【2020年】ZEH(ゼッチ)補助金 どこよりもわかりやすく解説
政府主導の元、ZEH(ゼッチ)を建てた方には補助金を出すなどの施策を繰り出し、注文住宅でZEH仕様にする方も増えてきています。
「ZEH」を建てると補助金が貰える。
という事を知っている方は多いと思いますが、では具体的にどうすれば貰えるのか?また幾ら位貰えるのか?といった所まではよく分からないといった方が多数だと思います。
この記事では、ZEHにする事で貰える補助金は幾ら位なのか?また申請方法、そして気をつけなければいけない注意点なども交えながらZEHの補助金について解説していきたいと思います。
なお、2020年度のZEH補助金については現時点(2020年1月)では、確定していない部分もありますので、昨年度までの実績等を見ながら、予測も含めご説明していきたいと思います。
2020年度のZEH補助金に関しては、新しい情報が出次第随時更新を行っていきます。その為、今書かれている内容が最新の情報との認識で問題ありません。
ちなみにZEH(ゼッチ)とはそもそも何?ZEHのメリットやデメリットも知りたい。という方は『ZEH(ゼッチ)のメリットとデメリット&おすすめ住宅メーカー』に記載をしていますのでご覧ください。
2020年 ZEHの補助金は幾ら貰える?
ZEHには、従来のZEHよりもさらに性能がパワーアップしたZEH+や、寒冷地向きの『Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)』狭小地向きの『ZEH Oriented(ゼッチオリエンテッド)』など複数の種類があります。
種類によて貰える金額が変わってきます。種類毎に貰える金額は以下の通りです。
補助金名 | 対象となる住宅 | 補助額 |
---|---|---|
ZEH支援事業 (担当省庁:環境省) | ZEH Nearly ZEH ZEH Oriented | 定額70万円/戸 +α ⇒ 2020年度は60万円/戸+α |
ZEH+実証事業 (担当省庁:経済産業省) | ZEH+ Nearly ZEH+ | 定額115万円/戸 |
ZEH+R(レジリエンス)強化事業 (担当省庁:経済産業省) | ZEH+ Nearly ZEH+ | 定額125万円/戸 +α |
先進的再エネ熱等導入支援事業 (担当省庁:環境省) | 『ZEH支援事業』 『ZEH+実証事業』 いずれかの交付決定を受けた補助対象住宅 | 上限90万円/戸 |
【ZEH種類の説明】
・ZEH
ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
自宅で消費をするエネルギー量と、自宅で創るエネルギー量を足した時にゼロ、もしくは創るエネルギー量の方が多くなる住宅の事です。
・Nearly ZEH
Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)とは、寒冷地で雪が多い地域向けのZEHです。
日照時間の確保が難しく太陽光パネルでの発電量が少なくなる為、寒冷地に配慮した基準が設けられているZEHの事です。
・ZEH Oriented
ZEH Oriented(ゼッチオリエンテッド)とは、都心部の狭小地向きのZEHです。
狭小地では太陽光パネルの設置が難しい為に、太陽光パネルの設置を行わなくても基準をクリアできるように設けられたZEHの事です。
・ZEH+、Nearly ZEH+
ZEH、Nearly ZEHのグレードアップ版です。
それぞれの基準より更に上の性能が求められるZEHの事です。
ZEHで貰える各補助金の詳細
ZEHは3省(経済産業省・国土交通省・環境省)が連携をして普及を推進しています。その為、補助金を担当している省も補助金名によって変わってきます。
ZEH支援事業の詳細(担当省庁:環境省)
ZEH支援事業 | |
---|---|
対象となる住宅 | ZEH Nearly ZEH ZEH Oriented |
補助額 | 定額70万円/戸 ⇒ 2020年度は60万円/戸 |
追加補助額 | 蓄電システム(定置型)を設置する場合:2万円/kWh加算 (上限:20万円又は補助対象経費の1/3のいずれか低い額) |
補助対象者 | ・戸建ZEHを新築する方 ・新築戸建て建売ZEHを購入する方 ・自己所有の戸建住宅をZEHに改修する方 |
主な条件 | ①. 『ZEHの定義』を満たしていること。 ②. SIIに登録されているZEHビルダー/プランナーによって設計・建築・改修または販売される事。 |
公募方法 | 一般公募 (2019年度は5回に分けて公募あり) 三次公募までは予算額を超えた申請があった場合に限り抽選。四次、五次公募は先着順 |
・2019年度の公募期間
<一次公募>
公募期間:2019年6月3日(月) ~ 2019年6月7日(金)
<二次公募>
公募期間:2019年7月1日(月) ~ 2019年7月5日(金)
<三次公募>
公募期間:2019年8月5日(月) ~ 2019年8月9日(金)
<四次公募>
公募期間:2019年8月26日(月) ~ 2019年10月11日(金)
※追記(2019年12月27日)
予算状況に鑑み五次公募を実施する事になったみたいです。
<五次公募>
公募期間:2020年1月20日(月) ~ 2020年3月27日(金)
2020年度 ZEH支援事業の公募期間予想
2019年は10月に消費税増税があったので、その前に公募期間を寄せたのかなと思っています。2020年は均等な間隔で募集をかけるかな?と思います。
・2020年の公募期間予想
<一次公募>
公募期間:5月中
<二次公募>
公募期間:6月中
<三次公募>
公募期間:7月中
<四次公募>
公募期間:8月~9月
<五次公募>
公募期間:10月~12月
※発表があり次第追記。
ZEH+実証事業の詳細(担当省庁:経済産業省)
ZEH+実証事業 | |
---|---|
対象となる住宅 | ZEH+ Nearly ZEH+ |
補助額 | 定額115万円/戸 |
追加補助額 | 特に無し |
補助対象者 | ・戸建ZEH+、Nearly ZEH+を新築する方 ・新築戸建て建売ZEH+、Nearly ZEH+を購入する方 ・自己所有の戸建住宅をZEH+、Nearly ZEH+に改修する方 |
主な条件 | ①. 『ZEH+、Nearly ZEH+の定義』を満たしていること。 ②. SIIに登録されているZEHビルダー/プランナーによって設計・建築・改修または販売される事。 |
公募方法 | 事前割当方式 |
事前割当方式とは?
事前にZEHビルダー/プランナー毎に補助対象の上限枠が設けられ、その上限枠内で応募する事ができるというもの。
つまり住宅メーカー毎に上限が異なる為、A社ではまた受付可能だがB社だと受付が不可能。という状況が起こり得ます。
はっきり言って分かり難い方法です。この方法は不評だった為、2020年度は一般公募か先着順になるのでは無いかな?と予想しています。
2019年度の公募期間
2019年7月1日(月) ~ 2019年9月30日(月)
2020年度 ZEH+実証事業の公募期間予想
公募方法が変わると予想をしているので、公募期間もそれに合わせて2019年とは変わってくるかなと思っています。
・2020年の公募期間予想
<一次公募>
公募期間:6月中
<二次公募>
公募期間:8月中
<三次公募>
公募期間:10月~11月
※発表があり次第追記。
ZEH+R強化事業の詳細(担当省庁:経済産業省)
ZEH+R強化事業 | |
---|---|
対象となる住宅 | ZEH+ Nearly ZEH+ |
補助額 | 定額125万円/戸 |
追加補助額 | ・蓄電システム(定置型)を設置する場合:2万円/kWh加算 (上限:30万円又は、補助対象経費の1/3のいずれか低い額) ・太陽熱利用温水システム:【液体式】17万円/戸 【空気式】60万円/戸 |
補助対象者 | ・戸建ZEH+R、Nearly ZEH+Rを新築する方 ・新築戸建て建売ZEH+R、Nearly ZEH+Rを購入する方 ・自己所有の戸建住宅をZEH+R、Nearly ZEH+Rに改修する方 |
主な条件 | ①. 『ZEH+Rの定義』を満たしていること。 |
公募方法 | 一般公募 (2019年度は3回に分けて公募あり) 二次公募までは予算額を超えた申請があった場合に限り抽選。三次公募は先着順。 |
ZEH+R(レジリエンス)とは?
ZEH+に蓄電システムや太陽熱利用、温水システムにより停電時の対応機能を加えた住宅の事です。
2019年度の公募期間
<一次公募>
公募期間:2019年5月13日(月)10:00 ~ 2019年5月24日(金)
<二次公募>
公募期間:2019年7月8日(月)10:00 ~ 2019年7月19日(金)
<三次公募>
公募期間:2019年8月26日(月)10:00 ~ 2019年10月11日(金)
2020年度 ZEH+実証事業の公募期間予想
2019年と比べて大きく変わる事はないかな?と思います。
・2020年の公募期間予想
<一次公募>
公募期間:5月中
<二次公募>
公募期間:7月中
<三次公募>
公募期間:9~10月
※発表があり次第追記。
先進的再エネ熱等導入支援事業の詳細(担当省庁:環境省)
先進的再エネ熱等導入支援事業 | |
---|---|
対象となる住宅 | 『ZEH支援事業』、『ZEH+実証事業』 いずれかの交付決定を受けた補助対象住宅 |
補助額 | ①. 90万円/戸 ②. 90万円/戸 ③.【液体式】65万円/戸、もしくは80万円/戸 【空気式】90万円/戸 ④. 12万円/戸もしくは、15万円/戸 ⑤. 2万円/kWh加算(上限:20万円又は、補助対象経費の1/3のいずれか低い額) |
追加補助額 | 特に無し |
補助対象対象者 | 『ZEH支援事業』、『ZEH+実証事業』 いずれかの交付決定を受けた者 |
主な条件 | 以下のいずれかの建材・設備を導入 ①. 直交集成板(CLT) ②. 地中熱ヒートポンプ・システム ③. PVTシステム ④. 液体集熱式太陽熱利用システム ⑤. 蓄電システム(ZEH+実証事業において蓄電システムを導入する場合に限る) |
公募方法 | 先着方式 併願申請する『ZEH支援事業』、『ZEH+実証事業』のいずれかの交付申請を行った後に申請すること(同時申請も可能) |
2019年度の公募期間
公募期間:2019年6月3日(月) ~ 2019年8月2日(金)但し、蓄電システムの申請に限り、2019年9月30日(月)まで公募期間を延長。
2020年度 先進的再エネ熱等導入支援事業の公募期間予想
・2020年の公募期間予想
蓄電システムのみではなく全て10月までになるかなと予想します。
公募期間:6月~10月
※発表があり次第追記。
その他、共通する主な条件
・交付決定日以降に本事業に着手をすること。
・対象となる住宅は申請者が居住する住宅であること。
2020年ZEH支援事業の補助金は定額60万円/戸
2020年度、ZEH支援事業の補助金額が決まりました。1戸当たり60万円です。
2020年01月15日のニュース。
環境省は、2020年度予算で戸建てZEHへの支援として前年度規模を確保した。
住宅産業新聞社
ただし、1戸当たりの補助額は引き下げる。ZEH化のために必要となるコストが年々低減していることを受けたもので、市場へのさらなる普及を促す。またマンション支援でも見直しを行う。
新年度予算は、ZEH支援に64億円を盛り込んだ。
公募方法などは未定とするものの小規模事業者などが取り組みやすい仕組みを検討して、裾野の拡大を目指す。
1戸当たりの補助額は前年度の70万円から60万円にした。蓄電池の設置は、1キロワットあたり2万円で上限額は1台20万円。
2019年と比べると一戸あたりの補助金額は10万円下がりましたが、ZEH仕様の住宅をつくる費用が年々下がってきていますので、受ける金銭的なメリットは差ほど変わりありません。
注目したいのは、"前年度規模を確保"というところです。一戸あたりの補助金額が下がっても全体の予算は同等なので補助金を受けられる戸数が増えたという事です。
ZEH支援事業以外の補助金に関しては、まだ詳細が発表されていないので金額等不明な点もありますが、去年よりは良い結果になりそうな気がしています。
と言うのも、現時点で政府が想定していたよりもZEHの普及が進んでいないのです。そんな中で補助金全体の予算を下げるとは考えづらいです。
ZEH支援事業以外の補助金に関しても新しい情報が発表されましたら随時追加していきます。
ZEH(ゼッチ)補助金を貰う時の注意点
ZEHを建てれば誰でも補助金が貰える訳ではありません。各補助金の対象に当てはまる方でないと補助金は貰えません。
と言っても、家を建てる前に以下の注意点を知っていれば難なくクリアー出来る条件ばかりなので、目を通しておく事をおすすめします。
・ZEHの定義を満たしている事。
・SIIに登録されているZEHビルダー/プランナーによって建築される事。
・交付決定日以降に本事業に着手をすること。
・公募期間中に応募をすること。
・ZEHのデメリットも把握しておくこと。
ZEHの定義を満たしている事。
これに関しては当然の事ですが、ZEHが対象ならZEHの定義を満たしていないと補助金が受けられません。Nearly ZEHやZEH Orientedについても同様です。
以下に経済産業省・資源エネルギー庁から発表されている『ZEHの定義』と『ZEHの判断基準』を引用しておきます。ただ、これは覚える必要は無いです。読み飛ばして貰っても大丈夫です。
何故なら、家を建てる側(住宅メーカー)が把握をしておかないといけない事で施工主が覚える事では無いからです。
それでも興味がある方は、以下の内容を分かりやすく書いた記事がありますので、そちらを参考にしてみて下さい。
2.ZEHの定義 <戸建住宅>
ZEHの定義(改定版)
○ 戸建住宅のZEHを以下のとおり定義する。
1)ZEHとは(定性的な定義)
ZEHとは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設 備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー を実現した上で、再生可能エネルギー等を導入することにより、年間の一 次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」とする。
『ZEH』(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギ ー等により年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの住宅
Nearly ZEH(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
『ZEH』を見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エ ネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー 消費量をゼロに近づけた住宅
ZEH Oriented (ゼロ・エネルギー・ハウス指向型住宅)
『ZEH』を指向した先進的な住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な 省エネルギー設備を備えた住宅(都市狭小地に建築された住宅に限る)
2)ZEHの判断基準(定量的な定義)
○ ZEHは、以下の定量的要件を満たす住宅とする。
『ZEH』 以下の①~④のすべてに適合した住宅
① ZEH強化外皮基準(地域区分1~8地域の平成 28 年省エネルギー 基準(ηAC 値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上 で、UA 値[W/m2 K] 1・2地域:0.40 相当以下、3地域:0.50 相 当以下、4~7地域:0.60 相当以下)
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20% 以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入(容量不問)
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から 100%以上の一次エネルギー消費量削減
Nearly ZEH 以下の①~④のすべてに適合した住宅
① ZEH強化外皮基準(地域区分1~8地域の平成 28 年省エネルギー 基準(ηAC 値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上 で、UA 値[W/m2 K] 1・2地域:0.40 相当以下、3地域:0.50 相 当以下、4~7地域:0.60 相当以下)
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20% 以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入(容量不問)
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から 75%以上 100%未満の一次エネルギー消費量削減
ZEH Oriented 以下の①及び②のいずれにも適合した住宅
① ZEH強化外皮基準(地域区分1~8地域の平成 28 年省エネルギー 基準(ηAC 値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上 で、UA 値[W/m2 K] 1・2地域:0.40 相当以下、3地域:0.50 相 当以下、4~7地域:0.60 相当以下)
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 20% 以上の一次エネルギー消費量削減
SIIに登録されているZEHビルダー/プランナーによって建築される事。
どこの住宅メーカーでZEHを建てても補助金が貰える訳では無いですよ。という事です。
“SII"と"ZEHビルダー/プランナー"の説明をしておきます。
SIIとは、一般社団法人の環境共創イニシアチブの事を指しています。
ZEHビルダー/プランナーとは、自社が受注する住宅のうちZEHが占める割合を2020年までに50%以上とする事業目標を掲げているハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等の事です。
簡単に言えば「ZEH普及の為にがんばるぞ!」と目標を掲げている会社です。
つまり、環境共創イニシアチブという一般社団法人に登録がされている会社に建てて貰う事が補助金を貰う条件ですよ。という内容です。
ご自身が検討されている住宅メーカーがZEHビルダーとしてSIIに登録されているかどうかを確認したい場合は下記をお使い下さい。
【PR】複数の優良住宅メーカーからZEHの間取りプランを貰う
交付決定日以降に本事業に着手をすること。
たまに建てた後に補助金の申請をすると思っている方がいらっしゃいますがZEHの補助金を貰うには、建てる前に申請をしないといけません。
工事の着工は、書類申請を行い補助金の交付が決定してから行う事になります。大よそですが、申請書類が受理されて結果が出るまで2~3週間程かかると言われています。
もう1点注意ポイントですが、申請時の間取りや設備でOKを貰っているので、その通りに建てなければいけません。つまり、工事を開始してから間取りや設備の変更は出来ない。という事です。
その為、ZEHの補助金を考えている方は建てる前にしっかりと検討をする事が大事です。
公募期間中に応募をすること。
ZEHの補助金の申請はいつでも出来る訳ではありません。公募期間が決まっているのでその間に応募をしないといけません。
2020年度の公募期間は発表がされ次第、このページにも記載をする予定ですが発信元の方が早いし確実ですのでSIIホームページをこまめに確認しましょう。
ZEHのデメリットも把握しておくこと。
補助金を貰う時の注意点とはやや異なりますが、ZEHを建てる前には知っておいた方が良い事です。
ZEHには魅力的なメリットが多くあります。例えば光熱費を抑える事ができたり、資産価値が向上するといった利点もあります。
ただ反対にデメリット面も存在します。導入・メンテナンスコストが必要だったりします。ZEHを建てる前にはこれらデメリット面を把握しておいた方が、建てた後に後悔するような事もなくなるでしょう。
2020年度ZEHで補助金を受ける為のスケジュール
上記でも説明をしている通り、ZEHで補助金を受け取る為には工事着工の前に必要書類を送って認定を受ける必要があります。着工はそれからスタートです。
その為、前もってきちんとしたスケジュールを組んでおかないと、予定していた公募期間に準備が間に合わないおそれが出てきます。
土地から探す方は、まずは希望の条件に合う土地を探す所からのスタートです。出来れば家の建築を依頼する住宅メーカーに入ってもらった方がスムーズに進む為、初めに住宅メーカー探しをする事をおすすめします。
住宅メーカー探し+土地探しでおおよそ3~4ヶ月程度みておきましょう。
注文住宅でZEHを検討している方は、タウンライフのZEH住宅特集を利用するのがおすすめです。
関連:【PR】ZEHの間取りプランと見積もり書を複数社から貰う方法
ネット申し込みで間取りプランと見積もり書まで貰えるのはタウンライフだけです。こういった便利なサービスを上手に利用すればスケジュール通り、もしくは前倒しに出来て余裕をもった家づくりが可能になります。
住宅メーカーと土地が決まってから、具体的にどういった家にしていくのかの打ち合わせが始まります。それが、おおよそ2~3ヶ月程度です。
補助金を受けるために提出をする書類は個人で出す事も可能ですが、専門知識も必要ですし用意する量もなかなかあります。その為、住宅メーカーに依頼をする事が一般的です。
書類の準備にも多少は時間がかかります。
全部の準備が整うまで、おおよそ5~7ヶ月ほどかかります。(※勿論、個人差があります。)
ZEHを検討している方は、初めに全ての準備が整うまでの期間を逆算してからスケジュールを組む事をおすすめします。
ZEH補助金の申請方法
ZEHの補助金を受ける為には必要書類の提出を行わなければいけませんが、住宅メーカーに依頼をするのが一般的です。
なので申請方法などを覚える必要はありません。依頼を出す住宅メーカーは必然的にZEHビルダーでもありますので、ZEHの補助金申請は書き慣れたものです。
当然、代理での依頼をお願いするので費用は発生しますが5万~10万円位です。
申請書類は専門知識がないと分からない事だったり、必要な枚数が多かったり、個人でするとなるとめちゃくちゃ大変な作業なので、多少お金はかかりますが、お願いをした方が早くて確実です。
ZEHの補助金はいつ貰えるの?
調べてみたのですが、正確な期日は定められていないようです。
だいたい家の引き渡し後3~5ヶ月後に振り込まれている方が多いようです。
まとめ
以上2020年 ZEH補助金の解説でした。また詳細が発表されておらず、確定していない部分もありましたが、対象となる住宅毎の補助金の名前や概要、貰うまでの流れ等は把握できたでしょうか。
重要な公募期間など何か新しい発表がありましたら随時追記していきます。
ZEHに少しでも興味がある方は、ZEH対応の間取り図が無料で貰えるタウンライフのZEH住宅特集を使って、カタログと一緒に見積もり書も各社から集めましょう。
ZEHを検討している場合に1番効率がよい方法です。
タウンライフ公式サイト:【PR】『ZEH住宅特集』
※営業電話をかけられたくない方は、希望・要望欄に『営業電話はお控え下さい』、『ご連絡はメールでお願いします』等、書いておけば営業電話はかかってこないです。
・ZEH支援事業
ZEH、Nearly ZEH、ZEH Orientedは60万円+α
・ZEH+実証事業
ZEH+、Nearly ZEH+は115万円
・ZEH+R強化事業
ZEH+、Nearly ZEH+は125万円α
・先進的再エネ熱等導入支援事業
上限90万円
2020年ZEHの補助金は2019年よりも対象枠が拡がる為、条件を満たしていればほぼ補助金を受けられると予想。
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