【秋田県の規格住宅(セミオーダー住宅)】候補に入れたい8社!

近年、注文住宅と建売住宅のイイとこ取りをした住宅スタイルである「規格住宅(セミオーダー住宅)」が注目を集めています。

フルオーダーの注文住宅よりも安く、建売住宅よりも自由度があり秋田県でも規格住宅を建てる施主様が増えてきます。

そこで、当記事では秋田県で規格住宅を検討する時に候補に入れたい人気のハウスメーカー及び工務店をご紹介すると共に、規格住宅のメリットやデメリットなどについても解説していきたいと思います。

このページは秋田市や横手市、大仙市etc.."秋田県"で人気の規格住宅と住宅メーカーを紹介しています。他の地域が気になる方は都道府県別にまとめてありますので下記よりお選び下さい。

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秋田県で人気の規格住宅とそれを取り扱う住宅メーカー

秋田県で人気のある規格住宅と、それを取り扱っている住宅メーカーをご紹介していきたいと思います。

【紹介する住宅メーカーと規格住宅】

住宅メーカー規格住宅
土屋ホーム「LIZNAS(リズナス)」
積水ハウス「積水ハウスノイエ」
タマホーム「シフクノいえ」
住友林業「Premal(プレマール)」
一条工務店「i-smile(アイスマイル)」
マスターピース「アネーロ」
高健工務店「フォルカーサキューブ」
サンコーホーム「ジャストインハウス」

(※気になる規格住宅のカタログは、リンク先から建てる地域を選択し、住宅メーカーを選んでお問合せ内容に「規格住宅のカタログが欲しい」とか、規格住宅の名称を入れてそのカタログが欲しいと書いてお問い合わせすればOKです。)

土屋ホーム「LIZNAS(リズナス)」

土屋ホーム「LIZNAS(リズナス)」 青森支店
土屋ホーム(https://www.tsuchiyahome.jp/)

「スタイル」「外装」「内装」から好みのプランを選ぶだけのシンプルな家づくりが行えます。暮らしのスタイルはリゾート・ベランピング・家事ラク・スッキリ収納・ガレージ・ワーク等から選べます。

家の形は[しかく][さんかく]から選び、インテリアはカジュアルテイスト、北欧テイスト、ナチュラルテイストから選び3ステップで家づくりが行えます。

カタログはコチラから問い合わせ
※選択する詳細エリアやタイミングによっては候補に出ない事もあります。

積水ハウス「積水ハウスノイエ」

積水ハウス「積水ハウスノイエ」
積水ハウス ノイエ(https://www.noie.sekisuihouse.co.jp/)

他の住宅メーカーの規格住宅と少し扱いが異なり「積水ハウスノイエ」は積水ハウスのセカンドブランドで、積水ハウスグループの積水ハウス ノイエ株式会社が取り扱っている規格住宅です。

積水ハウスでは木造・鉄骨どちらも取り扱っていますが積水ハウスノイエは木造住宅のみです。積水ハウスの暮らしのクオリティはそのままに手の届きやすい価格を実現しています。

タマホーム「シフクノいえ」

タマホーム「シフクノいえ」
タマホーム(https://www.tamahome.jp/)

タマホームの規格住宅には期間限定&棟数限定の「シフクノいえ」と、常時販売されている「シフクノいえ プレミア」があります。プラン差などはほぼ無いですが、限定品の方が少しだけ価格が安めです。

ただ、常時販売の「シフクノいえ プレミア」でも平屋建ての場合は1,087万円(税込)から、2階建ては1,149万円(税込)からとなっており、リーズナブルな価格で建てる事が出来ます。

住友林業「Premal(プレマール)」

住友林業「Premal(プレマール)」
住友林業(https://sfc.jp/)

2023年7月にリリースされた新商品で、特別限定仕様の「Premium」とシンプルかつ機能的で過ごしやすい「Minimal」な住まいをかけ合わせ「Premal(プレマール)」と名づけられています。

用意されているプランは、住友林業の開発チーム全体で試行錯誤を重ね100枚以上の設計図を描いた中から厳選されたプランで、敷地の条件や暮らし方にぴったりの家を選べます。

一条工務店「i-smile(アイスマイル)」

一条工務店「i-smile(アイスマイル)」
一条工務店(https://www.ichijo.co.jp/)

一条工務店のスローガンである「家は、性能。」の性能性・快適性はそのままに、約4,000プランの中から間取りや仕様を選ぶ事が出来る規格住宅です。

オリジナルタブレットを使って間取りや仕様を自宅にいながらでも決定でき、打ち合わせも2回で完了するのでとても簡単ラクに家づくりが行えます。

カタログはコチラから問い合わせ
※選択する詳細エリアやタイミングによっては候補に出ない事もあります。

マスターピース「アネーロ」

マスターピース「アネーロ」
マスターピース(https://masterpiece-akita.jp/)

マスターピースでは南欧風住宅スタイルの「アネーロ」(本体価格2,189万円~)、可愛らしくシンプルデザインの「Colors」(本体価格1,771万円~)

他にも「セレクト」「デザインシリーズ」「ピース」「平屋B-STYLE」「平屋ひだまり」「ソラーレ」等、様々なお客様の要望・希望に沿えるように、スタイルも価格も多様な規格住宅を取り扱っています。

高健工務店「フォルカーサキューブ」

高健工務店「フォルカーサキューブ」
高健工務店(https://e-takaken.com/)

高健工務店は秋田県横手市に拠点を構え、パナソニックビルダーズグループの工務店でテクノストラクチャー工法の建物を提供しています。

テクノストラクチャーの家には、キューブ型の外観が特徴の「フォルカーサキューブ」や大空間のLDKが特徴の「フォルカーサラウンジスタイル」、大きな軒下空間がある「つながりを愉しむ家」、スキップフロアの家「ME+(ミータス)」等の規格住宅が用意されています。

サンコーホーム「ジャストインハウス」

サンコーホーム「ジャストインハウス」
ジャストインハウス(https://justinhouse.jp/)

「ジャストインハウス」はサンコーホームの企画型注文住宅のブランドです。家のサイズによって価格が決まる定額制を採用しており、安い価格帯であれば月々3万円台からの家づくりを可能としています。

選べるスタイルは4スタイル。スタイル毎に3つのカラーバリエーションを用意。間取りプランは100種類以上あり、屋根の形状は切妻、寄棟、陸屋根、MIXの4パターンから選ぶ事が出来ます。

※価格は市況により変動する可能性があります。プラン数も随時追加されたり、不人気プランは削除されたり流動的なので最新情報は最新カタログ等で確認しましょう。

そもそも規格住宅とは?

規格住宅とはそもそもどのような住宅の事を指すのかを解説していきます。既にご存じの方は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

規格住宅(セミオーダー住宅)

規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店などの住宅メーカーが予め用意した規格に沿って建てる住宅の事を指します。

住宅メーカーによっては「企画」住宅と表記されている事もありますが同じ意味です。

間取りや外装・内装のデザインや設備等が規格化されており、決められたパターンの中から好みのものを選択して自由に組み合わせて家づくりを行います。

予め用意されている規格のパターン数は住宅メーカーにより異なります。

パターンが豊富に用意されている住宅メーカーであれば、好みのデザインも見つけやすく組み合わせ数も何千通りにもなるので規格住宅であっても比較的自由度の高い家づくりが行えます。

セミオーダー住宅は、ある程度のルール内であれば間取りの変更が少し可能といった風にフルオーダー住宅(完全自由設計の注文住宅)と規格住宅の中間的な立ち位置の意味合いで使用している住宅メーカーも中にはあります。

規格住宅=セミオーダー住宅として同じ意味合いで使用している住宅メーカーもあり、厳格に使い方が定まっている訳ではありません。
(当記事では規格住宅=セミオーダー住宅として記載していきます。)

注文住宅(フルオーダー住宅)と建売住宅との違い

◦注文住宅(フルオーダー住宅)

建築基準法に抵触しない範囲であれば、予め決められているパターンなどはなく、自分のこだわりに合わせて間取りやデザインを設計士さんと決めていきます。

規格住宅とは異なり、イチから作り上げていくので自由度は高いですが打ち合わせに時間がかかったり、建築費用も規格住宅よりは高くなります。

◦建売住宅

既に建てられた状態で売っている住宅を指します。既に完成しているので、設計自由度という意味ではゼロです。

購入後直ぐに住めるというメリットがあります。価格面ではフルオーダーの注文住宅と比べると安い傾向にありますが、規格住宅と比べるとやや安いかそれほど変わらない位です。(※プランにもよる)

規格住宅が安い理由

規格住宅が安い理由は、主に仕入費と人件費を抑制する事で安く提供する事が出来ています。

規格住宅は使う材料や設備を予め限定しています。限定する事で大量仕入れが可能となり仕入価格を抑えています。

また、規格化されているので打ち合わせの回数も少なくてすみ、工期も一般的な注文住宅の3分の2程度で済みます。短縮できた分だけ人件費を減らす事が出来るので提供する際のコストも抑える事が可能となります。

規格住宅なら狙える?秋田県の人気エリア

フルオーダーの注文住宅と比べると安く建てられるのが規格住宅の魅力の一つです。建築費用を抑える事が出来るので土地の購入費にお金を回しやすくなります。

規格住宅であれば住み心地の良い人気エリアも選択肢に入れやすくなりますので、参考までに秋田県で住み心地の良い街ランキングのTOP5をご紹介しておきます。
(※いい部屋ネット 街の住みここちランキングを参照)

順位エリア基準地価
1位秋田市13万4216円/坪
2位横手市3万4204円/坪
3位仙北郡美郷町2万0453円/坪
4位大仙市3万7721円/坪
5位にかほ市4万0049円/坪

基準地価は商業地域や主要駅の周辺なども含まれるので住宅地だけに限ればもう少し安くなります。

秋田市の場合、中通や東通などは坪単価30万円、24万円と少し高いですが将軍野や仁井田、川尻(エリア)であれば坪単価は10万円前後となります。

家にかかる費用を抑える事で利便性の高い人気エリアも候補に入れやすくなるのが規格住宅のメリットの一つです。他にも幾つかのメリットを記載しておきます。

規格住宅のメリット&デメリット

規格住宅を建てる上で知っておきたいメリット&デメリットを幾つかご紹介しておきます。

メリット

◦安い。コスパの良い住宅が建てられる

規格住宅は自由設計の注文住宅に比べると安く建てる事が出来ます。安く建てられる理由は上記で説明している通り、規格化する事で一括大量仕入れや人件費を抑制出来るからです。

質の悪い資材を使っている訳でも、手抜き工事をしている訳でもありません。

そして、間取りプランやデザインなどは用意されてあるプランから選んで決めますが、構造・工法などはその住宅メーカーで提供されている自由設計の商品と基本的には同じ造りです。

その為、規格住宅は価格の割に性能も設備の質も高いコストパフォーマンスに優れた住宅を建てる事が出来ます。

◦大手住宅メーカーも選択肢に入れられる

「安い」メリットに付随しますが、本来であれば予算的に難しくても規格住宅であれば大手住宅メーカーでもお求めやすい価格で建てる事が出来ます。

大手の安心感や社会的信頼度、保証の充実具合や構造躯体の丈夫さは規格住宅であっても変わりません。

安く大手住宅メーカーでマイホームが建てられるのも規格住宅のメリットの一つです。

◦費用を把握しやすい

規格住宅は規格化されており、仕様がある程度決まっています。その為、建築費用がどの位かかるのかが分かりやすく資金計画を立てやすいです。

フルオーダータイプの注文住宅だと、完成後に想定よりも大分費用がかかってしまったという事もよくありますが、規格住宅ではそうした金銭トラブルが起こりにくいです。

◦完成イメージがしやすく後悔が少ない

注文住宅では、完成した後に「思っていたのと違う」といった後悔が割とあります。それはデザインだったり住み心地だったりするのですが、規格住宅の場合は仕様が決まっており、完成事例を事前に伝えられる事もあるので完成後のイメージのギャップが少ないです。

事前に用意されている間取りプランは、人気のある間取りプランやプロが厳選したプランなので住み心地も良く、デザインも事前にシミュレーションしたモデルを確認出来たりもするのでズレが起こりにくいです。

◦簡単ラクに家づくりがおこなえる

イチから作る注文住宅では、なんでも自由にできる分、逆に何からすれば良いのか困ってしまう事もあります。決める事が多すぎて家づくりの途中で疲れちゃう事もあります。

「色々決める事が多すぎて、途中から担当さんの言うとおりにした。これだったら最初から規格住宅でも良かったかも」という声もあります。

規格住宅では用意されているプランはプロが選んだ厳選プランなので安心感もありますし、プランの組み合わせを決めていくだけなので簡単に楽しみながら家づくりがおこなえます。

◦建売より自由度は断然高い

規格住宅でも外壁材や屋根材、玄関ドア、クロスや床材、建具などは豊富な種類用意されている事が多いです。組み合わせは数百・数千通りにも及ぶので好みのデザインも見つけやすいです。

間取りも住宅メーカーによっては多少のアレンジを加えられる所もあります。設備や性能もオプションでグレードUPさせたりする事も出来るので、建売に比べると自分好みにアレンジをして家を建てる事が出来ます。

デメリット

◦フルオーダーの注文住宅に比べると自由度は低い

自由度は建売より断然高いですが、フルオーダーの注文住宅に比べると劣ります。

その分、安く建てる事が出来るので致し方のない部分ですが、「他と被らない個性的なデザインにしたい。」「思い通りの間取りにしたい。」等の希望がある方は注意が必要です。

◦オプション変更箇所が多いと価格差は無くなる

規格住宅は間取りプランやデザイン、資材や設備を"規格化"してあるので安く提供が出来ます。

規格外であるオプションを色々と追加したり、間取り変更が可能な場合などはオプション費として追加費用がかかり注文住宅と総額があまり変わらなくなる可能性があります。

規格住宅の標準仕様で満足出来ない場合は変更しすぎに注意が必要です。

◦土地の条件によっては建てられない可能性がある

規格が定まっている規格住宅では土地によっては建てられない場合もあります。既に土地を持っている方は、その土地に建てられるか確認する必要があります。

土地の購入も行う方は、土地購入後にそうしたトラブルに見舞われないように土地購入と住宅メーカーを決めるのは同時進行で行い、施工可能な土地かどうか事前に確認をしながら土地選びを行いましょう。

規格住宅が向いている人

規格住宅が向いている人は、コスパ良く家を建てたい方やある程度の選択肢を用意してもらっていた方が楽だと感じられる方です。

また仕事や育児などで、家づくりの為の時間を余裕を持って確保するのが難しい方にも向いています。

用意されている間取りプランやデザインなどは試行錯誤された上で厳選されたプランなので大きな失敗もありません。「満足度の高い家が建てられるか心配」という方にも規格住宅は向いています。

まとめ

秋田県で規格住宅(セミオーダー住宅)を検討されている方におすすめの住宅メーカーと、規格住宅のメリット&デメリットをご紹介してきましたが如何だったでしょうか。

規格住宅は、価格が安く適度な自由度もあり、コスパに優れるので注目度は増しています。

これから家づくりを行う方におすすめ出来るスタイルですが、会社によって用意されている間取り・デザイン・設備などのパターン数や柔軟性、グレードなどは異なります。

自分の条件や好みに合う会社を見つけるために、少なくとも6社以上は候補をあげて比較・検討を行いましょう。素敵なマイホームづくりを応援しています。

(※お問合せ内容に「規格住宅のカタログが欲しい」とか、規格住宅の名称を入れてそのカタログが欲しいと書いてお問い合わせすればOKです。)

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。

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Posted by 管理人