険加入費用
・仮設工事費用
・現場管理費用
・屋内外給排水工事費用
・電気工事
・ガス工事
・建物造作工事
・地盤調査費用(改良工事は別途)
・諸経費

コミコミ価格=総費用の事ではない

コミコミ価格は注文住宅でかかる総費用の事ではありません。あくまで本体工事費用に1部の付帯工事費用と、1部の諸費用が含まれた価格の事です。コミコミ価格に含まれる費用も会社毎に異なります。

つまり『コミコミ1000万円の家』でも、総費用は約1,300万円~1,400万円程度はかかります。(土地代は含まない)

その他の注意点として、例えばコミコミ価格に含まれている瑕疵保険加入費用。この保険加入費用はだいたいのハウスメーカーでも住宅価格や工事代金に予め含まれています。また住宅設備も標準の物を採用すれば追加費用はかかりません。

図面作成料や設計料なども同様である事が多く、予め本体価格等に含まれています。なのでコミコミ価格と言っても安くてお得という訳ではなく、コミコミ価格を謳っていないハウスメーカーとそこまで大きな差はありません。

コミコミ価格で販売をしている商品の購入をお考えの時は、コミコミ価格=総費用の事ではない。という事を把握しておいて、では総費用はいくらかかるのかを事前に調べておく必要があります。

コミコミ1000万円台の家

上記で説明をした通りコミコミ価格とは総費用の事ではありません。さらにコミコミにどこまでの費用を含むのかも会社によって異なります。多いのは付帯工事費用の1部を追加してコミコミ価格としているところです。

つまり本体価格が1000万円程度であれば付帯工事費の1部を足しても実質コミコミ1000万円台の家となりますので、当記事ではそうした住宅も含めコミコミ1000万円台の家としてご紹介をしていきます。

コミコミ1000万円台の家

◦タマホーム『シフクノいえ プレミアム』
◦アイフルホーム『i-Prime7』
◦アイダ設計『スイートハウスプラス』
◦ライフレーベル『ZERO-CUBE+FUN』
◦木下工務店のコンセプト住宅
◦秀光ビルド『UL-J』
◦いちとえ本舗『イエテラス シリーズ』
◦アーネストワン『クレイドルパレット780』
◦三菱地所ホーム『スマートオーダー フィット』

タマホーム『シフクノいえ プレミアム』

タマホームのシフクノいえ プレミアム
参照:タマホームHP

タマホームの『シフクノいえ プレミアム』は耐震等級・最高等級3に対応しており平屋建ては販売価格1,087万円(税込)から、2階建ては販売価格1,149万円(税込)からコミコミ価格での販売となっています。

シフクノいえ プレミアムの主な特徴は耐震等級3の高耐震性と高品質な住宅設備が標準設備として採用されている点です。

タマホームでは『シフクノいえ プレミアム』をよりシンプルにした『シフクノいえ』という商品も販売を行っています。こちらの販売価格はコミコミ価格900万円台~となっておりプレミアムより少しだけお安くなっています。

ただこちらの商品は常時販売が行われている商品ではなく期間限定・棟数限定で不定期で販売されています。シフクノいえが気になる方は定期的にタマホームのHPをチェックしてみましょう。

アイフルホーム『i-Prime7』

アイフルホームのアイプライム7
参照:アイフルホームHP

アイフルホームの『i-Prime7』はネット限定の住宅商品となっています。ネット限定にする事で人件費の削減や、完全規格化により本体価格1,000万円前後で建てられます。

アイプライム7の主な特徴は、スタイリッシュでモダンな外観。ライフスタイルに合わせて選べる豊富なプラン、家の中の事故を未然に防ぐ「キッズセーフティ」が施された家、長く住まうための耐久性・耐震性能も優れています。

ネット限定商品なのでご自身で外観・プラン・仕様や色を選択し住宅を建てるという仕組みです。営業スタッフ等がいないのでセールスなどはなく自分のペースで家づくりが出来ます。

アイダ設計『スイートハウスプラス』

アイダ設計のスイートハウスプラス
参照:アイダ設計HP

アイダ設計の『スイートハウスプラス』は家の中で安心して生活するためにウイルス対策に配慮したこれからの安心・安全・快適がつまった新スタイル住宅となっており本体価格は1,155万円(税込み)~です。

スイートハウスプラスの主な特徴は、機能性やデザイン性にも優れたシステムキッチン、システムバスの採用。高い防犯性と便利な機能を両立した玄関電子錠-カードキー-や宅配ボックスの設置、玄関からすぐの場所に設けた洗面台などが標準仕様となっています。

アイダ設計ではスイートハウスプラス以外にも「セーフティハウス プラス」や「オープンテラスのある平屋 プラス」、「エコハウス プラス」など近しい価格帯でのコンセプト住宅も取り扱っています。

ライフレーベル『ZERO-CUBE+FUN』

ライフレーベル ZERO-CUBE+FUN
参照:ライフレーベルHP

ZERO-CUBE+FUN(ゼロキューブプラスファン)は株式会社ベツダイの規格住宅ブラン「ライフレーベル」で取り扱っている商品です。全国約130店舗のFC加盟店で建てる事が出来ます。

ベースとなる凹凸ゼロのキューブ型の建物に+ライフスタイルに合わせて必要なものを足していくスタイルがZERO-CUBE+FUNの特徴です。ベースとなる本体の価格は1100万円(税込)です。

+FUNの部分となる、追加で選べるオプションには1部屋追加する+BOXやバルコニーを追加する+SKY BALCONY、他にも+GARAGEや+INNER GARAGE、中2階を設ける+STORAGEなど、多数用意されておりそれぞれで価格が決まっています。

+BOXの場合であれば220万円(税込)となっていますのでZERO-CUBE+BOXであれば本体価格は1,320万円(税込)となります。

ちなみにゼロキューブの住宅性能や設備等の標準仕様は加盟店毎に若干の違いがあるので詳細な仕様については担当地域の加盟店に確認をするのが良いでしょう。

木下工務店のコンセプト住宅

木下工務店のコンセプト住宅
参照:木下工務店HP

『はじめてでも、満足できる家づくり』をコンセプトにした木下工務店のコンセプト住宅は本体価格1,516.9万円(税込み)から建てる事が出来ます。

木下工務店のコンセプト住宅の特徴は構造:2×4、基礎:強化スラブ一体型基礎と耐震性に強く、断熱材は高性能グラスウール、サッシはアルミ+樹脂で高断熱複層ガラス。玄関ドアは断熱玄関ドアと断熱性も優れています。

選べるスタイルはボタニカル、カフェ、シャビー、インダストリアルの4種類。間取りプランは136通りもありライフスタイルに合った間取りが見つかる事でしょう。オプションで太陽光発電の取り付けも可能です。

秀光ビルド『UL-J』

秀光ビルドのUL-J
参照:秀光ビルドHP

秀光ビルドの『UL-J』は自由設計でコスパに優れた家づくりがコミコミ価格1,058万円(税込み)~となっています。秀光ビルドは全商品がコミコミ価格で表示されています。

UL-Jの主な特徴は平屋や2階建て、屋上バルコニー、吹き抜けやパントリー、スキップフロアや広々としたLDKなど思い描く理想のプランを自由設計で実現できます。

設備も充実しており、親水コーティングできれいが続く汚れにくい外壁や耐久性と高級感を兼ね備えた防災瓦、気密・断熱性を確保し易い発泡ウレタン吹付断熱材などが採用されています。

秀光ビルドにはUL-Jよりも更に安い(コミコミ価格993万円~)規格住宅『SL-J』という商品も用意されています。

いちとえ本舗『イエテラス シリーズ』

いちとえ本舗のイエテラス シリーズ
参照:いちとえ本舗HP

いちとえ本舗『イエテラス シリーズ』は二階建ての家、平屋、大容量太陽光発電の家の3タイプが用意されており、二階建て25坪で1,098万円(税込み)から建てる事が可能で、1番安い価格だと平屋の15坪878万円(税込み)も用意されています。

イエテラス シリーズの主な特徴は、ZEH住宅が標準仕様だという事です。ちなみにZEH住宅とは太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。

標準でZEH基準を満たした住宅という事なので住宅性能が優れています。プランも非常に多く用意されており間取り115プラン×屋根2タイプ×外観4テイスト×外壁23カラー×室内配色8パターンで合計16万通りの豊富な選択肢の中から選べるので自分好みのマイホームが建てられます。

アーネストワン『クレイドルパレット780』

アーネストワンのクレイドルパレット780
参照:アーネストワンHP

飯田グループホールディングスのアーネストワンの規格プランのパッケージ商品である『クレイドルパレット780』は本体価格858万円(税込み)となっています。

クレイドルパレット780の主な特徴は家族のライフステージごとに住まいを進化させる可変型間取り設計です。2階を間仕切り無しの大空間にする事であらゆる状況に応じ住空間をアレンジする事が可能となっています。

また地震の揺れに耐える耐震性能と揺れを抑えて住宅へのダメージを軽減する制震性能、ふたつの備えで地震に強い家を実現しています。

三菱地所ホーム『スマートオーダー フィット』

三菱地所ホームのスマートオーダー フィット
参照:三菱地所ホームHP

三菱地所ホームの『スマートオーダー フィット』は企画設計注文住宅「SMART ORDER」に「エアロテックFit」を搭載したフレーム定額制商品で、本体価格1,694万円~となっています。

スマートオーダー フィットの主な特徴は三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテックFit」が標準搭載されている事です。家中どこでも快適温度&きれいな空気で心地よく暮らせます。

また39種類のベーシックフレームの中から最適なフレームを選び、お客様自身で間取りを作成していくのですが同じフレームならどんな間取りにしても料金が変わらないので、価格を気にせず自分らしくクリエイティブに住まいづくりを楽しめます。


これらのハウスメーカーはHP上に分かりやすく価格が表示されていたのでご紹介しましたが、付帯工事費用の1部を足してコミコミ価格にしても1,000万円台で収まる家は他のハウスメーカーでも建てる事は可能です。

例えば下記のようなローコスト住宅を得意とするハウスメーカーが該当します。

◦アエラホーム
◦アキュラホーム
◦クレバリーホーム
◦サイエンスホーム
◦ヤマト住建
◦ユニバーサルホーム
◦レオハウス
◦桧家住宅
◦富士住建 など

その他にも、地域密着型の工務店も含めると該当する住宅メーカーは更に増えます。コミコミ1000万円台で家を建ててくれる住宅メーカーは割とあるので、その中でも自分に最適な住宅メーカーがどこかを見つけましょう。

出来るだけ価格を抑えつつ良い家を建てるコツは?

予算からかけ離れた建物価格を中心に取り扱うハウスメーカーを見ても正直あまり意味がありません。もし予算が1,000万円台であれば1,000万円台の価格帯を得意とするハウスメーカー同士で比較をしましょう。

価格帯が近くても住宅性能や設備、デザイン等は会社毎に異なります。その中でも1番高性能・高品質そして自分好みのデザインの家を探す為には住宅カタログで比較をする必要があります。

住宅カタログで4~5社程度まで候補を絞ったら、次は相見積もりを行うようにして下さい。

注文住宅には「定価」という概念がありません。その為、複数社で見積もりを行う事で始めて適正価格が見えてきます。近しい価格帯同士のハウスメーカーはライバル関係にあるので、ライバル社の見積書は値下げ交渉の際の切り札としても使用する事が出来ます。

後々になり「あっちの会社の方が数百万円安かった…」と後悔しない為にも予算に合うハウスメーカー複数社のカタログを取り寄せ比較・検討そして相見積もりを取るようにしましょう。

\カタログを見る事だけで具体的なイメージが湧いてきます/

ナビ子

続きまして、コミコミ1000万円の家=ローコスト住宅の注意点やデメリットなどをご紹介していきます。

コミコミ1000万円の家の注意点と対策

日々進化している施工技術や資材・設備のグレードUPなどでローコストでも品質の保たれた家が建てられるようになってきていますが、それでも一般的な住宅と比べると1,000万円台はかなり安い価格帯となります。

では一般的な住宅と比べて1000万円台の家にはどのような注意点やデメリットがあるのかチェックすると共に、その対策もご紹介していきたいと思います。

コミコミ1000万円台の家の主な注意点/デメリット

1.家の形状や外観デザイン、間取りがシンプルである事が多い
2.設計自由度が低い可能性が高い
3.住宅設備や外装・内装のグレードが低い事が多い
4.メンテナンスコストが高くなる可能性
5.住宅性能が低い可能性
6.保証・アフターサービスが見劣りする

1.家の形状や外観デザイン、間取りがシンプルである事が多い

家の形状は凹凸が多く複雑であれば壁や柱が多くなるので費用が高くなります。その為、ローコスト住宅の場合は凹凸がなくシンプルなボックスタイプのデザインの外観である事が多いです。

屋根の形もシンプルな片流れ屋根か陸屋根である事が多いです。2階建ての場合は、1階と2階がほぼ同じ面積・つくりをした総2階建てである事が多いです。

間取りに関しても部屋数が増えるとそれだけ壁やドアが必要になり費用がかかるので、仕切りの少ないオープンな間取りである事が多くなります。

2.設計自由度が低い可能性が高い

1つ目の注意点と通じている部分ですが、ローコスト住宅は仕様を統一する事で一括大量仕入れや施工効率アップなどでローコストを実現させています。その為、多くのローコスト住宅は規格住宅である事が多いです。

予め住宅会社が用意してあるプランの中から、デザインや間取り、設備などを選んで決めていくパターンです。用意された仕様からはみ出た事を希望すると一気に価格が上がる可能性が高いです。

その為設計自由度が低くなり、こだわりのある間取りや個性的なデザインでマイホームを建てたい方には注意が必要です。

1.2の対策

ローコスト住宅は規格住宅である事が多いです。その為、決められたプランの中から選んでいくので形状やデザイン、間取り等が制限されてしまいます。

ただ用意されているプランの種類や数は住宅会社により異なります。中にはこだわった外観や間取りでも建てられる規格住宅もあれば、組み合わせ数が数十万通りになるほどパターン数を用意している会社もあります。

設計の幅が広がる自由設計で建てられるローコスト住宅も中にはあります。

設計の自由度に関して懸念されている方は、非常に豊富なプラン数を用意している会社か、自由設計も可能な会社を選ぶと良いでしょう。

規格住宅のメリット

外観デザインや間取り等を予め決められたプランの中から選択していく規格住宅ですが何も悪い事ばかりではありません。予め用意されているデザインや間取りは今までのノウハウを集めて作成された、人気の高いデザインや流行りに廃りに流されない定番デザイン、生活動線や家事動線が考えられた満足度の高い間取りなど、多くの方から太鼓判が得られた実績のあるプラン達なのです。

用意されている間取りプランであればゼロから間取りを作り上げるよりも失敗は少なく、満足度も高くなりやすいです。また、優柔不断な施主さんであれば家の仕様が決まるまでに1年近く時間を費やす方もいますが、規格住宅であれば用意された中から選ぶだけなので時間がかかりません。

規格住宅であれば、家づくりの知識にあまり自信がなくても簡単に良い間取りで家を建てる事が可能です。

3.住宅設備や外装・内装のグレードが低い事が多い

標準仕様の住宅設備が各設備メーカーの中でも安い価格帯のアイテムが採用されている事が多いです。最新の設備に比べると機能面や利便性で劣ります。最新機器の設備を使いたいと思っている方は注意が必要です。

また外装・内装に使われている外壁材や床材・クロスなども価格帯の安いアイテムが用意されています。オプションでグレードを上げる事も可能ですが、費用が高くなりローコストの魅力は薄れてしまうので注意が必要です。

4.メンテナンスコストが高くなる可能性

3に通ずる部分ですが、設備や外装・内装で使われているアイテムのグレードが低いと耐久性が低く故障やメンテナンス頻度が高くなってしまいます。その結果、住んでからの維持費が高くなる傾向にあります。

3.4の対策

3.4の注意点に関してもローコスト住宅が絶対にそうという訳ではありません。当然、標準の仕様は会社毎にことなります。中には標準でも質の高い設備を用意している会社もあります。

例えばアイフルホームを運営しているLIXIL住宅研究所は株式会社LIXILのグループ会社です。リクシル製品は質も良く、自社製品なのでアイフルホームだと安く採用する事が可能です。

メンテナンスコストに関しては、建てる時にかかるお金だけではなく維持費も含めた生涯でかかるであろうお金も考慮して比較・検討をする必要があります。

メンテナンスコストは大きく分けると外壁や屋根、白蟻駆除など構造躯体に関わる修繕費とキッチンやお風呂、トイレなど住宅設備に関わる修繕費に分けられます。

それぞれ、どの程度の耐久年数なのかを確認しメンテナンスの際には幾ら位かかるのかも事前に把握しておきましょう。

5.住宅性能が低い可能性

住宅性能(耐震性・耐火性・耐久性・遮音性・断熱性・気密性)が低い可能性があります。ただし建築基準法に則って設計・建築を行いますので当然、適正基準は満たしており決して住む事が危険という訳ではありません。

あくまで一般住宅と比べると見劣りする可能性が高いという事です。

6.保証・アフターサービスが見劣りする

大手のHMでは60年長期保証などが一般的ですがローコスト住宅ではそこまで長期の保証がついているメーカーは少ないです。保証・アフターサービス面では大手HMと比べると対応力で見劣りしてしまいます。

5.6の対策

ローコスト住宅が一律で住宅性能が低いわけではありません。当然、会社毎に性能は異なります。地震の多い日本では耐震性能を気にされるお客様が多いので、ローコスト住宅でも最近は耐震最高等級の3相当で家を建てる会社も多くあります。

断熱性能に関しても断熱材自体の性能が昔に比べると良くなっているので、ローコスト住宅でも大手HMと変わらない断熱性能を誇る会社もあります。

気密性能に関しては大手だからローコストだからと言うよりも、建物の構造や断熱工法の差、また施工技術の差によるので今まで建ててきた家の平均C値などを営業に確認すると良いでしょう。(C値とは気密性能をはかる指標。)

ちなみに気密性能はシンプルなつくりの家の方が確保しやすいので大手HMで建てた奇抜なデザインの家よりも、ローコストメーカーで建てたシンプルな形状の家の方が良い数値である事も多いです。

保証・アフターサービスに関しても会社毎に制度は異なります。ただし瑕疵保証は引き渡しから10年間は住宅会社に保証責任が義務付けられているのでどこの会社であっても、引き渡し後10年間は瑕疵保証がついています。

その為、10年目以降の保証内容がどのようになっているのかを確認しましょう。ちなみに瑕疵保証で保証責任がある箇所は構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分です。シロアリや住宅設備などは瑕疵保証責任の対象外なので、そうした対象外となる部分の保証がどうなっているのかも要確認です。

アフターサービス・定期点検の頻度や内容も会社毎に事なりますので、契約前に詳細まで確認をしておきましょう。

住宅性能(UA値やC値)や住宅設備、デザイン、間取り、保証制度などは必ずカタログスペックで比較を!

耐震性や気密・断熱性などの住宅性能。キッチンや浴室、洗面所、トイレ等の住宅設備の見た目やグレード。外観・内装のデザインセンス。ライフスタイル事に用意されているお勧め間取りのパターン。保証制度などは必ず各社のカタログで比較をしましょう。

各社のHPを見ても分かりずらかったり欲しい情報が載っていなかったりもします。特にUA値、C値はHPに書いていない事が多いです。その点、住宅カタログにはハウスメーカーを選ぶ為に必要な情報がバッチリ載っています。

どういった見た目の家になるのか、外観や内装のデザイン。またキッチンや浴室、洗面所などのデザインや見た目も実際の画像を見ないとイメージがしにくいと思いますが、カタログだと画像付きで載っていますので具体的に家を建てた後の生活を送るイメージも沸いてきます。

その為、ハウスメーカーを選ぶ時には必ず複数社から最新カタログを取り寄せカタログに載ってある情報で比較検討をするようにしましょう。

\カタログを見る事だけで具体的なイメージが湧いてきます/

まとめ

コミコミ1000万円の注意点として、まずはどこまでがコミコミ価格に含まれているのかは会社毎に違う事、そしてコミコミ価格=総額ではない事、またコミコミ1000万円の家、所謂ローコスト住宅の注意点やデメリットなどもご紹介してきましたが如何だったでしょうか。

価格を抑えても品質の保たれたコスパの良い家が建てられるとあってローコスト住宅は人気を集めていますが、同じローコスト住宅でも建てる会社が変われば当然完成する家の出来は大きく変わります。

満足できる家になるのか、それとも不満や後悔だらけの家づくりになるのかは最初の住宅メーカー選びにかかっていると言っても過言ではないので、住宅メーカーを決める時には焦らずに決められるように時間的な余裕を持って、必ず複数社を候補にあげ比較・検討を繰り返しおこないましょう。

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この記事を書いた人
管理人
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元ハウスメーカー勤務の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作りました。初回訪問の方は下記記事を見る事をおすすめします。

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