タマホームのおしゃれで人気の外観・内装を施工例からチェック

2023-06-20

良コスパ住宅で人気のタマホームのかっこいい外観や内装などデザイン面に注目して、商品毎の外観デザインや内装デザイン、標準仕様で採用出来る外装材、内装材などをチェックしていきたいと思います。

参照：タマホームHP

タマホームのおしゃれで人気の外観

タマホームではライフスタイルに合わせて選べる商品をいくつか取り扱っていますので、まずはそれぞれ商品毎の外観を見ていきたいと思います。

大安心の家の外観

「大安心の家」はタマホームのベストセラー商品です。タマホームの看板とも言える商品で基準となります。

大安心の家は省エネ地域区分により呼び名が変わり、4地域では「大安心の家 愛」3地域では「大安心の家 暖」1･2地域では「大地の家」という商品が、他地域の大安心の家の立ち位置で販売されています。

「大安心の家」と「大安心の家 愛」、「大安心の家 暖」は外観デザインに大きな違いはなく、断熱に関わる性能が地域毎に異なります。

「大地の家」は後述する、大安心の家の仕様も兼ねているので外観デザインがやや異なる点も出てきます。

他の商品の外観などもご紹介しますが、外装材など詳細は大安心の家と比べてどういう仕様なのかという風にご紹介していきたいと思います。

大安心の家プレミアムの外観

「大安心の家プレミアム」は大安心の家をグレードUPさせた商品です。

大安心の家同様に省エネ地域区分により呼び名が変わります。4地域では「大安心の家プレミアム 愛」3地域では「大安心の家プレミアム 暖」1･2地域では「大地の家」が大安心の家プレミアムの仕様も兼ねた作りになっているので、用意されているのは「大地の家」だけです。

木麗な家の外観

大安心の家をベースにお求めやすい価格にしたのが「木麗な家」です。

こちらの商品も省エネ地域区分により呼び名が変わります。4地域では「木麗な家 愛」3地域では「木麗な家 暖」1･2地域では「木麗な家 大地」となります。

木望の家の外観

「木望の家」は、都市部の狭小地向きの商品で3建て住宅です。二世帯住宅や店舗併用の住まいにも向いています。

標準地の5･6･7地域でしか取り扱いのない商品です。

GALLERIART（ガレリアート）の外観

大安心の家などでも平屋を建てる事は出来ますが、こちらの商品は平屋専用で作られており、標準仕様でインナーガレージが付いています。

こちらの商品も省エネ地域区分により呼び名が変わります。4地域では「ガレリアート 愛」3地域では「ガレリアート 暖」1･2地域では「ガレリアート 大地」となります。

グリーンエコの家の外観

「グリーンエコの家」は、都市部の狭い敷地でも緑とふれあうことが出来るように開放的な屋上庭園が標準仕様で付いている住宅です。

標準地の5･6･7地域でしか取り扱いのない商品です。

和美彩の外観

「和美彩」は、構造躯体およびフロア・階段・リビングの天井にも国産ひのき無垢材を採用しており、国産木材使用率100%の住宅です。

“和"のスタイルが好みの方によく選ばれています。こちらの商品も標準地の5･6･7地域でしか取り扱いありません。

◦商品毎の外観と主な特徴

「大安心の家」 タマホームのベストセラー商品	「大安心の家プレミアム」 大安心の家のグレードUP商品
「木麗な家」 標準を見直し低価格を実現	「木望の家」 3階建て住宅
「ガレリアート」 インナーガレージ付き平屋	「グリーンエコの家」 開放的な屋上庭園
「和美彩」 洗練された和風デザイン

かっこいい外観を作るのにかかせない外装材など

ベースとなる「大安心の家」の屋根の形状や屋根材、外壁材など外観デザインに関わってくる外装材を確認していきたいと思います。

屋根の形状

大安心の家では標準仕様で「片流れ屋根」「緩勾配屋根」「切妻屋根」「寄棟屋根」など複数の屋根の形状に対応出来ます。

屋根の形状だけでも外観が与える印象は変わってきます。

シャープな印象やスッキリとしたシンプルな印象、重厚感を感じるデザインなど好みに合わせて決めていきましょう。

また積雪の多い地域では、無落雪タイプや落雪タイプといった屋根形状にも対応可能です。

屋根材

陶器瓦

ガルバニウム鋼板

コロニアル

大安心の家では標準仕様で「陶器瓦」「ガルバニウム鋼板」「コロニアル」から選ぶ事が出来ます。

陶器瓦は耐用年数が長くメンテナンスの手間が軽減出来ますが、重量があるので耐震性能面では不利となります。

ガルバニウム鋼板は軽量で耐震性能面では有利です。防水性も高いです。ただ、金属なので熱を吸収しやすい事や、雨音が響くなどのデメリットがあるので断熱・遮音対策が必要です。

コロニアルは軽量で色やデザインも豊富にあります。ただ陶器瓦に比べると高級感は無く、耐用年数も短めです。

外壁材

大安心の家では標準仕様で窯業系外壁材となります。ニチハの「フュージェ」、ケイミューの「光セラ」というシリーズの中から選ぶ事が出来ます。

窯業系外壁材はレンガ風、石造り風、塗り壁風、木調などデザインが豊富でカラーバリエーションも多いので好みに合う外観デザインを作りやすいです。

雨で壁に付いた汚れを洗い流すセルフクリーニング機能も付いていますのでキレイが長持ちします。

玄関ドア

大安心の家の標準仕様はYKK APの「ヴェナートD30」かLIXILの「ジエスタ2」から選ぶ事が出来ます。

片開きドア、親子ドアどちらも標準で選べますのでデザイン性を重視するなら親子ドアがおすすめです。

かっこいい外観に仕上げるポイント

外観を左右するポイントは主に以下の6つです。

◦家の形状

凹凸のないボックスタイプの形状はスッキリとしたシンプルな印象を与えますがローコストに見られがちです。

高級感を出したい時には総二階建てにはせずに深い軒を付けたり、ボックスタイプを組み合わせて前後の奥行きを出したりする事で重厚感も出て高そうに見えます。

◦色づかい

外壁の色使いでも与える印象は大きく変わります。

白やベージュといった淡い色を使った家は清潔感がありスッキリとした明るい印象を与えます。反対に黒やダークブラウンといった暗い色合いは高級感が出て落ち着いた印象を与えます。

かっこいいおしゃれな家では反対の色を差し色として使い、両方の色の良さを引き出す使い方がされています。

ファッションと同じようにアクセントとして差し色を上手に入れる事で一気にお洒落になります。

ちなみに白系の色は汚れや傷が目立ちやすい、黒系の色は日光からの熱を吸収しやすい等といったように色によってデメリットが異なる事も考慮してデザインを決めていきましょう。

◦外壁デザイン

外壁材のデザインでも外観の印象は大きく変わります。

タマホームで標準仕様の窯業系サイディングは豊富なデザインがあるので好みに合うデザインも見つけやすいと思います。

例えばモルタル外壁やレンガの外壁は高級感のある外観になるので、モルタル風やレンガ調のサイディング外壁にすれば同じように高そうな外観にする事も出来ます。

◦窓

窓の大きさや配置のバランスによっても外観の印象は変わります。

敢えて窓を配置する高さやサイズを変えるデザインもありますがかなりのセンスが問われるので、おすすめなのは無難に窓の高さやサイズを統一する事です。

統一感を持たせる事で全体のバランスが整ってみえます。

また、設置する窓の種類によっても印象は変わります。

採光だけが目的で開閉の必要が無い、例えば高所に付ける窓をFIX窓（はめ殺し窓）にするとかなりおしゃれな雰囲気が出ます。

◦玄関ドア

玄関ドアは比較的大きな設備なのでデザインや色によって外観の印象が変わります。

特にシンプルな形状の家の場合、玄関ドアに目がとまりますので玄関ドアを豪華にすると一気に見栄えが良くなったりします。

商品毎の外観の違いをチェック

タマホームの大安心の家と比べて主力商品2つ（大安心の家プレミアム、木麗な家）のどこが異なるのか見ていきたいと思います。

「大安心の家」と「大安心の家プレミアム」の違い

「大安心の家」と「大安心の家プレミアム」の外観に関する主な違いは以下の通りです。

◦軒とサッシの上部ライン、玄関下がり壁とサッシ上部ラインを揃える事が出来る。

大安心の家プレミアムの外観はタマホームの商品の中で1番洗練された重厚感＆高級感を感じられます。

その理由が高さの統一です。

無駄な線を省き、高さを統一する事で一つ上の外観デザインを作り上げています。

◦軒を1,000mmまで出す事が出来る。

深い軒のある家は、外観に陰影をつくり奥行きや立体感を生みだします。

おしゃれで重厚感のある外観に仕上がりますが、デザイン面以外でも夏は太陽の入射量を抑え、冬は日射の取得量を増やす機能面でも効率性の高い設計です。

◦高さ2,4m×幅2,78mのハイ＆ワイドサッシの採用が可能。

大安心の家プレミアムではハイ＆ワイドサッシの採用が可能となります。大開口窓のある家は外から見てもおしゃれに見えますが、部屋が広く感じられる、採光・通風・眺望に優れるなどのメリットもあります。

◦外壁材に「窯業系シーリングレスサイディング」または「塗り壁」を選択可能

継ぎ目部分に特殊な加工を施しシーリングレス化した外壁材の選択が可能です。継ぎ目が見えないので外観の美しさが一層際立ちます。

「窯業系シーリングレスサイディング」以外にも重厚感の出る「塗り壁」も採用可能です。

オプションにはなりますが、デザイン性能だけでなく耐久性、耐候性にも優れた「外壁タイル」も選択する事が出来ます。

「大安心の家」と「木麗な家」の違い

「大安心の家」と「木麗な家」の外観に関する違いは屋根材と外壁材のグレードが「木麗な家」が抑えられている点です。

大安心の家の屋根材には「陶器瓦」も選べますが、木麗な家では選ぶ事が出来ません。

外壁材はどちらも同じ窯業系外壁材ですが、選べるシリーズが大安心の家とは異なります。

その為、大安心の家と比べると重厚感・高級感にやや劣る外観になってしまいます。

タマホームで1番おしゃれでかっこいい外観は「大安心の家プレミアム」

見た目は好みの問題もあるので、あくまで管理人個人の意見ですが、外観デザインに1番力を入れているのは「大安心の家プレミアム」だと思います。

「タマホームで建てると外観がローコストっぽくなりそうで不安」という方は、大安心の家プレミアムであれば重厚感・上質感のある外観に出来るのでおすすめです。

タマホームのおしゃれな内装をチェック

外観に続き、次は内装のデザインおよび標準仕様で採用可能な設備や内装材もあわせてチェックしていきたいと思います。

内装デザインの一例

白をベースに木目調でまとめた「ナチュラルスタイル」や、ダーク系のカラーで統一した「モダンスタイル」、落ち着いた雰囲気の「クラシックスタイル」など居室ドア、壁紙、フローリングなど、お好みの素材や色を組み合わせて自由に作り上げていきます。

タマホームで契約したお客様にはタマリビングで働くスタッフが専属で付いてくれます。

好みの内装デザイン例などを画像・写真で共有すればこちらの好みを汲み取ってくれて専属スタッフがインテリアのトータルコーディネートを提案してくれます。

その為、センスに自信が無くてもプロがアドバイスをくれるので統一感のあるおしゃれな内装が作れます。

バリアフリー設計

トイレ手すり

階段手すり

玄関手すり

段差のない床

段差のない浴室出入口

浴槽手すり

デザイン面だけでなく、小さいお子さんから高齢者までみんなにとって暮らしやすいバリアフリー設計を基本としているので子育て世帯からシニア世帯まで幅広い方が安心して暮らせます。

クロス・壁紙

タマホームの標準仕様は「サンゲツ」「シンコール」「リリカラ」のクロス・壁紙から選ぶ事ができます。各部屋3色まで選べるので好みの内装デザインに仕上げられます。

床材・建具

タマホームの標準仕様は「EIDAI」「DAIKEN」どちらか一方を選ぶ形になります。選んだ方のメーカーで床材・建具を統一します。

どちらのメーカーも多くのデザイン・カラー・性能などシリーズによっても異なり多用な商品を抱えているのでカタログなどを取り寄せじっくり確認しておきましょう。

キッチン

キッチンはクリナップの「ステディア」、LIXILの「AS」、EIDAIの「ラフィーネ ネオ」、タカラスタンダードの「グランディア」から選ぶ事が出来ます。

レイアウトも好みに合わせて壁付けキッチン、対面式キッチン、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチンから選ぶ事が出来て、オリジナルのキッチン空間を実現出来ます。

浴室・バスルーム

浴室はLIXILの「リデア」、TOTOの「サザナ」、パナソニックの「オフローナ」、タカラスタンダードの「リラクシア」から選ぶ事が出来ます。

浴室のサイズは「1620」（浴室幅1.6m、奥行き2m）と「1818」（浴室幅1.8m、奥行き1.8m）の2サイズを揃えています。

足を伸ばせる余裕のあるサイズで寛ぐ事が出来、換気暖房乾燥機も付いているので雨天時や梅雨の時期でも洗濯物も安心です。

洗面台・トイレ

洗面台はLIXILの「MV」、TOTOの「Vシリーズ」、パナソニックの「C-Line」から選ぶ事が出来ます。

トイレは「TOTO」のタンクレストイレかタンク付きのどちらかを選ぶ事が出来ます。

平屋の場合には1台、2階建ての場合には2台までの設置が標準仕様になっています。2台設置の時はタンクレストイレ、タンク付きトイレ1台ずつになります。

おしゃれな内装に仕上げるポイント

内装の見栄えを左右するポイントは主に以下の4点です。

◦壁紙の色や柄

壁紙は部屋の中で大きな面積を占めるので、壁紙のデザインやカラーによって内装デザインは大きく変わります。

壁紙はデザインもカラーも豊富にあるので選択する時に迷うと思いますが、まずはベースとなる色を決めて、必要に応じてアクセントを入れていくと言うのがベーシックな考え方です。

ベースとなる色に白系などの薄い色を採用して、アクセント的に差し色を加える事でおしゃれな雰囲気が出ます。

壁紙を選ぶ時はフローリングとの色味とのバランスも考慮しましょう。

◦フローリングの色と素材

フローリングも選ぶ色や素材によって内装のデザインは大きく変わります。フローリングも壁紙同様に豊富な種類がありますが、大きく分けると白系・黒系・ナチュラル系となります。

白系は洋風な家に、黒系はモダンや和風な家に、ナチュラル系はどんなデザインの色にも合わせやすい特徴があります。

◦設備や建具など

キッチンやお風呂、トイレなど水回りの設備は毎日使うものなので傷や汚れが付きやすいです。その為、見た目のデザインだけでなく汚れが付きにくい素材か、掃除がしやすいか等、耐久性も大切です。

また建具のデザインや種類、枠の色をどうするか等によっても印象は変わります。

建具の枠の色を壁紙と同じにする事で目立たなくなりスッキリとした印象になります。モダンな家や洋風の家の場合には、敢えて枠を目立たせる色にする事でおしゃれに見せる場合もあります。

◦照明や家具等

照明の使い方が上手な家は得てしておしゃれな家である事が多いです。

光源を見えないところに配置したり、間接照明を設置して観葉植物を照らしたり、部屋の用途に応じて照明を変えたり、間接照明を使いこなす事でおしゃれな空間になります。

設置する家具、カーテンのデザイン等も大切です。

設置する家具は家全体の雰囲気に合わせましょう。和風、和モダンであれば和なデザインを、洋風であれば洋風なデザインで統一しましょう。

カーテンも大きな面積を占める部分なので、壁紙やフローリングとのバランスを考慮して統一感を持たせる事でおしゃれな内装になります。

まとめ

タマホームでかっこいい外観や内装のデザイン例を紹介すると共に、おしゃれな外観・内装にするポイントなどをご紹介してきました。

タマホームでは選べる外壁材・設備・内装材も複数ありますので自分の好みに合うデザインを作りやすいです。

ただ、1つ1つのデザインがおしゃれであっても全体で見た時に統一感がなければおしゃれな家には見えないので全体のバランスを意識しながら決めていくのが大切です。

また、好みの外観や内装のイメージを伝える時には口頭ではなく必ず写真や画像で伝えるようにしましょう。

営業さんやインテリアコーディネーターさんと打ち合わせ時に見せるとイメージの共有が捗りますので気に入ったデザインがあればチェックしておきましょう。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

この記事を書いた人

資格：宅地建物取引士（東京都宅地建物取引業協会認定）
経歴：不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。