【新築マイホームブログ】家づくりで失敗や後悔をしない方法

2019-10-10

注文住宅で新築を建てる時に失敗も後悔もしない方法があります。

それは事前に正しい情報を得る事です。

中国春秋時代の兵法書である『孫子』に以下のような事が書かれています。

「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」

敵の事も味方の事も情勢を正しく把握していれば幾度戦っても敗れる事はない!という意味です。

つまり、事前に情報を集める事の重要性を説いた一節です。

これは注文住宅にも言い変える事が出来ます。

例えば土地の事や建てる家の事、そして住宅メーカーの事。

また自分の経済状況の把握や理想の生活スタイル、家づくりで拘りたい優先順位etc…

お互いの情報を把握する事によって、幾度建てても失敗や後悔をする事はない。と言えるでしょう。

また、中国の歴史書『漢書』には以下の事がかかれています。

「前車の覆るは後車の戒め」

先人の失敗は後人の戒め、教訓になるという意味です。

この記事では注文住宅で新築マイホームを建てられた方が、家づくりにおいて失敗をした事、後悔に感じているポイントを綴ったブログを13選紹介したいと思います。

これから家づくりを進めよう!と思っている方は先人達の残した記録を読むことによって『彼を知り』そして、『後車の戒め』となるよう参考にさせて頂きましょう。

また記事の後半には、新築での失敗・後悔を減らす為のポイントも書いていきたいと思います。

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新築マイホームブログ13選

注文住宅で建てられた方が失敗談や後悔ポイントを綴ったブログです。

①.ああしときゃよかった話 | 建築LIVEブログ | homeclub

ミサワホーム東海で木造注文住宅『蔵のある家』を建てられたある男性のお話です。

ブログは家の建築が終わり、庭の整備をしてもらっている頃からスタートしています。

土地選びの失敗談や住宅メーカー選びの失敗談、間取りの後悔ポイントや暮らしてみて気付いた失敗etc..

「ああしときゃよかった!」

「こうしときゃよかった!」

という男性の無念な思いが溢れ出るブログです。広告等も入っていないので公平に、本当に思った事を書いている感じがとても参考になります。

②.雪だらけの土地で建てた家!

雪が降りつもる北国が舞台のお話です。住宅メーカーは住宅フランチャイズの「TDホーム」です。

土地を購入し、TDホームと契約を結ばれた直後にブログは開設されています。

ブログには住宅メーカーのフランチャイズ契約解消のトラブルや建設途中に起きた発注間違いなどのトラブルが記載されています。

他にも住宅設備や間取りの失敗ポイントなども書かれています。反対に成功ポイントも書かれています。

家の仕様を決めて行く打ち合わせの様子や着工後の工事の様子もブログで拝見をする事ができます。

写真や図が多く使われており大変見やすくイメージが掴みやすいブログです。

ブログ主さんと同じ雪が降る地域で注文住宅を検討されている方には特に参考になるのではないかなと思います。

③.2年間完成しなかった家(3年引き渡されなかった家)

様々なトラブルに見舞われ、着工から引き渡しまでに約3年間かかってしまった方のお話です。

現在はお家も完成して住まわれているご様子ですが、建築会社から訴えられ裁判中との事です。

建築中や完成後にも様々な失敗談や後悔をした事、トラブルなどが綴られており、あまりに不誠実で杜撰な対応にブログ主さんに同情をするばかりです。

ブログは現在も進行中で、建築会社との裁判がどのように決着するのか気になるところです。

住宅メーカー選びがどれほど大事な事なのかを痛感させられるブログになっています。

④.たくみんち

新築マイホームブログ(たくみんち)
ブログURL: https://takuminchi.blog/

場所は札幌。住宅メーカーは豊栄建設で注文住宅を建てた、あるご夫婦のお話です。

間取りで後悔をしたポイントや営業さんへの不満、入居後のトラブルなどが記載されています。

間取りで後悔をしたポイントは、お風呂の入り口の位置や収納量の問題、ランドリースペースの換気力、リビングの階段や窓の数など。

図面上では気づき難い、生活の中で初めて気付きそうな事が書かれています。

こういった失敗談や後悔ポイントは、これから家づくりを始める方に色々を気付かせてくれるのでとても為になるブログです。

⑤.我が家の住まいブログ ~注文住宅で家を建てた話

2016年にローコストハウスメーカーで建てられた方がブログ主です。その時の失敗談や後悔をしている事などを綴ったブログとなっています。

パントリーの有無やテレビの位置、床暖房の設置や室外機の位置等についての失敗談や後悔ポイントが書かれています。

失敗や後悔以外にも、採用をして良かったオプションや住宅設備のの紹介、メリットやデメリットなども書かれています。

ちなみにブログ主さんが言う、注文住宅で失敗しない為に大切な事は

・『選択に迷ったら相談する』

・『情報収集を欠かさない』

・『何事も無理をしない』

の3つだそうです。私もこの3つは大切な事だと思います。

とても読みやすい文章で書かれているのでスラスラと読み進めていけるブログです。

⑥.虹色音色

タマホームのベストセラー商品である『大安心の家』を建てられた女性のお話です。

幅広いジャンルを取り扱っているブログですが、家に関する記事は"家作り"というカテゴリで書かれています。

後悔したランキングベスト3としてお金の失敗や間取りの失敗、土地の失敗などが書かれています。

新築時に気をつけておきたい間取りの作り方なども見る事が出来ます。

他にも、吹き抜けのリビング階段は寒いのか?だったりベランダの広さはどの位あれば快適なのか?なども書かれています。

外構で気になるあれこれや地鎮祭で用意する物etc…家づくりをこれから始められる方に大変為になるブログです。

⑦.デキる主婦を目指すためのブログ

新築マイホームブログ(デキる主婦を目指すためのブログ)
ブログURL: https://kyanana.com/

モデルハウスを見学したその日に「この土地にします!」と即決する決断力のある旦那様とひきこもり主婦さんのお話です。

決済時の諸費用の内訳や実際にかかった金額なども載せられているので予算決めの参考にもなります。

間取りで失敗・後悔したところや反対に良かったところなども纏められています。

また室内干し(ランドリー)ルームの間取りや作り方のポイントやコンセントの位置を決めるときのポイントなども記載されています。

住宅ローンなどお金に関する事も学べるブログです。

⑧.ほぼ失敗の家を建てた子無し夫婦+ワン

とても面倒くさがりな夫婦が重い腰を上げローコスト工務店で家を建て替えた結果,,,後悔しまくり、失敗しまくりになってしまったお話です。

旦那様の両親から譲り受けた築30年の家を建て替える決心をしたところからブログは開始しています。

打ち合わせを進めて行く過程でいだく工務店への不信感や、旧家解体時に起きたトラブルの詳細などが書かれています。

また間取りで失敗したと思った箇所や、オプションで付けておけば良かったと後悔している事。反対におすすめしない住宅設備の紹介、説明などもされています。

引き渡し後にはWeb内覧会も行っており、住んでみてからの感想なども拝見する事ができます。

様々な失敗例、後悔ポイントが率直に記されているブログです。

⑨.ウチュウブログ

長崎県の不動産で働く二児のパパがブログ主です。

不動産屋ですが新築住宅、リフォーム、不動産売買など幅広く行っているようです。

そんな住生活に関するプロであるブログ主さん目線で後悔しない外壁の選び方や、電気配線で失敗しない為にやるべき事などが書かれています。

ブログ主さん自身も自社で新築を建てられているのですが、その時に感じた後悔や失敗した事も記載されています。

また個人的に不要だと思う新築住宅の仕様や間取り、自宅で採用をしてよかった仕様ランキングなどもブログにまとめられています。

そして現在は、2棟目の自宅を建てられているようで今後の更新が気になるブログの1つです。

⑩.アスヤマブログ

子育ても頑張るパパとママ、そしてワンちゃんの3人と1匹が積水ハウスで建てられた時のお話です。

ブログ主さんが家づくりで後悔をしたポイントは大きく3つ。

『間取り』と『照明』と『玄関』です。

それぞれどういったポイントで後悔しているのか詳細が記載されています。

反対に新築で後悔しなかった14の機能として、採用して良かった住宅設備の紹介などもされています。

⑪.ローコストで夏涼しく冬暖かい家づくり

ローコスト住宅をポンコツ営業マンと一緒に建てられた夫婦の物語です。

精一杯知恵を振り絞り家を建てた。と書かれていますが、結果は後悔、後悔の嵐!

その経験を活かし、家づくりで失敗をしない為に必要な事や成功させるために大切な事なども書かれています。

家づくりでムダを省くコスト削減の方法なども書かれています。

また失敗や後悔に感じた箇所の対策の仕方も学べます。

家が完成した当初は後悔ばかりだったようですが、今では工夫をこらして何とか過ごしやすい家になった。とブログ主さんは語っています。

⑫.マイホームは後悔だらけ

新築マイホームブログ(マイホームは後悔だらけ)
ブログURL:http://amaiecasa.blog.fc2.com/

旦那さんと5歳と1歳のお子さんを持つママさんがブログ主です。注文住宅で新築を建てられた約4ヶ月後にブログは開設されています。

建築最中に思った「あれ?これおかしくない?」

住んでみてから感じた「何でこんなふうにしちゃったんだろう?」

等など、失敗&後悔を綴った愚痴ブログとなっています。

ブログ主さんは住まわれて4年経っているのですが未だに後悔をされています。

間取りや設備や外・内装などで後悔されているところを詳細に分かりやすく説明されていますので、大変読みやすく参考になるブログです。

⑬.セゾンAをホテルライクにしたい☆一条工務店

新築マイホームブログ(セゾンAをホテルライクにしたい☆一条工務店)
ブログURL:https://www.saisonaharu.com/

一条工務店でセゾンAを建てられたある夫婦のお話です。

一条工務店の各商品の仕様の紹介や、遮音・防音性、気密・断熱性、採用したオプションの紹介etc…

一条工務店の事が詳細にわかる記事が多く書かれているので、一条工務店を検討されている方にはとても参考になるブログだと思います。

後悔ポイントや注意点なども分かりやすく纏められています。入居後の住み心地レポもされています。

また掃除や収納のコツや便利な商品の紹介などもされています。


如何でしたでしょうか。以上が新築マイホームで失敗談や後悔を感じたポイントが綴られたブログです。

失敗や後悔から学ぶ事は本当に沢山あります。

これから家づくりを始める方は先人達が失敗や後悔から得た教訓をしっかりと心に留め置く事が大切です。

失敗や後悔を綴ったブログを参考に、注文住宅でよくある失敗例などをまとめた記事もありますので、興味がありましたらこちらも合わせてご覧下さい。

ブログから学ぶ!新築マイホームで失敗や後悔を無くす為のポイント

「家は3回建てないと満足する家は建てられない」とよく言われていますが、1回目でも出来れば満足する家を建てたいですよね。

満足する家を建てる為には、失敗や後悔を無くすor減らす事が重要になってきます。

その為に押さえておきたい家づくりの大切なポイントを紹介したいと思いますのでご覧下さい。

電気配線(コンセントとスイッチの数と位置に注意)

間取りに関する失敗や後悔で多いのがコンセントやスイッチの数や位置の問題です。

使いたい場所にコンセントが無かったり、位置が高すぎたり、低すぎたり。電気のON/OFFのスイッチの場所が悪かったりと、日常で使う事が多いコンセントやスイッチの失敗は家への満足度にとても影響を及ぼします。

失敗しない為には?

コンセントは今使っている家電の数と使う場所、それと高さを把握する事で失敗を減らす事ができます。間取り図に書き込む事で具体的にイメージが掴めます。

一般的には延床の坪数と同数(例:40坪で40個)が目安と言われていますので参考にするのも良いと思います。

スイッチは生活動線に沿った場所にあるかを確認しましょう。例えば、帰宅時や就寝時にベストな位置で照明スイッチがあるか。ドアを開けた裏側にスイッチが隠れてしまったりしないかをチェックしましょう。

収納

電気配線と同じ位に多いのが収納に関する失敗や後悔です。

収納スペースが少なすぎたり、場所が不便だったり、内部が使い難い作りになってしまっていたり、収納に対する不満も家への不満に直結してきます。

失敗しない為には?

家の中にある物の量を把握する事が大切です。そして具体的に何をどこにしまうのかをイメージしながら設計を行いましょう。

その物を使う場所の近くにそれを収納できるスペースがあるか?よく使う物の場合は使いやすく出し入れしやす場所に収納できるか?生活動線も気にしながら設計をおこないましょう。

また扉の開く位置なども考慮しましょう。スライド式だと場所も取らずに便利だったりします。

収納は床面積よりも壁面積で収納量が決まります。奥行きは深すぎても取り出しにくくなるなど不便な事もありますので注意が必要です。

幅や奥行きをメートルで記入し今現在の住まいと比べて容量が十分かどうかも検討をしましょう。

将来家族が増える可能性のある場合は、ゆとりをもった収納スペースの確保を行いましょう。

一般的には床面積の12%の収納率があれば満足できると言われています。(100㎡(約30坪)の住宅の場合であれば12㎡)

ただし物の量は人それぞれなのであくまで参考程度に考えておきましょう。

部屋の広さ

部屋が広すぎたり、反対に狭すぎたりすると空間のバランスが悪くなり不便な生活を送る事になります。

例えばキッチンが狭すぎて二人で料理をするのに不便だったり、リビングを広く確保したせいで玄関や廊下が思っていたよりも狭く窮屈な感じになったり…etc

失敗しない為には?

実際に置く予定の家具や家電を図面に書き込んで広さを確認することが大切です。

テーブルやソファやベッドや棚やテレビ台など大きなサイズの物は書き込んで広さのイメージを掴みましょう。

ドアを開けた状態でもスペースに余裕があるか等を確認をしましょう。

椅子の場合だと引いて座るスペースはあるか。その後ろを歩けるスペースがあるかどうかも確認をしましょう。

一般的に人が通るには50cm、すれ違うには90cm以上が必要だと言われています。

生活動線、家事動線を考慮する

生活動線とは普段の生活の中で移動をする時に通るルートを線にしたものです。家事動線とは家事をする時に通るルートを線にしたものです。

この2つの動線が上手に配置されていない間取りでは生活を送る上で不便に感じ、日常的にストレスを生む原因になります。

失敗しない為には?

家事の中でも特に時間と手間がかかるのが料理と洗濯なので、この2つが効率よくこなせる間取りを考えましょう。

例えばキッチンの横にパントリーを設置し、パントリーに勝手口を付けておけば買いものから帰ってきた時に直ぐに荷物をパントリーにしまう事ができます。

勝手口に靴を脱げるスペースも設置しておけば、そのまま上がりキッチンに向かう事も可能です。

キッチンの奥にランドリールームを設置しておけば、料理の合間に洗濯をしたり干したりする事も可能ですし、晴れている日にはキッチンを通り、勝手口からバルコニーに出て外に干す事も可能です。

効率の良い家事動線は家の出入り・料理・洗濯をリンクさせて考えましょう。

動線を考慮しつつ間取りを作成する時はプロに相談をしながら進めるのが確実です。

間取りで後悔しない為には?

注文住宅で後悔しやすいのが間取りです。

「動線が悪く生活が不便になった」
「収納スペースが足りず部屋が散らかりがちに」
「音の伝わり方を考えていなかった」
「想定よりも採光が弱く家の中が暗くなった」etc…

家族構成やライフスタイルと合わない間取りだと生活が不便になり後悔する事になるので、住宅会社を比較する時と同様に間取りも複数の会社の間取りプランを見比べる必要があります。

複数社から同じ条件で間取りプランを作成して貰う事で、自分達に合う間取り・合わない間取りが見えてきますし、A社B社の良いとこ取りをしたハイブリッド間取りの作成なども可能です。

最高の間取りを作る為に、家づくりのプロである住宅会社からオリジナル間取りプランを作成して貰うところから始めてみましょう。

play_circle オリジナルの間取りプランを作成する

ハウスメーカー・工務店120社以上参画

失敗や後悔を減らすキーマンは住宅メーカーにあり!

新築マイホームブログで紹介させて頂いた『2年間完成しなかった家(3年引き渡されなかった家)』を見ても分かる通り、注文住宅で失敗するかしないかは住宅メーカーの技量による所が大きいです。

「○○社に依頼をしたせいで後悔をする事になった…」という経験談は非常によく聞きます。

その為、住宅メーカー選びは焦らずに慎重に行いましょう。

住宅メーカーを決める時にどのような箇所を注意しながら決めれば良いのか記載しておきます。

新築マイホームづくりでおすすめの住宅メーカー

注文住宅でよく見られる不満は担当者への不満や施工ミスへの不満、デザイン面への不満、金額面への不満や保証・アフターサービス内容への不満が多いです。

これらの不満はどの住宅メーカーをみてもあります。

例え知名度No1の住宅メーカーでも、人気の高い住宅メーカーでも実際に建てられた方のブログを読むと不満や後悔は書かれています。

また、例え同じ住宅メーカーで建てた方でも満足をしている方もいれば後悔を感じる方もいます。

ではなぜそのような事が起こるのか?

それは、注文住宅では一人一人の理想や条件が異なり、許容できる範囲や優先順位も異なってくるからです。

建てる地域も異なれば、予算も異なります。家の大きさもバラバラです。

一人一人の条件が全く異なる為A社が合う方もいれば、反対にA社が合わない方もいらっしゃいます。

その為、特定の住宅メーカーを指しておすすめです。と断言するのが難しいのです。

「○○さんがあそこのハウスメーカーで建てて凄く良かったと言っているから、私たちも同じハウスメーカーで建てましょう」

といったような決め方は、後々になって後悔をする原因にもなりますので辞めましょう。

大切な事は自分達に合う住宅メーカーかどうかです。

住宅メーカーのカタログ等、情報を集め自分達の目で見て考え判断をし、そして自分達の条件や希望に合う住宅メーカーを見つけましょう。

住宅メーカーを決める時にチェックしておきたい7つのポイント

①.経営状態をチェック

倒産リスクを考えましょう。

依頼をする住宅メーカーが倒産などになったら大変です。

過去の実績(売上高や着工件数、販売戸数)や従業員数の推移なども確認しましょう。決算書である財務諸表を見れる方はそちらの方が具体的に分かると思います。

大手ハウスメーカーよりも地域密着型の工務店に依頼を出そうと思っている方は倒産リスクは重要なポイントになります。

②.デザイン性をチェック

住宅メーカー毎にデザインの特徴が異なります。

シンプルな外観が得意な会社。海外のお家のような外観が得意な輸入住宅に力を入れている会社など

そして自分はどのようなデザインが好きなのか?も把握しておきましょう。和風なのか洋風なのかシンプルなのか。

デザインセンスが自分と合う会社を選びましょう。外観だけではなく内装や外構のデザインセンスも確認しておきましょう。

住宅カタログや総合カタログを取り寄せて、過去の建築実例を見るのがおすすめです。

③.使われている素材をチェック

アレルギーを起こしやすい体質の方や、小さいお子さんのいるご家庭では特に注意が必要です。

内壁に使われる素材や床材、壁紙に使う接着剤や床などにも使われる塗料も忘れずに確認をしておきましょう。

こちらもカタログを取り寄せ確認しましょう。

④.標準仕様をチェック

住宅メーカーによって標準仕様は異なります。

どこまでが標準仕様なのか、そしてどこからがオプションになるのか内容の確認を行いましょう。

またオプションの場合には追加で幾らの金額が必要なのかの確認も行いましょう。

⑤.保証・アフターサービス内容をチェック

状態良く永く住む為には建ててからのメンテナンスが重要になってきます。

保証やアフターサービスの内容は住宅メーカー毎に異なりますので保証期間や具体的な内容、保証の対象外となるのはどのような場合なのか等、細かく確認を取りましょう。

大手ハウスメーカーは保証もアフターサービスも手厚い会社が多いですが、ローコスト住宅を得意とするハウスメーカーでは特に注意が必要です。

⑥.価格をチェック

相見積もり(同じ条件で複数社に見積もりを出してもらう事)をする事で適正価格を知る事ができます。

また契約前の見積もり時に費用の詳細な内訳もきちんと説明をしてくれるかも確認をしましょう。

地盤改良が必要になった時や仕様のグレードアップで費用が増える可能性がある場合にはきちんと説明をしてくれるのかも併せて確認をしましょう。

⑦.担当者をチェック

家が完成するまでには幾度となく打ち合わせを重ねます。連絡事項のやりとりなども行います。

その相手は当然、自分と気の合う方の方が良いですよね。

世間話や何気ない会話でも良いのでコミュニケーションを積極的にとってみて下さい。その中で担当者の人柄がわかり、自分に合うか合わないかも自然に分かってきます。

担当者の人柄を探ると同時に知識量と対応力の確認も行いましょう。

疑問に思っている事は何でも質問をしましょう。

その時の返答の仕方、スピーディーに返ってくるか?分かりやすい言葉で説明をしてくれるか?等をみてください。

数社で迷っている時には全社の担当者に全く同じ質問をしてみるのも良いでしょう。そうする事で違いがより明確にみえてきます。

また、こちらの希望や要望が難しい時にただ「出来ません」と答えるのではなく、どういった理由で出来ないのか納得できる説明をしてくれるか?そして、それに変わる代替え案を出してくれるかも確認をしましょう。

そうする事で担当者の知識量や対応力も分かってきます。

やり取りを繰り返す中で、本当に誠実に向き合ってくれているのか?家づくりを任せられる人か、信頼できるかどうかも見えてきますのでコミュニケーションを積極的にとる事をおすすめします。

まとめ

失敗や後悔を綴った新築マイホームブログと、失敗・後悔を無くす為のポイント等を紹介してきましたが如何だったでしょうか。

家づくりは多くの人にとって初めての経験だと思います。

その為不安に思う事や分からない事も多々あると思いますが、そんな時は気兼ねする事なく住宅メーカーにどんどん質問をしてみましょう。

担当者のチェックも出来つつ、正しい情報・知識も得る事が出来るので一石二鳥です。

と、最後にもう1つ。

時間的な余裕を持って焦らずに家づくり計画を進める事も失敗・後悔しない為には大切な事です。

例え、現時点で家を建てる具体的に日付が決まっていなくても事前に情報を集めておけば、いざ家づくりを本格的に始める時にスムーズに事を進める事が出来ますよ。

家族みんなにとって居心地がよく、理想のライフスタイルが過ごせるように納得するまで話し合って楽しみながら家づくりを進めていきましょう。

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電話連絡が苦手な方は備考欄に「メール連絡希望」の記載を

カタログ請求後の電話が心配という方は備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いておくだけで大丈夫です。

他にも家づくりで分からない事や聞きたい事などがあれば備考欄に書いておきましょう。

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この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。