ヤマダホームズは最悪!?失敗や後悔しない為にすべき事

2021-06-08

家電量販店最大手のヤマダ電機の100%子会社であるヤマダホームズ。家電量販店の子会社という他のハウスメーカーとはちょっと異なった特色をもつヤマダホームズですが『ヤマダホームズ 最悪』のKWでしばし検索がされています。

そこでヤマダホームズは本当に最悪のハウスメーカーなのかどうか気になったので、ヤマダホームズの価格帯(坪単価)や標準仕様の住宅性能や保証・アフターサービスの内容などをチェックして検証を行いたいと思います。

画像参照元:ヤマダホームズ公式HP

家たてる

ヤマダホームズは僕も気になっているハウスメーカーの1社だから分かりやすく解説お願いします!

ナビ子

はい、それではヤマダホームズの会社概要や住宅性能をチェックしていきたいと思います。

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ヤマダホームズは最悪!?会社概要や住宅性能をチェック!

ヤマダホームズが本当に最悪のハウスメーカーなのかを検証する為に、会社概要や住宅性能などを確認していきたいと思います。

ヤマダホームズの歴史

ヤマダホームズは元々エス・バイ・エル(S×L)株式会社という社名だったのですが2013年6月にヤマダ・エスバイエルホームに変更、その後2018年にヤマダ電機の完全子会社になり同年10月、同じくヤマダ電機の完全子会社であったヤマダ・ウッドハウス、ならびにヤマダ・エスバイエルホームの子会社であったハウジングワークスおよびエス・バイ・エル住工を吸収合併した上で商号を株式会社ヤマダホームズへ変更しました。
更に2021年2月にはヤマダレオハウスとヤマダ不動産を吸収合併しています。

ヤマダホームズの会社概要

ヤマダホームズ
会社名株式会社ヤマダホームズ
本社所在地群馬県高崎市栄町1番1号
会社設立日1951年6月14日
資本金90億円(2021年2月現在)
従業員数単体:2,316 名
連結:2,456 名(2021年2月現在)
売上高492億円(2018年度)
対応可能工法ティンバーメタル工法/木造軸組工法/2×4/2×6
取り扱い商品小堀の住まい/SxLシグマ/Felidia/Felidia 2×6/Felidia 平屋/
スーパーフル装備住宅/NEXIS/Felidia 3rd/Felidia-el Limited/
ウッドセレクション
坪単価の目安50万円~90万円
施工実績1736棟(2018年度)
施工エリア北海道
東北地方(青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県)
関東地方(栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県)
中部地方(山梨県、長野県、新潟県、石川県、静岡県、愛知県、岐阜県)
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
中国・四国地方(岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、徳島県)
九州地方(福岡県、熊本県、宮崎県)

ヤマダホームズの価格(坪単価)

ヤマダホームズの取り扱い商品は価格帯別にハイクラス・プレミアム・ベーシックの3シリーズに分けられています。

商品名坪単価
小堀の住まい70万円~90万円
SxL シグマ70万円~90万円
Felidia70万円~90万円
Felidia 2×670万円~90万円
Felidia 平屋70万円~90万円
商品名坪単価
スーパーフル装備住宅50万円~70万円
NEXIS50万円~70万円
Felidia 3rd50万円~70万円
Felidia-él Limited50万円~70万円
商品名坪単価
ウッドセレクション40万円~60万円

※坪単価は条件により異なりますのであくまでご参考程度にお考え下さい。

ヤマダホームズ(Felidiaシリーズ)の住宅性能

ヤマダホームズの住宅性能

Felidiaシリーズは長期優良住宅が求める4つの住宅基準において最高等級を確保しています。長期優良住宅の申請をする事で長期優良住宅の認定を受ける事が可能です。

・耐震性:等級3
・省エネルギー性:等級4
・劣化対策:等級3
・維持管理・更新の容易性:等級3

耐震(工法):ティンバーメタル工法

ヤマダホームズのティンバーメタル工法

従来の木造在来工法で弱点とされていた柱と土台、柱と梁などの接合部分に対して構造金物を使用して、さらに外周へ耐力面材を貼り耐力を高めるのがティンバーメタル工法です。

ティンバーメタル工法を使用した場合、柱や梁の断面欠損を従来の木造在来工法に比べると大幅に減らす事ができるので各部の強度を高める事が出来ます。また金具が柱や梁の中にすっぽり収まるので仕上がりも綺麗です。

建材:こだわりの檜(ヒノキ)

ヤマダホームズのこだわりの檜(ヒノキ)

防虫効果や耐水効果、強度などで高い水準を誇るヒノキ集成材を柱・土台に標準仕様で採用しています。Felidiaでは4寸角の柱・土台を使用しており、建築基準法に定められた3.5寸角と比べ約1.3倍の断面積で強度がアップし、柱が太くなることで万が一の火災の時にも柱の内部まで火が到達するのを遅れさせ耐火性も向上します。

耐力面材:木造軸組パネル工法

ヤマダホームズの木造軸組パネル工法

従来の木造在来工法と2×4工法の壁パネルを組み合わせたような木造軸組パネル工法を採用しています。木造軸組パネル工法は壁面全体で地震力や風圧力を受け止めバランスよく力を分散する特徴があります。これにより優れた耐震・耐風性能が得られます。

また標準仕様で制震ダンパーが採用されています。制震ダンパーを取り付ける事で建物の揺れ幅を大幅に低減出来、揺れを抑える事で壁の損壊などを防止します。

床:剛床工法

ヤマダホームズの剛床工法

Felidiaの床は構造体と一体化した剛床工法を採用しています。剛床工法は水平方向に対する力が強く地震や台風によって歪みにくいという利点があります。

剛床工法には2階の音が1階に響きやすいというデメリットがありますが、ヤマダホームズでは2階の床にコンビボードと高性能グラスウールを使用し防音対策もきちんと行われています。

耐火性能

ヤマダホームズの耐火性能

各居室に結晶水が含まれた石膏ボードを使用する事で耐火性の向上と万が一の火災発生時に延焼防止効果を向上させています。外壁には火に強い不燃材料に認定されている外壁材を標準仕様で採用しています。

また断熱材に使われているグラスウールも不燃性のものを使用、火災報知器を標準装備と安全性も考えられています。

基礎:ベタ基礎

ヤマダホームズの基礎

建物の底板一面を鉄筋コンクリートで支えるベタ基礎を採用しています。鉄筋の間隔を200mmにして直径13mmの鉄筋を格子状に配筋します。細かく配筋することで鉄筋量を増やし、より強固な基礎づくりを実現しています。

また住宅基礎の外側を保護する工法により住宅基礎表面の微細なクラックの発生を軽減し、地面からの水の染み込みを抑制することで、長期的に美観を保つこと出来つつ耐久性の向上にも効果があります。

断熱性能

ヤマダホームズの断熱性能

ヤマダホームズでは断熱工法を「吹付断熱」か「高性能グラスウール断熱」か選ぶ事が出来ます。一般的に吹付断熱は施工がし易いので気密性・断熱性を確保しやすいと言われています。グラスウールはシロアリなどの害虫被害や火災に強いと言われています。

吹付断熱を選択した場合でも床は床合板の湿気を逃がす必要があるので透湿性を備えたグラスウール断熱材が使われます。

Felidiaの標準仕様の遮熱シートは赤外線反射率約85%という、高い遮熱性を有しています。ちなみにコンクリートの赤外線反射率は7%です。コンクリートと比べて約12倍の赤外線反射率があり、夏場は輻射熱を反射し室内を涼しく、冬は熱の放射を抑え室内を暖かく保ってくれます。

ヤマダホームズの窓の仕様

Felidiaの窓の仕様は標準で樹脂サッシ、Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り)が採用されています。高い断熱効果で冷暖房費を大幅に節約する事ができます。また結露の発生も大幅に低減出来ます。

換気システム:全熱交換型全館24時間換気システム

ヤマダホームズの全熱交換型全館24時間換気システム

Felidiaは「全熱交換型全館24時間換気システム」を標準装備しています。またプラズマクラスターも標準搭載されていますので新鮮な空気だけを取り入れる事ができアレルギー体質の方にも安心です。

また熱交換の機能によって室温に近づけた空気を取り込むので換気の影響で室温が変わる事が少なく、冷暖房のランニングコストを抑える事が出来ます。

ユニバーサルデザイン

ヤマダホームズのユニバーサルデザイン
Rコーナー
ヤマダホームズのユニバーサルデザイン
段差のない床

ヤマダホームズではお年寄りから小さなお子様まで、安心・安全なユニバーサルデザインを標準装備しています。壁のコーナーをR状に丸めたり、段差のない床や段差のない浴室出入り口、浴室や階段・玄関やトイレの手すりなどが標準で付けられます。

調湿天井材

天井材に調湿建材を使用。湿気のこもりやすい洗面室やトイレ・収納など室内の湿度を快適にコントロールしダニやカビの防止やウイルスの繁殖も抑える事が期待できます。

外装材

ヤマダホームズの屋根材

屋根材には防水性、耐久性、耐風性、耐候性に優れた陶器瓦やストレート屋根を用意しており好みに合わせて選択する事が可能です。

ヤマダホームズの外壁材

外壁材には付着した汚れを雨水で繰り返し落とせるセルフクリーニング機能を備えたレンガ風や石造り風、塗り壁風など豊富なバリエーションを用意しており好みに合わせて選択する事が可能です。

ヤマダホームズの総評

ヤマダホームズの歴史で記述した通り、今のヤマダホームズは圧倒的なデザイン力に定評のあったブランド「小堀」を有するヤマダ・エスバイエルホームと確かな技術力に定評のあったヤマダ・ウッドハウスと、価格と品質のバランスに優れコストパフォーマンスの高さに定評のあったヤマダレオハウスが合体しそれぞれの長所を活かした住宅メーカーとなっています。

取り扱う商品も価格帯別にハイクラス・プレミア・ベーシックと3つに分け高級住宅からローコスト住宅まで幅広く取り扱い、多くのお客さんのニーズに応えられるようになっています。

住宅性能を見てもハイクラス住宅では標準仕様で高い性能を誇り、ベーシックでも価格と品質のバランスの優れた性能となっています。住宅設備に関してはこの記事内で詳細な紹介は割愛していますがヤマダホームズは家電量販店最大手のヤマダ電機の子会社です。最新鋭の太陽光発電、蓄電池、家電、家具、製水器などを装備した災害に強い仕様なども取り揃えています。

保証期間や保証内容、アフターサポートの詳細に関しては後述しますが、保証期間は最長で60年。住宅設備10年間無料サポートなど手厚い保証システムが組まれています。

実績も全国に14万棟と豊富で、創業70年の安心感や全国に100展示場以上のネットワークを持つヤマダグループのスケールメリットでアフターフォローの対応も迅速です。

トータル的に見て、決して"最悪"という印象は全く無く吸収合併を繰り返し規模が大きくなるにつれ人気も比例して高まってきた理由が分かります。ヤマダホームズは家づくりを検討している多くの方におすすめが出来、比較検討候補の1つにあげるべきハウスメーカーであると言えます。

住宅性能(UA値やC値)や住宅設備、デザイン、間取り、保証制度などは必ずカタログスペックで比較を!

耐震性能や断熱性能の性能等級。キッチンや浴室、トイレ等の住宅設備のグレード。外観や内装のデザインセンス。得意な間取りやタイプ別のおすすめ間取り。保証制度などは必ず各社のカタログで比較をしましょう。

正直各社のHPを見ても分かりずらかったり欲しい情報が書いてなかったりもします。特にUA値、C値はHPに書いていない事が多いです。その点、住宅カタログにはハウスメーカーを選ぶ為に必要な情報がバッチリ載っています。

どういったキッチンになるのか、や浴室や洗面室の作り見た目。外観・内装のデザインなどは実際に画像を見ないとイメージがしにくいと思いますが、カタログだと画像付きで載っていますので具体的にその家で生活を送るイメージが沸きます。

その為、ハウスメーカーを選ぶ時には必ず複数社から最新カタログを取り寄せカタログに載ってある情報で比較検討をするようにしましょう。

\各社のカタログを眺めるだけでも楽しいですよ/

ヤマダホームズを選んで失敗・後悔と感じるTOP5

取り扱い商品を価格別に3タイプに分け、幅広いニーズに応えるヤマダホームズですが、残念ながらヤマダホームズを選んで失敗した。後悔した。と感じている施主さんは一定数います。ヤマダホームズのどういった事に対して不満を抱えている方が多いのかは下記の通りです。(当サイト調べ)

1位:営業担当に対しての不満
2位:施工に対しての不満
3位:保証・アフターサポートに対しての不満
4位:性能・設備に対しての不満
5位:金額に対しての不満

ヤマダホームズに集まる失敗談や後悔談の中で1番多いのが営業担当に対して不満を書いている口コミです。「折り返しの連絡を寄こさない」「イージーミスを連発する」「他HMと比べて提案力や知識量が乏しい」etc…対応をしてくれた営業に対しての不満が2位以下に比べて圧倒的に多いです。

ただ営業への不満の声が多いのは致し方の無い部分もあります。2位以下の不満はヤマダホームズと契約を結んだ方が感じやすい不満の内容で、営業に対する不満は契約を結ぶ前にも感じるのでそもそもの母数が異なります。その為、営業担当に対するマイナスの評判や口コミは多く集まりがちなのです。

失敗や後悔と感じるのはヤマダホームズに限った話ではない

「ヤマダホームズを選んで失敗した」「ヤマダホームズは最悪です…」「ヤマダホームズにお願いをして後悔しています。」etc…こうした失敗や後悔はヤマダホームズだけに限った話ではありません。

ヤマダホームズより更に大手のHMであっても「このハウスメーカーを選んで失敗した。」と後悔している口コミは多くあります。寄せられる口コミの内容もヤマダホームズに寄せられる口コミと似たような内容です。

どこのハウスメーカーであっても営業担当に対しての不満の声が1番大きく、後は施工や保証・アフターサポート、住宅性能・設備、金額に対する不満の声が多いです。おおかた不満を抱えやすいTOP5は同様で、それらが家づくりの失敗や後悔の原因になっています。


家たてる

ふむふむ。なるほど。ではどういった事に気を付ければ良いのか具体的に教えてー。

ナビ子

はい。では、よくある失敗や後悔への対策をご紹介していきますね。

よくある失敗や後悔への対策

家づくりにおいて失敗た後悔を感じやすいポイントは上記でご紹介をした1位~5位が大半となっています。ではそれぞれどのような点に気を付ければ不満や後悔をせずに済むのかをご紹介したいと思います。

5位の金額に関して

「金額がみるみる増えて最終的には予算額をかなりオーバーしてしまった」なんて事にならないように、初めに何が標準で何がオプション扱いなのか、オプションを採用した場合幾ら必要なのか、契約後で発生する費用は無いか?あるとしたらそれが何で幾ら位必要なのか?等、詳細まで確認をして見積もりを出して貰いましょう。

契約の後になって予期せぬ追加費用が発生する原因の多くは施主と営業担当との認識のズレや、コンセントの数・収納棚板の追加など細かい箇所の検討不足が原因で起こる事が多いです。

打ち合わせを重ね図面をチェックして細かい箇所の検討も含め施主とハウスメーカー側で認識を合わせる必要があります。契約をあの手、この手で急かしてくるハウスメーカーもありますが、検討を十分に重ねる前に契約をするような事は避けましょう。最終的に発生する費用を慎重にすり合わせて、詳細な内訳まで記載された見積書を出して貰うようにしておきましょう。

合い見積もりを行う

複数社から見積もりを出して貰う合い見積もりを必ず行いましょう。合い見積もりを行う理由は適正価格を知る為です。例えば1社からしか見積もりを出して貰っていない場合、そこに載ってある金額が適正価格なのか判断するのが難しいです。

同じ条件で複数社から見積もりを出して貰えば適正価格が見えてきます。更にライバル社の見積書は値引き交渉の時にも役に立ちます。

ランニングコストも考慮する

家を建てる時にかかる費用(イニシャルコスト)だけに注目しがちですが、建てた後の費用(ランニングコスト)もきちんと考慮しましょう。

例えば最近流行りのキューブ型の家。外観はスタイリッシュでおしゃれですが軒がない家は外壁の劣化が早くなります。外壁が劣化すると再塗装が必要になり修繕費も必要になってきます。

日差しや風雨に晒される屋根も傷みやすいです。ランニングコストを出来るだけ抑えるには耐用年数の高い外壁材や屋根材を使用しましょう。隙間を充填するコーキング剤の耐用年数も合わせてチェックしておくと良いですね。

家の内部では水回り部分が劣化しやすいです。水撥ねが原因で不具合を起こす事もあります。他にはガス給湯器やエコキュートなどの住宅設備の交換時期やメンテナンス費用なども確認をしておきましょう。

気密性能・断熱性能もランニングコストに関わってきます。気密・断熱性能が高い家は光熱費を安く抑える事が出来ます。月々数千円程度の差でも20年、30年と長い期間で見ると大きな差になります。

4位の性能・設備に関して

住宅性能・設備は同じハウスメーカーでも商品毎に異なります。ヤマダホームズでは複数の商品を取り扱っていますが、ハイクラスのSxLシグマやFelidiaとベーシックのウッドセレクションでは性能・設備が異なりますので詳細なスペックを知るには住宅カタログ等で確認をするのが良いでしょう。

住宅性能の中でも特に確認しておきたいので気密性能と断熱性能です。気密・断熱性能は住んでからの満足度に大きく関わってきます。この性能が低いとせっかく建てたマイホームでも満足度が低くなりがちです。

断熱性能に関しては等級4などと書かれている事が多いですが、等級よりもUA値で確認をした方が良いです。気密性能に関してはC値で確認をしましょう。

UA値?C値?という方は下記ページで詳細を書いていますので御覧下さい。簡単に言うとUA値で断熱性能がC値で気密性能が分かり、それぞれ数値が低ければ低いほど性能が良いという事を表します。

UA値とC値の基準。快適に暮らす為に確保しておきたい数値はどの位?

ちなみに当サイトではUA値はZEH基準を満たす値、C値は0.7以下であれば快適に暮らす為の基準を満たしている家と認定しています。

UA値の基準

地域区分1234567
H25省エネ基準
(断熱等性能等級4)
0.460.460.560.750.870.870.87
ZEH基準0.40.40.50.60.60.60.6
HEAT20 G1基準0.340.340.380.460.480.560.56
HEAT20 G2基準0.280.280.280.340.340.460.46
HEAT20 G3基準0.20.20.20.230.230.260.26
地域区分表

UA値を下げる方法(断熱性能を上げる方法)

天井や壁、床(基礎)に使われる断熱材のグレードを上げる事でも断熱性能を上げる事は可能ですが、それよりも比較的簡単に行えるのが窓の改善です。

夏には約70%の熱が、冬には約50%の熱が窓から侵入or逃げていきます。天井や壁、床などに比べ窓の方が断熱性能が低いので窓から熱が出入りします。つまり窓の断熱性能を上げる事が家全体の断熱性能を上げる事に直結します。

窓の中で注目すべきパーツはサッシとガラス、中間層の気体の種類とスペーサーです。

高断熱ペアガラスの構造

窓サッシは大きく分けると4種類あり、アルミサッシ→アルミ樹脂複合サッシ→オール樹脂サッシ→木製サッシの順に断熱性能が良くなります。断熱性能にこだわるならオール樹脂サッシ以上がおすすめです。

窓ガラスは大きく分けると4種類あり、単板ガラス→複層ガラス→Low-E複層ガラス→Low-Eトリプルガラスの順に断熱性能が良くなります。ガラスとガラスの中空層に入れる気体は大きく分けると4種類あり乾燥空気→アルゴンガス→クリプトンガス→真空の順に断熱性能が良くなります。断熱性能にこだわるならLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)以上がおすすめです。

スペーサーは大きく2種類あり、アルミスペーサー→樹脂スペーサーの順に断熱性能が良くなります。断熱性能にこだわるなら樹脂スペーサーがおすすめです。

窓の断熱性能を上げる事でUA値を下げる事が出来ます。また窓のサイズや設置数によってもUA値は変わりますので、設置数を減らしサイズを小さくするだけでも家の断熱性能は上がります。

さらに拘りたい方は方角に適した窓を設置する事でさらに断熱性能を高める事が出来ます。Low-E複層ガラスはLow-E膜といわれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスの事なのですが、実はこの金属膜がコーティングさせる位置により機能が変わるのです。

金属膜が室内側にコーディングされた複層ガラスは太陽熱を採り入れ暖房熱を逃がさない『断熱タイプ』で南側の部屋に向いています。

金属膜が室外側にコーディングされた複層ガラスは日射熱を遮る『遮熱タイプ』で西・東の部屋に向いています。北の部屋は直接日光が差し込まないのでどちらのタイプでも構いません。

玄関ドアや勝手口にも注目

玄関ドアや勝手口の断熱性能を高める事でもUA値を下げる事が出来ます。断熱性能を高めたい場合には玄関ドアと勝手口を選ぶ時に熱貫流率(U値)を確認しましょう。

(熱貫流率(U値)とは熱の伝わりやすさを表す数値で、値が低ければ低いほど熱の移動を少なく抑える事が出来る=断熱性能が高い。という見方が出来ます。)

快適に暮らす為のおすすめ設備

アウターシェード
アウターシェード

断熱性能を上げても真夏の熱気を防ぎきる事が出来るのか心配な時にはアウターシェードを付けるのもおすすめです。家の外側に設置する物なのでUA値云々の話ではないですが、直射日光を大幅に遮ってくれますので夏場非常に役に立ちます。

外気の影響で室温が上がる事を防いでくれるので省エネにも繋がりますし、外からの目隠しとしても使えるのでプライバシーを確保するのにも役に立ちます。

C値を下げる方法(気密性能を上げる方法)

施主側で比較的簡単に対策できる事としては、UA値同様に窓にこだわる事でC値を下げる事が可能です。気密性能を上げたい時には窓の構造に注目をしましょう。

日本の住宅で1番よく見かける横方向に開閉する『引き違い窓』は気密性に関してはあまり高くありません。引き違い窓にしなくても良い場所には、ビジネスホテルなどでよく見かける『すべり出し窓』がおすすめです。もしくは欧米で一般的に使われている『開き窓』も引き違い窓よりは気密性能が高い窓です。

もし開閉の必要のない採光だけが目的の窓であれば、窓の中で1番気密性能の高い『FIX窓(はめ殺し窓)』を採用する事で気密性能は上がります。窓のサイズや数もC値に影響を与えるので単純に窓の設置数を減らしたり、サイズを小さくするだけでもC値を下げる事が出来ます。

玄関ドアや勝手口にも注目

断熱性能と同様に、気密を確保するには玄関ドアや勝手口の仕様も重要になります。玄関ドアには親子ドアや片袖ドア、両袖ドア、両開きドアや玄関引き戸などありますが気密性能で言えば片開きドアが1番気密性能を確保しやすいです。

勝手口にも注目しましょう。勝手口の通風仕様のドアは扉を閉めたまま採風ができるので人気ではありますが気密性は低いです。高気密仕様の玄関ドア、勝手口を採用する事でC値を下げる事が出来ます。

配管・コンセント周りにも注目

気密処理・未処理時の温度変化の実験
画像:日経ホームビルダーより

上記画像は右側だけ気密処理を施し、左側は未処理で裏側から冷風を送った時の実験画像です。2つを比較すると明確な温度差が生じている事が分かります。特に使用率の高いグラスウールなどの繊維系断熱材ではこの温度差が顕著に現れます。

配管・コンセント周りの1個あたりの隙間は小さくても、家全体で考えると大きな隙間となります。配管・コンセント周りの気密性能を確保する為に気密部材等を的確に使い気密処理をきちんと行っているか確認をしておきましょう。

C値の改善をサポートしてくれる業者に依頼

別途費用は必要ですがC値の改善をサポートしてくれる業者に依頼をするのが1番確実性と安心感を得られると思います。

気密測定を行う業者の中には測定時に隙間箇所の発見、改善までをサポートしてくれる会社もあります。気密性能が心配だったり、気密施工に疎いハウスメーカーであればそうした業者に依頼を出すのも手です。

株式会社共和福田温熱空調など。

3位の保証・アフターサポートに関して

保証内容や保証期間、アフターサポートの内容は会社毎に異なりますので各社きちんと確認をする必要があります。特に気を付けておきたいのはローコスト住宅を得意としているハウスメーカーの保証内容です。

ローコスト住宅を得意としているハウスメーカーの保証内容は長期で住むには不十分な保証内容である事も少なくありません。契約を結ぶ前にきちんと詳細まで確認をしておきましょう。

10年以降の保証内容を確認

「住宅品質確保促進法」(通称:品確法)という法律で、販売者(住宅メーカー側)は新築住宅の引き渡し後10年間は瑕疵担保責任を負う必要があります。つまり引き渡し後10年間の瑕疵保証はどの住宅メーカーでも必ずついてる保証です。

その為重要になってくるのは10年目以降の保証内容です。ローコスト住宅を得意としているハウスメーカーでは法律で定められた最低期間の10年しか保証がないケースも多くあります。

ヤマダホームズの保証期間

ちなみにヤマダホームズの保証期間は初期保証10年間、長期優良住宅の認定を取得した場合には最長で60年目まで延長が可能です。長期優良住宅の認定を取得しない場合には最長で30年目まで延長が可能となります。

保証期間の延長の条件は10年目に有償メンテナンス工事を受ける必要があります。10年目以降は雨水の浸入防止メンテナンス(有償)を10年毎、防蟻メンテナンス(有償)を5年毎に受ける事で最大期間まで保証の延長が可能となっています。

保証期間を延長する際に受ける必要のある有償メンテナンスの費用なども確認をしておきましょう。

品確法で定められた範囲外の保証の確認

品確法で定められている10年間の瑕疵担保責任を負う必要がある箇所は「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」です。壁紙や建具の建付けなどは対象外となります。シロアリ被害も外来からの作用によるものなので瑕疵保証の対象外となります。

品確法で定められた範囲外の部分もきちんと保証がされる独自のプログラムがあるかどうかも確認が必要です。ちなみにヤマダホームズでは防蟻初期保証10年、10年目以降は5年毎に防蟻メンテナンス(有償)を受ける事で最大期間まで延長が可能です。

定期点検の内容・回数を確認する

保証プログラムとは別に無償定期点検を殆どのハウスメーカーで実施をしています。こちらの点検内容や回数も会社毎に異なりますので確認が必要です。

また定期点検をどこが行うのか?不具合があった時の補修等はどこが行うのか?等も知っておきましょう。ハウスメーカーの中には定期点検やメンテナンス等を専門に扱う部署や子会社を持っている会社もあります。そうした専門チームを抱えているところは技術面で安心が出来ます。

第三者機関による定期点検を実施している会社もあります。本当の意味での第三者機関だったら中立の立場なので安心感がありますが、ハウスメーカー側が毎回同じところにお願いをしているのでしたらそれはもう下請け業者的な立ち位置なので所謂ズブズブの関係です。中立の立場である第三者機関の本来の意味をあまりなさないでしょう。

ヤマダホームズの定期点検

ちなみにヤマダホームズでは引き渡し後3ヵ月目、6か月目、1年目、2年目、5年目、10年目で定期点検が行われます。10年目以降は有償メンテナンスを受ける事で最大期間まで延長が可能です。

住宅設備10年間無料サポート

ヤマダホームズの住宅設備10年間無料サポート

ヤマダホームズでは1~2年間で終了してしまうメーカーの保証期間終了後も10年間目まではヤマダホームズが保証をしてくれます。住宅設備に故障・不具合が発生した場合、修理交換経費(部品代・作業代・出張料など)が無料となります。サポート回数も上限はなく10年間何度でも修理保証が受けられます。さすがヤマダ電機のグループ会社ですね。

2位の施工に関して

施工精度は施主側から判断をするのが難しい部分でもありますので慎重に確認を行いましょう。何点か施主側で施工精度を確認できる方法をご紹介したいと思います。

平均C値を確認

気密性(C値)は構造・工法や断熱工法、建築手法の違いで気密性を保ちやすかったり、反対に気密性を確保するのが難しかったりもするので一概にC値が悪い=大工さんの腕が悪いと決めつける事は出来ないですが、C値が平均して良い住宅メーカーの大工さんは丁寧な施工を行っている。という判断は出来ます。

つまりC値は気密性能の確認だけでなく施工精度の高さを確認する判断材料としても使えます。平均C値の低い住宅メーカーであれば安心して家づくりを任せる事ができます。

技術的有資格者の存在

一級建築士や一級建築施工管理技士などの資格を持った技術スタッフの有無や在籍数を確認してみましょう。

第三者検査を利用

施工に不安を抱えている施主さんは別途費用はかかりますが第三者検査を利用するのが良いです。施主さんに変わり家の専門家が施工を厳しくチェックをしてくれるので安心感が得られます。

第三者検査を利用する時には住宅性能表示制度を利用してチェックをしてもらうかホームインスペクター(住宅診断士)にホームインスペクション(住宅診断)をして貰うかがおすすめです。

・住宅性能表示制度を利用

住宅性能表示制度とは消費者の利便性を考え、住宅性能を等級や数値で簡単に確認が出来るようにした制度の事です。住宅性能表示制度の評価項目は下記の通りです。

評価される分野主な評価内容等級必須
①.構造の安定地震・風・積雪に対しての
建物の強さを評価
耐震等級、
耐風等級、耐積雪等級
②.火災時の安全火災の早期発見のしやすさ、
外部からの延焼に対する耐火性を評価
耐火等級
③.劣化の軽減柱や土台の劣化の進行を遅らせるための対策を評価劣化対策等級
④.維持管理・更新への配慮排水管・水道管・ガス管の
点検・清掃・修繕のしやすさを評価
維持管理対策等級
⑤.温熱環境建物の冷暖房を効率的に行う為の
断熱などの省エネ対策を評価
断熱等性能等級、
一次エネルギー消費量等級
⑥.空気環境室内への有害物質の発散量、換気対策を評価
⑦.光・視環境室内の明るさを、部屋の広さに対する
窓の大きさの割合で表示
⑧.音環境開口部の遮音性能や、共同住宅の
上下又は隣接する住戸への音の伝わりにくさを評価
透過損失等級
⑨.高齢者への配慮高齢者や子供が暮らしやすいよう、
バリアフリーの程度を評価
高齢者等配慮対策等級
⑩.防犯犯罪者が住宅に侵入しないよう、
開口部に対策がとられているかを評価
10分野の内①.③.④.⑤は必須。それ以外は選択分野。

住宅性能表示制度を利用すれば国から認定を受けた第三者評価機関がマイホームの住宅性能を評価・チェックしてくれます。住宅性能評価は2段階に分けて行われ、1つ目は設計段階で設計図面をもとに住宅性能を評価します。これを「設計住宅性能評価」と言います。2つ目は建設段階で現場チェックを行い住宅性能を評価します。これを「建設住宅性能評価」と言います。

住宅性能表示制度による性能評価の流れ

2段階目の「建設住宅性能評価」では、第三者評価機関が建築現場に計4回(基礎の配筋工事完了時、構造躯体の工事完了時、内装下張り工事の直前、竣工時)訪れ正しい施工が行われているかを徹底した管理体制で評価チェックをしてくれます。

住宅性能表示制度を利用する事で第三者評価機関が住宅性能・施工をチェックをしてくれるだけではなく万が一トラブルが起きた場合専門機関(指定住宅紛争処理機関)が対応をしてくれたり、住宅ローンの金利優遇や保険料の割引が適用される場合もあるといったメリットがあります。

・ホームインスペクター(住宅診断士)にホームインスペクション(住宅診断)を依頼

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を指します。

日本ホームインスペクターズ協会

ホームインスペクションでかかる費用は会社により様々ですが、だいたい5万円~10万円程度が相場となっています。ホームインスペクションを利用する上での注意点はホームインスペクターになるには日本ホームインスペクターズ協会が付与している民間の資格が必要ですが、国家資格である建築士などの資格の有無は問われません。

つまり建築士の資格がなくてもホームインスペクターになる事は可能です。ホームインスペクション(住宅診断)を利用する立場からすれば建築士の資格を保有するホームインスペクター(住宅診断士)に担当して貰う方がより安心が出来ます。

1位の営業担当に関して

最終的に営業担当との相性で住宅メーカーを決めた施主さんはわりといます。営業担当が仕事の出来る人か、単純に性格が合うか合わないかでその住宅メーカーの印象は大きく変わります。

性格も合わず、仕事に対する姿勢や対応も悪い営業だとストレスが溜まるだけではなく家づくり自体が失敗する原因になりかねないので営業担当は慎重に見極めましょう。

仕事に対する姿勢や質問に対する返答の仕方などを確認

まずは何気ない会話でいいので積極的にコミュニケーションを取りましょう。それだけで自分と馬が合う・合わないや人柄が見えてきます。

他には打ち合わせ時の言葉遣いや身なり、態度。こちらの質問に対して分かりやすい言葉で説明をしてくれるか、メールで質問した時の返答までの時間、こちらの希望や条件に合ったプランを提案してくれるかetc…積極的に質問をする事で営業担当の知識量や仕事に対する姿勢、誠実さも見えてきます。

住宅カタログの一括請求サービスなどを利用すれば、複数社の営業とメールで連絡が取り合えるようになるので全く同じ質問を複数の担当者に投げかけてみるのがおすすめです。

同じ質問だからこそ質問に対する返答の仕方や対応力に差が出てきて見分けやすいです。

打ち合わせは議事録をつくる

営業担当との間で多いトラブルが「言った」「言わない」等のお互いの認識のズレから起こるトラブルです。このお互いの認識のズレは発注した物と違う物が取り付けられる施工ミスだったり、聞いていた金額と違ったなどのお金に関する問題にも繋がるのでお互いの認識を合わせる事が大切です。

こうしたズレを起こさない為には議事録をつける事が有効です。議事録自体は簡単なもので平気です。打ち合わせで話した内容を記し、その場で双方が確認をして内容に問題がなければチェック済みのサインでも入れておけば良いでしょう。

最近ではラインでグループを作って、そこでやりとりをする事もあるのでそのライングループにサイン済みの議事録を毎回アップしておくのも良いでしょう。

テープレコーダーでも良いですが、その場合は事前に説明をして了承を得てから録音をしましょう。言った、言わないで後々トラブルにならないように記録を残す。という事が大切です。

ハウスメーカー選びで失敗しない為に

誰もがハウスメーカー選びで失敗したくないと思っていますが、残念ながら失敗や後悔をする人が後を絶ちません。失敗してしまう最大の理由は最初の段階で比較・検討が不十分だからです。

マイホームに限らず車や高級家電を買う時にもデザインの差や価格の差、性能の差などを比較するのと同様にハウスメーカーを選ぶ時にも各社の特徴や性能、価格や保証制度や設備等を比較する必要があります。

注文住宅では一人一人の条件が違うので自分に合ったハウスメーカーを見つける事が大切です。その為に複数社のカタログを取り寄せ比較・検討を行いましょう。この作業を面倒くさがると後になって後悔します。先ずはパパッと一括で集めてしまうのが効率的です。

\予算別や人気テーマからも探せます/

まとめ

『ヤマダホームズ 最悪』というKWが気になったので本当に最悪なハウスメーカーなのかを検証する為に価格帯(坪単価)や標準仕様の住宅性能や保証・アフターサービスの内容などをチェックしてきました。

当サイトの検証結果は決して最悪なハウスメーカーではなく、価格帯別に商品を取り扱う事で幅広くお客様のニーズに応える事が出来、吸収合併した各社の長所を活かしたハウスメーカーであると言え、家づくりを検討されている多くの方が比較検討候補に入れるべきハウスメーカーの1つであると思います。

ただしヤマダホームズが全ての人にとってベストな住宅メーカーかと言えばそうではありません。実際にヤマダホームズと契約をして後悔をされている施主さんもいますし、反対に大満足されている施主さんもいます。

家づくりは一人一人の条件や要望・希望、予算や建てる地域etc…様々な条件が異なるので例え同じハウスメーカーであっても合う方、合わない方が必ずいます。つまり自分に合ったハウスメーカーを見つける事が家づくりで失敗も後悔もしない為に1番重要な事だったりします。

家づくりで大切な事は自分に合ったハウスメーカーかどうか見極める事

家づくりで満足するか失敗や後悔をするかはハウスメーカーにかかっていると言っても過言ではないほど、家づくりにおいてハウスメーカーの役割はとても重要です。

後悔をされている方の多くはハウスメーカーを決める時に比較検討が不十分であったり、そもそも1,2社程度しか比較をしなかったという方が多いです。ハウスメーカー選びは家づくりの中で1番肝となる部分なので十分に時間を設けてじっくり比較検討を行いましょう。

ヤマダホームズと比較検討されやすいハウスメーカー

ヤマダホームズを検討している方がヤマダホームズ以外で比較検討候補にあげやすいハウスメーカーは以下の通りです。

アイ工務店/タマホーム/ミサワホーム/ヤマト住建/レオハウス/一条工務店/住友林業/泉北ホーム/桧家住宅/富士住建/地元の工務店

ヤマダホームズは比較的ローコスト価格帯のベーシックプランや高級仕様のハイクラスプランなど幅広い価格帯の商品を取り扱っているので、比較対象となるハウスメーカーも様々です。

ベーシックプランを検討している方であればタマホームやアイ工務店、ヤマト住建、レオハウスなど比較的ローコスト帯のハウスメーカーと比較検討をしています。またヤマダホームズのプレミアムプランで人気のスーパーフル装備住宅と似た仕様の住宅を取り扱っている泉北ホーム(フル装備の家)や富士住建(完全フル装備の家)ともよく比較されています。

ハイクラスプランを検討されている方は住友林業やミサワホーム、一条工務店など大手HMと比較をされている方が多いようです。

上記にあげたハウスメーカー以外にもヤマダホームズと価格帯が近しく住宅性能や設備が魅力的なハウスメーカーは他にも多くありますので、家づくりで失敗しない為に複数の会社を候補にあげて、時間的な余裕をもって比較検討を行いましょう。

比較検討するためのカタログは下記より無料で取り寄せる事が出来ます。

【価格別や人気のテーマから探せる】
家づくりを検討し始めの方はライフルホームズがおすすめです。入力必須項目は名前・住所・アドレス・番号・建築予定時期・土地の有無の6項目だけなので2~3分あればお好きなメーカーのカタログを"無料"で何社も取り寄せる事ができます。

\ライフルホームズ公式サイト/

play_circle 何処よりも簡単・楽にカタログを集めるなら

■オリジナル間取りプラン+資金計画プランも貰うなら

家づくりの希望や条件がある程度纏まっているならこちらがおすすめです。あなたの条件に合わせてオリジナル間取りプランや資金計画プランを作って貰えます。最高の間取りを見つけるのに最適なサービスです。

HOME4U家づくりのとびら公式サイト

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電話が苦手な方は備考欄に「メール連絡希望」の記載を

カタログ請求後の電話が心配という方は備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いておくと大丈夫です。その他、家づくりで分からない事や聞きたい事があれば備考欄に書いておきましょう。
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素敵なマイホームづくりを応援しています。

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。