【アイ工務店のブログまとめ】住んでみて分かる事も知れる

中国春秋時代の兵法書「孫子」に以下のような一節があります。
「彼を知り己を知れば百戦して殆(あや)うからず」
敵の事も味方の事も情勢を正しく把握していれば幾度戦っても敗れる事はない。という意味で、事前に情報を集める事の重要性を説いた一節です。
これは注文住宅でも同じ事が言えます。
情報を集める事の大切さ、そして集めた情報を時間的な余裕を持って比較・検討する事で後悔や失敗する事を大幅に減らす事が出来ます。
そしてその情報として大変役立つのが、施主さんが書いた建築ブログです。
アイ工務店で実際に建てられた施主さんによる建築ブログはリアルな実態を知る事が出来て、住んでみて初めて分かるダメだった点や良かった点なども知る事が出来ます。
家づくりの役立つ情報源として、アイ工務店で建てた施主さんの建築ブログをご覧ください。

アイ工務店は僕も気になっているから早速チェックしてみよっと。

実体験を知る事が出来るので家づくりの参考になりますよ♪
アイ工務店で建てた方のブログ7選
私とトトとお家と

~ブログのおおまかな概要~
ウロコインコのトトちゃんの飼い主さんがブログ主です。契約を結ぶところからスタートし、アイ工務店に協力して貰いながら土地探しを行っています。
一条工務店と迷われていましたが、アイ工務店に決めた理由や打ち合わせの様子、着工後の様子などもブログで拝見出来ます。
太陽光発電を設置されているのですが、設置までにつまづいたポイントなども書かれています。
時折、インコのトトちゃんも登場してくる可愛くて癒されるブログです。
一条やめてアイ工務店に決めたっ!

~ブログのおおまかな概要~
一児のママさんがブログ主です。住宅メーカーを選ぶ所からスタートしています。
セキスイハイムや一条工務店、ユニバーサルホームやパナホーム(現:パナソニック ホームズ)等、複数社で迷われていますが、アイ工務店に決めた理由なども書かれています。
契約後、設計士さんと打ち合わせした後のほぼ確の間取りを公開していたり、水回りの設備を決める為に行かれたショールーム見学の様子も確認できます。
マイホーム計画

~ブログのおおまかな概要~
二児のパパさんがブログ主です。鉄骨住宅を手掛けるミサワホームやヘーベルハウス、パナソニックホームズなど、構造にはこだわらずに様々な住宅メーカーの展示場へ行かれています。
着工開始日は2020年の3月ですが、新型コロナウイルスの影響で納品の遅延など工事が延期していく様子もブログから分かります。
着工や上棟後の現場の様子も画像付きで細かく載っていますので、家が出来上がっていく過程も詳しく分かります。
引渡し後には、アイ工務店とは別の会社による外構工事の様子もブログで拝見する事ができます。
これからに期待

~ブログのおおまかな概要~
三児のママさんがブログ主です。家づくりに関する記事は2019年2月より開始しています。
マンションに家族5人暮らしが手狭に感じ出した事から家づくりを意識し、翌月には土地の手付金とアイ工務店との契約金の支払いまで進んでいます。
しかし、そこからアイ工務店の営業の対応の悪さなどから募る不信感、だけどもう後戻りする事は出来ずに工事は進んでいきます。
不信感を抱いた理由や工事の様子もブログで拝見できます。
引渡し後には、住んでから分かる後悔ポイントや電気代、定期点検の様子なども書かれています。
ちゃぬ家を買う

~ブログのおおまかな概要~
旦那様と二人暮らしの妊娠中の奥様がブログ主です。家賃を払い続ける位なら購入した方が良いのでは?と思い、家づくりをスタートしています。
住宅メーカー選びは1年位かけて慎重に選ばれています。
アイ工務店と契約後は打ち合わせの様子や、住宅に関する様々なHow toも書かれているのでお勉強にもなります。
引渡し後には実際に住んでみての感想、良かった事・後悔した事なども綴られています。
ブログ主さん自筆だと思われるウサギのキャラが可愛い、とても参考になるブログです。
ちゃんとりーの日記

~ブログのおおまかな概要~
奥様と二人暮らしの旦那様がブログ主です。商店として使われていたお義父様の土地の引継ぎ話から、建て替えで二世帯住宅づくりをスタートしています。
10社以上の住宅メーカーを見学して周り、最終的にアイ工務店に決めています。
建て替えなので、まずは建物の解体、そして地盤調査、着工とその過程もブログで拝見出来ます。
インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせの様子、どのような外壁材や屋根材、床材や建具を選んだのかも見る事が出来ます。
工事が進む中、外構のイメージが湧かず、予算も足りない、どうするか…と悩んで決めていく様子も書かれています。
ゲーム大好きオタクがアイ工務店で高気密・高断熱の家を目指す

~ブログのおおまかな概要~
3人暮らし、ゲーム・アニメ・漫画好きの旦那様がブログ主です。土地を探すところからスタートしています。
アイ工務店以外の候補には積水ハウス、ミサワホーム、一条工務店、ヤマト住建などで悩まれています。
ブログには契約時の見積もり書も公開されており、本体工事費用や諸費用にはどのような費用が含まれているのか等も確認出来るので参考になります。
また、床材やクロス、照明やカーテン等の内装にどういった商品を選び、またそれらが幾らだったか等も記載されています。
引渡し後には、住んでからの感想や間取りの反省点、WEB内覧会なども行われているブログです。

続いてアイ工務店の会社概要や性能などを見ていきます。
アイ工務店の会社概要と性能

『家族に愛を、住まいにアイを』
アイ工務店は、住まいを支える地盤・基礎から使用する木材、耐震性能を向上させる接合金物、剛床構造、5倍耐力壁の採用など、様々な素材・工法で耐震性能を磨き上げ、住宅性能表示制度の耐震等級で最高ランクに対応しています。
木の持つ強さや優しさを生かし、機械加工による高精度のプレカットを行い、乾燥した状態を長く保つ事で、経年変化を抑え長期間の強度維持を実現しています。
また、発泡ウレタン断熱や次世代の省エネ仕様、セントラル換気システムなど快適に暮らす為の性能も兼ね揃えています。
1000万円台からでも1mm単位で自由設計が可能なのもアイ工務店の特徴の1つです。
アフターサポートも万全の体制が整えられています。
◦20年初期保証(構造体・防水・防蟻)/最大延長30年
◦20年間の地盤保証システム
◦10年間の住宅設備機器保証
◦10年間の無償点検システムと長期点検システム
◦24時間365日受付の安心サポート
会社概要 | |
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会社名 | 株式会社アイ工務店 |
本社所在地 | 大阪市中央区心斎橋筋1-9-17 エトワール心斎橋9F |
会社設立日 | 2010年7月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 1630人 |
売上高 | 965億円(2022年6月期) |
対応可能工法 | 木造軸組 |
取り扱い商品 | N-ees(ニーズ)/HILLUS(ヒルズ) |
坪単価の目安 | 48.6万円〜80.0万円 |
施工実績 | 4635棟(2022年度) |
施工エリア | 関西、中国、九州、関東、北関東、東海、四国、北陸、東北、甲信越、北海道(一部地域を除く) |
アフター保証 | 3ヶ月、1年、2年、5年、10年後に無料点検を実施。20年初期保証(構造体・防水・防蟻)地盤保証システム・住宅設備機器保証 |
耐震性能(耐震等級3に対応)
◦ベタ基礎

アイ工務店の標準仕様はベタ基礎です。
ベタ基礎は、立ち上がり部分と底面全体を鉄筋を入れたコンクリートで一体化して、家の荷重を面で支える構造です。点ではなく面で支える事で、荷重を上手に分散する事ができ不同沈下が起きずらいといった特徴があります。
◦金物併用工法

接合部に「金物接合」と「プレカット仕口加工による接合」を使用しガッチリと強固に接合を行っています。
金物併用工法により、従来の木造軸組工法の弱点であった接合部の欠損による損壊リスクが解消されます。
◦5倍耐力壁

アイ工務店では耐力壁に壁倍率最高ランクの5倍の構造用耐力面材を採用しています。
強度の高い耐力壁を用いる事で、強度を損なわずに柱を減らす事も可能となるので設計自由度の向上にも繋がります。
◦剛床構造

28mm厚の構造用パネルと梁を接合して一体化した剛床構造を採用しています。
剛床構造は水平方向に対する力に強く、水平荷重を分散させる強固な構造で一般的な在来工法の3倍の強度を確保しています。
◦接合金物

基礎・柱・梁などの接合部分にホールダウン金物や羽子板ボルトなど接合金物を採用しています。
接合部分を金物でガッチリ固定する事で、地震や台風時に柱が基礎や梁から離れようとする事を防ぐことが出来ます。
◦耐震設計診断システム

構造躯体が強固でも全体のバランスが悪いと地震に対して弱い建物となってしまいます。
そうならない為にアイ工務店では、耐震強度のバランスを示す指標(偏心率)を一棟一棟毎に専用のシステムを使って確認しながら、耐震等級が最高ランクになるように設計を行っています。
断熱性能(UA値=0.4以下)
◦屋根断熱

屋根裏に「遮熱ボード」と、吹付発泡による「硬質ウレタンフォーム断熱材」を採用しています。
外からの熱気・冷気を遮るだけでなく、室内の暖気・冷気も逃げないように断熱材でしっかり蓋をしながら、遮熱ボードで日射も遮っています。
◦床下断熱

床下に高性能断熱材(高性能ガラス繊維)を敷き詰めており、外気の影響を受けづらくなっています。
◦外壁ダブル断熱工法

柱の間に充填する断熱材には発泡ウレタン(80mm)、柱の外側にはフェノールフォーム(30mm)を採用しています。
構造用耐力面材を挟むように、内側+外側のダブル断熱工法で高い断熱性能を確保しています。
◦高性能断熱サッシ

標準仕様で「Low-E トリプルガラス(アルゴンガス入り)」+「高性能樹脂サッシ」を採用しています。高い断熱性能に加え、紫外線のカットや防露・防音にも高い効果を発揮します。
◦熱交換型24時間セントラル換気システム

換気システムには熱交換型による24時間セントラル換気システムを採用しています。(セントラル換気とは、天井裏に取り付けた換気ユニットとダクトで家全体の換気を行うシステムの事。)
外気を内気の温度に近づけて換気を行う熱交換型なので、換気による熱ロスを防いでくれます。採用しているシステムの熱交換率は約75%です。
熱交換率75%というのは外気温が0℃、室温が20℃だった時に外気を15℃まで温めて取り込むという事です。
快適性能
◦ユニバーサルデザイン

家中の段差を取り除いたり、手すりを設置したり、極力1階部分の通路は広く確保する為に扉を引き戸の提案を行うなど、赤ちゃんからお年寄りまで暮らしやすいユニバーサルデザインを心がけています。
◦シックハウス対策

シックハウス症候群の原因と言われているホルムアルデヒド等の放出量がゼロ、もしくは極めて少ない建材を標準仕様で採用しています。(JIS・JASで最高水準のF☆☆☆☆(エフ・フォースター))
またクロス(壁紙)や建材に使われる塗料や接着剤にも安全性の高いものを採用しています。
◦防震吊木

室内の遮音性を高める為に、アイ工務店では2階で発生した足音や物音の振動を軽減する防震吊木を採用しています。
2階を子世帯、1階を親世帯が使用する事が多い二世帯住宅や2階に子供部屋を配置する時にも伝わる音が軽減されるので快適に暮らせます。
◦防湿・防蟻対策

基礎の下に防湿・防蟻シートを敷き詰め、その上に鉄筋コンクリートを打設します。シートと基礎による二重の防湿・防蟻対策で湿気・シロアリから建物を守ります。
土壌汚染や人体への悪影響の可能性も指摘されている殺虫剤の土壌散布は行っておりません。
ブログや性能から思うアイ工務店の総評

アイ工務店の家を一言で言うなら、コストパフォーマンスに優れたお家です。
性能×品質×価格のバランスが良く、デザインに関しても外壁材のデザインやカラーは豊富に用意されていますので、好みに合う外観を実現させやすいです。
価格帯はミドルコスト帯で注文住宅の平均的な金額です。価格の割には高い性能とクオリティの高い住宅設備を採用できます。
キッチンなどの一部設備は提携メーカーと協力してオリジナル仕様の商品を作っています。
そうしたオリジナル商品は、アイ工務店のスケールメリットを活かして一般的な価格に比べ格安で採用できるようになっています。
設計に関しても、「尺モジュール」か「メーターモジュール」かを選択する事が可能で、リビングやダイニング・居室・収納等の内部空間は1mm単位での自由設計も可能です。
規格住宅ではないので、好みに合わせた間取りでの設計も可能となっています。耐震性能・断熱性能・耐久性能など各性能も安心して永く快適に暮らすのに十分な性能です。
これらをミドルコスト帯で叶えられると考えるとコスパに優れていると言えます。
ただし、大開口・大空間の間取りは鉄骨住宅に比べるとやや苦手です。また施主支給は基本的にはできません。
支店により差はありますが、出来たとしてもトイレットペーパーホルダーやタオルホルダー、一部の照明など小物に限られます。
また保証期間は最長で30年です。
決して短くはないですが、大手HMでは最長60年保証も最近では珍しくありません。そうした保証期間と比べるとやや物足りなく感じてしまいます。
以下の建築ブログもよく読まれています。
アイ工務店の建築ブログをチェックされている方は、アイ工務店と価格帯が近しかったり、似た間取りを得意としている以下のハウスメーカーの建築ブログもよく読まれています。
まとめ

アイ工務店で建てられた施主さんによる建築ブログや、アイ工務店の性能などをご紹介してきましたが如何だったでしょうか。
上記でも述べたようにアイ工務店はコスパに優れた家を提供してくれます。ただ、ブログからも分かる通り途中でアイ工務店を選んだ事を後悔したり、スムーズに話がまとまらず疑心暗鬼になったりしている施主さんもいらっしゃいます。
同じ会社であっても担当者が変われば受ける印象は大きく異なります。また、施主さん一人一人の条件やライフスタイル、考え方なども異なるのでアイ工務店が合う人・合わない人はいます。
それは他のハウスメーカーでも同じです。
合う・合わないは必ずありますので、家づくりで後悔・失敗をしない為にまずは自分達に合うハウスメーカーがどこなのかを知る必要があります。
予算に合った建物を提供する会社同士や、希望のスタイルを得意としている住宅会社同士を比較していく事で自分達家族に合う会社が見えてきますので、まずは複数社を候補にあげて比較する事が大切です。
素敵なマイホームづくりを応援しています。
家づくり計画を進める時は「住宅会社の人でない、中立の立場にいる家づくりの専門家」に相談をするのが失敗しないコツです。
PCかスマホがあれば誰でも気軽にオンライン相談が利用出来ます。

結構おすすめ!! ⇒ HOME4U家づくりのとびら公式サイト
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