ローコスト住宅の建築ブログまとめ

ローコストにこだわってお家を建てられた10人の施主さんによる建築ブログを集めてみました。
ローコスト住宅を建てる上で気を付けておきたいポイントや失敗に繋がりやすい事、ローコストでありながら満足度の高い家にする為にした事。etc…
注文住宅を出来るだけローコストで建てたい!と思っている施主さんにピッタリのブログになっています。
ローコスト住宅の建築ブログ
①.ローコストで夏涼しく冬暖かい家づくり

地元のローコスト住宅メーカーでC値は0.9、UA値は0.6のお家を建てられています。
初めの内は後悔、後悔、そして後悔の嵐。施主さんがどういった箇所たどういった事に後悔をされたのかもブログに詳細が書かれています。
最初のうちは後悔ばかりのお家だったのですが、DIYや過ごしやすくする為の工夫を繰り返し行い今ではホッとできる家になったようです。
ローコストでも夏は涼しく、冬は暖かい家を建てるコツなんかもブログには書かれています。
②.33坪の新築ローコスト注文住宅〜2020年マイホーム新築体験記〜

2020年春に首都圏に33坪の戸建てを新築した施主さんのブログです。家づくりの記録や今の生活について書かれています。
ブログ内には間取りを公開しており、子育て世代にはどのような間取りが最強なのか等も解説されています。
施主さんはペット(犬)を飼われているのですが、ワンちゃん用のペットスペースを作ったり、ペットドアを採用したりしています。
それぞれのメリットや注意しておきたいポイントなども書かれているのでペットと一緒に暮らす方にはとても参考になるブログです。
ローコスト住宅のトラブル・失敗談も大変参考になる記事です。
③.奇跡のマイホーム建築記録

W断熱と自然素材にこだわるアコルデで神奈川県茅ヶ崎にローコスト住宅を建てた施主さんがブログ主です。
初めは建売も検討されており、見学等にも出かけていましたが比較・検討を行い注文住宅に決めています。その辺りの事もブログで読む事が出来ます。
神奈川県の注文住宅メーカー「アコルデ」と出会い、家づくりがスタートします。
ブログには本体工事費用や別途工事費用、諸費用の内訳やそれぞれどの位費用がかかるのかも開示されており資金計画の参考になります。
家が出来て行く過程も詳細に記録されており完工までの流れも追う事が出来ます。
その他、家づくりに関する様々な情報が詳細に分かりやすく書かれておりとても読みごたえのあるブログとなっています。
④.高気密・高断熱・長持ち・ローコストな家の施主ブログwith泉北ホーム

近畿地方で人気の高い泉北ホームでローコストでありながら高気密・高断熱住宅を建てる事をテーマにかかげた施主さんによるブログです。
完成した家はC値0.29,UA値0.39。2×6工法、全館空調システムも搭載で長期優良住宅、ZEH認定も受けられているようです。
ブログ主さんは、夏は涼しく冬は暖かく、光熱費は安く、メンテナンスが少なくコスパの高い家づくりを目指し、その通りの家が完成していますのでローコスト住宅を検討されている方にとって色々と参考にさせて貰える箇所があります。
ブログでは土地と住宅メーカーを探す所からスタートしています。複数のハウスメーカーを巡り、最終的には泉北ホームと契約を結ぶのですが、住宅メーカー選びの過程も読む事が出来ます。
土地探しに関しても、決めて行く過程を分かりやすく詳細に書かれています。
完成後には施主さんが感じた後悔ポイントの説明や、1ヶ月にかかった光熱費なども記事にかかれています。
⑤.ローコスト住宅 札幌近郊で「ゆきだるまのお家」を建ててみた

地域密着型の工務店『藤城建設』でローコスト住宅のゆきだるまのお家を建てられた施主さんによる建築ブログです。
ブログ主さんは女性の方でシングルでお家を建てています。女性でシングル、そして注文住宅でローコスト住宅の体験記が少ないと感じたことよりブログを立ち上げたそうです。
ゆきだるまのお家の事が詳細に書かれているブログです。決め手となった理由、断熱性能がどの程度か間取りの自由度はどの程度か、実際にかかった費用は?etc..
ゆきだるまのお家を検討されている方必見のブログです。
⑥.ホテルライクで大空間の家を建てる(施工:アキュラホーム)

ホテルのような空間デザインを目指しアキュラホームで、趣味の鉄道模型・Nゲージも満喫できる大空間の部屋付きの新築一戸建てを建て替えた施主さんによるブログです。
建築地は大阪で敷地面積は30坪(100㎡)、延べ床面積は52坪(170㎡)程度の3階建ての二世帯住宅を約3,135万円で建てられています。
住宅メーカー探しからスタートしています。セキスイハイム、ヤマト住建、ヤマダホームズ、住友林業、パナソニックホームズ、一条工務店、ヘーベルハウス、タマホーム、レオハウス、積水ハウス、北ホームに話を聞きに訪問しています。
最終的にはアキュラホームと契約を結ばれていますが、ハウスメーカー12社を巡り思った事やお断りをした理由などもブログに書かれています。
ホテルのような空間を作る為に工夫をした事や知っておいた方が良い事なども纏められており、施主さんと同じようにホテルライクな暮らしに憧れのある方にとってとても参考になるブログです。
⑦.どっせいや!

関東の片田舎にZERO-CUBE+BOXを建てる施主さんのブログです。完成予定は2021年の春になっていますので、現在進行形で家づくりがおこなわれているブログです。(現在:2020年10月)
ZERO-CUBEとはライフレーベルブランドのフランチャイズ商品で規格住宅にあたります。フランチャイズ加盟店で建てる事が出来ます。
施主さんはフランチャイズ加盟店である工務店で働いています。つまり自社でお家を建てています。
必要な費用の内訳も書かれており本体価格は1200万円。付帯工事費用が600万円。諸費用が460万円。これに+消費税で総費用は約2500万円となっています。
普段家を建てる側の工務店の方が、自分の家を建てる側に回った体験記は貴重ですので、注文住宅を検討中の方全員におすすめのブログです。
どの記事も分かりやすく書かれており読みやすいですし、ブログ主は工務店勤務の方なので勉強にもなります。
⑧.タマホームでマイホームを建てた建築士が適当に家づくりの事を書くブログ

建築士でもある施主さんがタマホームでマイホームを建てた建築ブログです。
タマホームの見積もり価格やオプション費用、補助金の事や住宅ローンの事などお金に関する記事も纏められています。
またタマホームで家づくりをする際の流れやチェックポイント、地盤調査と地盤補強対策、タマホームの魅力etcが書かれています。
家づくりに関しても着工から完工まで細かく建築士目線での建築備忘録が綴られています。
タマホームに特化したブログになっていますので、タマホームを検討されている方は必見のブログです。
⑨.できるだけ高気密高断熱な家にするブログ

こちらのブログ主さんもタマホームで建てられています。ローコスト住宅メーカーのタマホームで、出来るだけ高気密・高断熱住宅を目指すブログです。
断熱にこだわり窓や床、壁・屋根の断熱材をグレートアップしています。その際にかかったオプション料金なども開示されています。
仕様もまとまり着工開始。工事の様子も画像付きでブログに書かれているので家が出来上がるまでの流れも見る事ができます。
完成後には住んでみて感じる事、思った事や不満点なども書かれておりこれから家づくりを開始する方に参考になるブログです。
⑩.ユカソの平屋暮らし

主に関東地方で人気のケイアイスター不動産で貯金ほぼ0から平屋を建てられた施主さんがブログ主です。
貯金ほぼ0円で苦戦をした住宅ローンの事や住宅メーカー選びで失敗をしない為に気を付けておきたい事、また実際にかかった諸々の金額なども公開されています。
地鎮祭はした方がいいのか?しなくても大丈夫なのか?とか新築引渡し当日〜担当者にお礼は必要?などちょっとした気になる事も記事に書かれています。
『家づくりの事はよく分からない』『貯金は少ないけどマイホームに住みたい』という方々の参考になるブログです。
予算からかけ離れた建物価格を中心に取り扱うハウスメーカーを見ても正直あまり意味がありません。もし予算が1,000万円台であれば1,000万円台の価格帯を得意とするハウスメーカー同士で比較をしましょう。
価格帯が近しくても住宅性能や設備、デザイン等は会社毎に異なります。その中でも1番高性能・高品質そして自分好みのデザインの家を探す為には住宅カタログで比較をする必要があります。
住宅カタログで4~5社程度まで候補を絞ったら、次は相見積もりを行うようにして下さい。
注文住宅には「定価」という概念がありません。その為、複数社で見積もりを行う事で始めて適正価格が見えてきます。近しい価格帯同士のハウスメーカーはライバル関係にあるので、他社の見積書は値下げ交渉の際の切り札としても使用する事が出来ます。
後々になり「あっちの会社の方が300万円も安かった…」と後悔しない為にも予算に合うハウスメーカー複数社のカタログを比較・そして相見積もりを取るようにしましょう。
ブログから見えてくるローコスト住宅の注意点。

ローコスト住宅を建てる上で知っておきたい注意点が何点かあります。建てた後になって後悔しないようにローコスト住宅のデメリットとなり得る事はきちんと把握し家づくりに役立てましょう。
設計の自由度は低い
ローコストで住宅を建てる場合、多くは規格住宅である事が多いです。
規格住宅とは間取りや外観デザイン、内装、住宅設備等が予め何パターンか決められており、施主はその決められたパターンの中から選ぶ形式の住宅の事です。
その為、フルオーダー住宅の完全自由設計と比べると設計自由度は低いです。外観や内装のデザイン、間取りなどに強いこだわりがある方には注意が必要です。
用意されているパターンの種類は住宅メーカーによって異なります。パターン数の多いメーカーであれば自分のライフスタイルにピッタリの間取りや好みのデザインも見つかると思います。
思わぬ追加費用が発生する恐れ
出来るだけ費用を抑えての家づくりを計画されている方の多くは、ローコスト住宅を得意としている住宅メーカーに依頼をされる事が多いです。
ローコスト住宅メーカーでは間取りや外・内装、設備等が規格化されています。資材も予め工場でカットし加工した材を現場へと搬入します。
家づくりに必要な素材を統一し大量発注で仕入れ費を下げ、事前加工で現場での工期削減等を行う事でローコストを実現されています。
その為、標準仕様から外れるオプションを多く採用した場合はコストが嵩みます。結果的に一般的な住宅メーカーとさほど変わらない金額になる恐れもあるので注意が必要です。
事前にどこまでが標準仕様なのか。そしてオプション仕様にする場合には幾ら金額が必要なのか。を確認しておきましょう。
住宅性能や設備が劣りがち
高性能住宅と比較をした場合、ローコスト住宅では住宅性能や住宅設備の型が劣りがちです。
その分、安く家を建てる事が出来るので仕方のない部分でもありますが最高級の住宅性能を求める方や新しいモノ好きの方には注意が必要です。
といってもローコスト住宅であっても当然、建築に関する法律は遵守した家が出来上がりますので安全でない家が建つという訳ではないので安心して下さい。
保証・アフターサービスが劣りがち
大手ハウスメーカーと比較をした時に、ローコスト住宅メーカーは保証・アフターサービスの内容が劣っている事が多いです。
建てた家に健康な状態で長く住む為には、建てた後の定期的なメンテナンスが重要になってきます。
保証やアフターサービスが悪いばかりに多額のメンテナンス費用が発生するリスクもありますので、契約をする前に必ず保証・アフターサービスの詳細な内容を確認しましょう。
ブログから学ぶ!ローコストにこだわり過ぎない方が良い所

ローコストにこだわり過ぎた結果、居心地の悪い家になったり、普段の生活をする上で不便な住居になってしまったりしてはせっかくのマイホームが台無しです。
そんな失敗を起こさないように、この章ではローコストに抑える事にこだわりすぎない方が良い所についてご紹介したいと思います。
耐震性や耐火性、耐久性などに関わる部分
基礎部分や構造部分は耐震性や耐火性、耐久性に大きく関わる部分なので無理なコストカットはあまりおすすめ出来ません。
万が一災害が起きた時に危険が及ぶ事になりますし、基礎や構造が弱ければ修繕費やメンテナンス費用が余計にかかる事にもなりかねません。
ランニングコストを考えた時にかえってコストが高くなる可能性もありますので耐震性や耐火性、耐久性などに関わる部分はローコストにこだわり過ぎない方が良いです。
気密・断熱性能
気密・断熱の低い家だと夏は暑く、冬は寒い家になります。こうした家は往々にして住宅への満足度は低くなってしまいます。単純に生活がし辛いですよね。
冷暖房の効きも悪いので、気密・断熱性能の良い家と比べると光熱費も高くなってしまいます。またカビの発生リスクも高まり家の劣化を早める原因になりかねます。
1番長い時間を過ごす場所
恐らく多くの方がリビングになると思いますが、家族が揃って長い時間を過ごす空間はあまりコストカットを追求し過ぎない方が良いです。
居る時間が長くなるので「ここはもっとお金をかけておけば良かったな…」と後悔に繋がりやすい箇所でもあります。1番長くいる空間の居心地が良ければおのずと住宅への満足度も上がります。
リビングのコストカットを図る前に、各部屋やトイレやバルコニー、玄関周りなどなど他にコストカット出来る箇所はあるはずです。
玄関ドア
玄関ドアは家の印象を決める時に重要な部分になります。ローコスト住宅の場合には家の形状は正方形や長方形の凹凸の無いシンプルなボックスタイプである事が多いです。
外壁もシンプルである事が多いですが、上質な玄関ドアを設けるだけで家全体の印象までも上質な雰囲気に見えてきます。
収納スペース
収納力も家の満足度に大きく関わってきます。収納スペースが不十分な家は満足度も低い傾向にあります。収納スペースが不十分だと部屋も散らかりがちになり見た目もスッキリしません。
逆に収納スペースが多過ぎる場合はどうなのか?
多ければ部屋は片付きますが収納スペースに無駄にコストを割く事になるので得策ではありません。
各家庭に適した量の収納スペースを設ける事が重要です。家全体の物量を把握して、具体的に何を何処にしまうのかを考えながら収納スペースを設けましょう。
小型のクローゼットを複数作るよりもウォークインクローゼットのような大型の収納スペースを1個設ける方がコストも安く済みますし、洗濯物を一か所に一気にしまう事が出来る等、利便性も上がるのでおすすめです。
人気のローコスト住宅メーカーを比較しよう!

ローコスト住宅を検討されている方は、ローコスト住宅の提供を得意とするローコスト住宅メーカーを比較しましょう。
施工技術の上達や資材の質の向上などによりローコスト住宅メーカーのレベルは以前に比べると格段に高くなっており、大手ハウスメーカーには真似出来ない価格帯で品質の安定した住宅の提供を行うので人気も年々高くなっています。
家を安く建てるノウハウと実績を兼ね揃えたローコスト住宅メーカーは、出来るだけ安くお家を建てたい。という施主さんにピッタリの住宅メーカーです。
■とにかく簡単!予算別や人気のテーマ別からも探せる
家づくりを検討し始めた方はこちらがおすすめです。とにかく簡単に好きなハウスメーカーの最新カタログを何社も無料で取り寄せる事が出来ます。
play_circle 何処よりも簡単に住宅カタログを集めるなら■オリジナル間取りプラン+資金計画プランも貰うなら
家づくりの希望や条件がある程度纏まっているならこちらがおすすめです。あなたの条件に合わせてオリジナル間取りプランや資金計画プランを作って貰えます。
play_circle 間取りプラン・資金計画プランも一緒に貰うならカタログ請求後の電話が心配という方は備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いておくだけで大丈夫です。
他にも家づくりで分からない事や聞きたい事などがあれば備考欄に書いておきましょう。
関連記事:家の資料請求したら起きる事と対処法
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません