注文住宅 諸費用の内訳(登記費用の相場やシミュレーション結果)

注文住宅で家を建てる時にかかる費用は大きく分けて3つあります。

まず1つ目は

家本体を建てる費用です。

家を建てる為に必要な大工さんの人件費や、資材代などが該当します。

一般的に『本体工事費用』と呼ばれています。

2つ目は

建て物以外の工事にかかる費用です。

例えば、家周りに設置するフェンスや駐車場。

他にも、電気・水道・ガスの引き込み工事なども該当します。

一般的に『付帯工事費用(別途工事費用)』と呼ばれています。

3つ目は

住宅ローンの手続き等で金融機関に支払う事務手数料や保証料です。

仲介手数料や、司法書士への報酬なども含まれます。

一般的に『諸費用』と呼ばれています。

これら3つを合わせた合計額が注文住宅でかかる総費用となります。

総費用に対する、この3つの費用の割合は

本体工事費用は総費用の約70%~80%程度が一般的です。

付帯工事費用(別途工事費用)は総費用の約15~20%程度が一般的です。

諸費用は総費用の約5~10%程度が一般的です。

この記事では、注文住宅でかかる諸費用にピックアップをし、詳しく書いていきたいと思います。

「注文住宅を建てる時に、かかってくる諸費用って何?」

「諸費用にはどんなものがあるの?内訳は?」

「登記費用の相場はいくら位?」

等々、諸費用を徹底的に解説していく記事になります。

記事に目を通すことで、諸費用としてどういったものにお金が必要になってくるのか。

諸費用として幾ら位のお金を確保しておけば安心なのか。

などが分かってきますので、予算を決める際の参考になると思います。

注文住宅の諸費用は3つに分けて考えると分かりやすい

注文住宅の諸費用は、土地購入にかかる諸費用建て物にかかる諸費用住宅ローンにかかる諸費用と3つに分けて考えた方が分かりやすいです。

それらの合計額が注文住宅にかかる諸費用となります。

それぞれの諸費用の内訳と、内訳毎の相場を記載していきたいと思います。

ただし引っ越し費用や、家具・家電の購入費用は個人差が大きくありますのであくまで参考程度にご確認下さい。

土地にかかる諸費用の内訳と相場

仲介手数料

不動産会社等の仲介業者に支払う手数料
法律で上限が定められています。
土地の価格の3%+6万円が上限です。

売買契約書の印紙代

土地の売買契約書に貼り付ける収入印紙の費用
不動産売買契約書への記載金額によって税額が決定します。

500万円以下の場合は1,000円
1,000万円以下の場合は5,000円。
5,000万円以下の場合は10,000円。
1億円以下の場合は30,000円。
5億円以下の場合は60,000円。

登録免許税(土地の所有権に関する登記)

所有権を得る為に、登記簿に記載をしたときにかかる税金
土地価格の1.5%(令和3年3月31日までの間に登記を受ける場合)

司法書士への報酬(登記費用)

登記を依頼した司法書士に支払う報酬
3万円~5万円が相場です。

建て物にかかる諸費用の内訳と相場

設計料

建築家に依頼した場合、必要になってくる設計料
建築工事費の10%~15%が相場です。

工事請負契約書の印紙代

工事請負契約書に貼り付ける収入印紙の費用
工事請負契約書への記載金額によって税額が決定します。

300万円超~500万円以下の場合は1,000円
1,000万円以下の場合は5,000円。
5,000万円以下の場合は10,000円。
1億円以下の場合は30,000円。
5億円以下の場合は60,000円。

建築確認申請費用

建物や地盤が建築基準法に適合しているのかを確認するための検査費用
建て物の大きさにより変わってきますが、10万円~20万円が相場です。

登録免許税(建物の表示に関する登記)

建物表示登記の登録免許税は無税

土地家屋調査士への報酬(登記費用)

登録免許税は無税ですが、土地家屋調査士へ支払う報酬が必要です。
相場は8万円~10万円程度です。

登録免許税(建物の所有権に関する登記)

建て物の所有権を登記するもの。
登記簿に記載をしたときにかかる税金
不動産評価額×0.15%

司法書士への報酬(登記費用)

登記を依頼した司法書士に支払う報酬
8万円~12万円が相場です。

地鎮祭費用

神主さんへの謝礼やお供え物の費用
5万円前後が相場です。

上棟式の費用

棟上げ式をおこなう費用
工事関係者へのご祝儀も含めると10万円前後が相場。

引っ越し費用

新居へ引っ越すための費用
移動距離や荷物の量により異なりますが、2人で5万円前後。
3人以上で7万円前後が相場です。

家具・家電の購入費用

新居用の家具や家電の購入のための費用
購入をする家具や家電のグレードにより、大きく差が出ます。
相場は80万円前後だと言われています。

住宅ローンにかかる諸費用の内訳と相場

金融機関により、必要なものとそうでないものがあります。

詳しくは各機関に確認をとりましょう。

ここでは諸費用の種類を説明します。

事務手数料

ローンを組む金融機関に支払う事務手続きの手数料
3万円~5万円が相場

金銭消費賃貸契約書の印紙代

金銭消費賃貸契約書に貼り付ける収入印紙の費用
金銭消費賃貸契約書への記載金額によって税額が決定します。

500万円以下の場合は2,000円
1,000万円以下の場合は10,000円。
5,000万円以下の場合は20,000円。
1億円以下の場合は60,000円。
5億円以下の場合は100,000円。

保証料

連帯保証人の代わりに保証会社を利用する場合に支払う費用
100万円あたり35年で2万円程度

団体信用生命保険料

万が一、死亡等や高度障害状態になった場合に、住宅ローンの残額が返済される保険の保険料
借入額や保障内容により、大きく金額が変わってきます。

火災・地震保険料

火災・地震保険への加入の際に必要な費用
家を建てる地域や、大きさ、構造、保証内容により金額が変わってきます。

登録免許税(抵当権設定登記)

抵当権の登記をする時にかかる税金

以下の条件に当てはまる場合は借入額×0.1%の軽減措置を受けられます。
その以外の場合は税率0.4%です。
・自己居住用の住宅
・新築又は取得後1年以内に登記されたもの
・床面積(登記床面積)が50㎡以上

司法書士への報酬(登記費用)

抵当権設定登記を依頼する司法書士へ支払う報酬
3万円~5万円程度が相場です。

注文住宅にかかる諸費用は、土地購入にかかる諸費用、建て物にかかる諸費用、住宅ローンにかかる諸費用、それらすべてを足した合計額になります。

一般的に、諸費用の相場は注文住宅購入総費用の7~10%程度になります。

諸費用の中でも、特に登記費用の相場が分からないという話を良く聞きますので、改めてまとめて記載しておきます。

登記費用の相場

登記費用とは、司法書士等の専門家に登記代行の依頼をした時に発生する報酬の事です。

注文住宅の諸費用では、4種類の登記が必要になってきます。

土地を購入する時に必要な『土地の所有権移転登記』

建て物に必要な『建物の表題登記』『建物の所有権保存登記』

住宅ローンを利用するなら『抵当権設定登記』が必要です。

それぞれの登記費用の相場は下記の通りです。

『土地の所有権移転登記』の登記費用は3万円~5万円程度が相場です。

『建物の表題登記』の登記費用は8万円~10万円程度が相場です。

『建物の所有権保存登記』の登記費用は8万円~12万円程度が相場です。

『抵当権設定登記』の登記費用は3万円~5万円程度が相場です。

注文住宅にかかる諸費用のシミュレーション

例えば3000万円の土地に、2000万円の注文住宅を建てる場合の諸費用をシミュレーションしたいと思います。

土地にかかる諸費用

仲介手数料:96万円(上限)
印紙代:1万円
登録免許税:45万円
登記費用:5万円

建て物にかかる諸費用

設計料:ハウスメーカーで建てる場合は除外
印紙代:1万円
建築確認申請費用:20万円
登録免許税:1.5万円(不動産評価額1000万想定)
登記費用:22万円(土地家屋調査士+司法書士)
地鎮祭費用:5万円
上棟式の費用:10万円
引っ越し費用:7万円
家具・家電の購入費用:80万円

住宅ローンにかかる諸費用

事務手数料:5万円
印紙代:2万円
保証料:約70万円
団体信用生命保険料+火災・地震保険料:約80万円
登録免許税:5万円
登記費用:5万円

トータル諸費用は3つの合計額

土地にかかる諸費用=147万円
建て物にかかる諸費用=156.5万円
住宅ローンにかかる諸費用=167万円

トータル諸費用:470.5万円

土地と家を合わせて5000万円の総費用に対して、諸費用は470.5万円。

つまり諸費用の割合は、総費用の9.4%です。

相場の範囲内ですね。

自分でもシミュレーションを行ってみて、相場よりも大きく超えてしまう場合は、抑えられる価格は低く抑えましょう。

例えば家具・家電の購入費用等は自分で調整できますね。

団体信用生命保険料や火災・地震保険料も保証内容によっては低く抑える事が可能です。

保証料も借入額が金融機関により変わってきますので、低く抑えられないか事前に確認を取りましょう。

注文住宅 諸費用の内訳のまとめ

注文住宅で建てる時にかかってくる諸費用の内訳や相場をご紹介してきましたが如何でしたでしょうか。

注文住宅でお金に関する失敗や後悔をしない為には最初にきちんと予算を算出する事が大切です。

それと同等以上に『家づくりのパートナー探し』も注文住宅では重要になってきます。

家づくりのパートナー=住宅メーカーを決める時には情報収集を怠らないようにしましょう。

各社のカタログを集め、お勉強する事が大切です。そして焦らずにじっくりと比較・検討を繰り返しましょう。

カタログを集める時にはライフルホームズかタウンライフを利用するのがおすすめです。

私が利用した時の感想と使い勝手、詳細etc…記載してある記事がありますので宜しければそちらも合わせてご覧下さい。

ライフルホームズで注文住宅のカタログ資料請求をした結果

「タウンライフ家づくり計画は使ってはいけない?」評判・口コミを調査

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