【富士住建てやばいの?】評判や口コミ、標準仕様もチェック!

2023-08-15

高品質・適正価格で引渡したその日から住める「完全フル装備の家」が人気の富士住建ですが、「富士住建 やばい」というKWでの検索も割とあったりするので、富士住建のリアルな評判や口コミ、坪単価や標準仕様での性能などを確認していきたいと思います。

参照元:富士住建

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評判や口コミがやばい?

富士住建の評判や口コミがやばいのか確認する為に、富士住建のリアルな評判や口コミを幾つかご紹介していきたいと思います。

良い口コミや評判

◦安い!/コスパが良い!
◦標準仕様のお風呂が広い
◦地震があった事にも気付かない耐震性
◦設備・性能の高さ
◦営業や現場監督の良さ

とても満足しています でれすけさん 投稿日:2020.04.15

思っていたよりも断熱性や防音性も良く、装備の良さに満足しています。
富士住建の売りは標準仕様のお風呂、キッチン周り、トイレ、断熱ガラス、玄関収納、玄関ドア等の良さだと思います。
エアコンや太陽光が標準装備なのもありがたかったです。

みん評より一部抜粋

満足 クラスさん 投稿日:2019.05.23

友達の紹介で富士住建で家を建てました。私の営業担当や現場監督はとても素晴らしい方でした。営業担当の方は誠実で、ほぼ24時間いつでも対応してくれ、質問にもしっかり調べて答えて下さりました。現場監督は、知識が豊富で、排水の取り回しや設計についてなど、素晴らしいアドバイスをしてくれ、そのお陰で大満足の家を建てることが出来ました。
建設中の急な要望にも答えてくれ、感動しました。アフタフォローも充実しており、棚を増やしたり、鍵の取り付け、自然浸透マスの工事など、建て終わった後も本当にお世話になっています。

みん評より一部抜粋

◦良い口コミや評判についての総評

良い評判には富士住建のコスパの良さに満足している口コミが多く見られました。

目安となるおおよその坪単価などは後述しますが、富士住建はHMの中でも比較的安い価格帯で勝負をしています。勿論安いだけでなく、充実の標準装備で「価格以上の品質」という点で特に評価をされています。

また設備だけではなく性能の高さにも満足されている口コミも多くあります。

標準仕様での性能値なども後ほど記載していきますが、やはり価格×性能のバランスが優れており「同じ位の価格帯のHMと比較しても富士住建の性能の方が上だったから富士住建にした!」といった口コミも見かけます。

そして営業担当や現場監督など"人"を褒めている口コミも多くあります。

「誠実な対応」「的確なアドバイス」「丁寧な仕事」「親切で一生懸命」etc…対応の良さに満足されている施主さんも多くいました。

悪い口コミや評判

◦営業担当の説明が不十分
◦営業担当の対応がイマイチ
◦信用ができない
◦性能・施工精度に不安

信用できません とくめいさん 投稿日:2020.10.31

間取り作成を依頼したが営業が見せてきたものは、全然希望通りではありませんでした。その時は、営業が一生懸命作ってくられた物だと思い黙っていたが、何日かした後もう一度設備を見に行きたくなり予約を取ると次回ハンコを持ってきて欲しいとの事でした。その当日、契約を勧めれたが間取りが全然気に入ってない事を伝えると事務所からもう一枚の間取り図を持ってこられ見せられると、そちらはある程度希望が通っている物でした。それでも契約を拒否すると態度を変え早く帰って欲しいそうな素振りでした。

みん評より一部抜粋

通りがかりさん [2023-07-14 18:18:18]

ここで建てた事ありますが最悪でしたね。
金利が優遇される省エネ基準でって打ち合わせしてたのに検査2日前になって基準にたっしていませんとか言い出して。営業担当、上司、本社にクレーム言っても全く謝らず、引越も決まっていたので泣き寝入りするしかありませんでした。

e戸建てより一部抜粋

契約後着工前の打ち合わせ中 [2023-07-25 00:46:42]

ただこの会社に頼んで良い家を建てたい場合は、個人でそうとう勉強する必要があります。
もしくは、自分に合う担当者と会う必要があります。

この会社の良いところは明瞭な見積もり、そこに尽きます。

在来の木造住宅に関しては施工云々ありますが、所詮在来工法です。
施工にこだわるならハウスメーカーを見るべきです。

e戸建てより一部抜粋

◦悪い口コミや評判についての総評

悪い評判に関しては、担当営業に関する口コミが多く見られます。

「説明が不十分」「対応が遅い」「担当営業の作成する間取りプランがイマイチ」「提案力が低い」etc…営業に対する不満の声が多くみられます。

ただ、誤解の無いように言っておくと担当営業に対する不満の声が多く見られるのは、営業マンが最初から窓口となってその後も打ち合わせなり、お客さんとの接点が一番多くなるので必然的に営業への悪い口コミは多くなります。これは富士住建だけでなくどこのハウスメーカーでも同じ傾向です。

営業との相性が合う・合わないは必ず発生する問題なので、もし担当営業がダメダメな方だった場合は変更願いを出すようにしましょう。

本人には言いづらいと思いますので、上司や店長に相談してみる。別の展示場へ行ってみて、そこで対応してくれた人経由で伝えて貰う等が良いです。

その時に「なんとなく合わないから変更して欲しい」だと通らない事もあるので、どういった部分が嫌で変更を希望しているのか、きちんと説明が出来るように言語化しておきましょう。

「家自体は気に入っている」「御社自体は好き」なので担当さえ良ければ契約したい気持ちは強い、という想いを伝えるのも効果的です。

他には性能や設備に関する事、現場の施工精度に対する不満などが見られます。

性能や設備に関しては必ず最新のカタログ等で確認をしておく事、施工精度に対する不満は以下にあげる対策で解消する事も出来ます。

評判・口コミで見られる施工への不安の解消法

口コミや評判はあくまで参考程度に留める

ネット上での口コミや評判は自作自演が出来てしまう事や、根に持っている人が何度も投稿する事も出来たり、話を盛って書いたり、そもそも嘘だったりする可能性もゼロではないので全てを鵜呑みにするのは危険です。

良い口コミを自演で入れる、競合の悪い口コミを自演で入れる。なんて話も良く聞くので、あくまで参考程度に留めておきましょう。

富士住建に関しても、最終的には自分の目で外観や内装のデザインや性能、設備を確認したり、担当と話をして実際に体感してジャッジを下すようにしましょう。

家づくりで失敗しないコツは?

家づくりで後悔される方に共通しているのが「住宅メーカー同士の比較・検討不足」です。

◦CMでよく見かけたし知名度もある会社だから決めた。
◦「○○○工務店は良かったよ」等、親戚・友人が言っていたので同じ会社に依頼した。
◦いきなり訪れた住宅展示場で行った会社が魅力的で営業もイイ人だったので決めた。etc..

あまり候補をあげずに、ほぼ直観で決められた方は往々にして「もっと慎重に選べば良かった…」と後悔します。

そうならない為に、時間的な余裕を持って6社以上は候補をあげて比較・検討をおこないましょう。

play_circle ハウスメーカー選びのはじめの一歩!
まずはカタログを取り寄せ比較してみましょう。

富士住建の会社概要や価格の目安

富士住建

「住む人が幸せになる」為の家づくりをモットーに高品質で適正価格での提供にこだわっています。

高品質でありながらも高すぎない、価格を抑えて提供が出来ている理由は以下の3点です。

1.設備メーカーと年間契約を結ぶ事で仕入単価を抑える。

2.利益率を最低限に抑える事で適正価格を実現
(ギリギリの価格設定がされているので値引きや社員割引などは無く、すべてのお客様に公平に提供されます。)

3.住宅展示場へ出展をしない、豪華なカタログを作らない、契約前のしつこい営業は行わない等、無駄な費用の削減で適正価格を実現。

こうした企業努力による経費削減で、適正価格でありながらも標準仕様で充実の「完全フル装備の家」を建てられる事が一番の特徴です。

価格の割に充実した設備の他にも、外観や間取りも自由にデザインできる自由設計である事や、住宅性能表示制度8項目で最高等級に対応可能な性能の高さなども人気の理由です。

保証・アフターサービス面は引渡し後「10年保証」と「2年間の無料定期点検」を実施しています。有償となりますが10年間保証の延長も可能です。

会社概要
会社名株式会社富士住建
本社所在地埼玉県上尾市東町2-9-20
会社設立日1987年10月
資本金4,000万円
従業員数501人(2023年2月)
売上高256億円(2022年9月期)
対応可能工法木造軸組、2×4、2×6
取り扱い商品完全フル装備の家/HIRARI(平屋)/ZEH/紀州の風/檜日和
坪単価の目安45.0万円~65.0万円
施工実績953棟(2022年度)
施工エリア関東全域(一部エリア除く)
アフター保証完成後「10年保証」「2年間の無料定期点検」を実施

商品ラインナップ

富士住建で取り扱っている商品ラインナップです。

<完全フル装備の家>
富士住建の完全フル装備の家
ハイグレードな設備やカーテン・エアコン・照明といった生活必需品も標準装備されている住宅です。自由設計で、外観も間取りにもこだわれてコスパの高さが人気の商品です。
<HIRARI(平屋)>
富士住建のHIRARI(平屋)
富士住建の平屋住宅です。こちらの商品の標準も「完全フル装備の家」仕様となっています。ワンフロアで生活が完結し、階段がないので将来的にも暮らしやすい平屋を希望される方に人気の商品です。
<ZEH>
富士住建のZEH
「完全フル装備の家」に太陽光発電のパネルとHEMSの追加でZEHとなる仕様の住宅です。高断熱・省エネ・創エネで冷暖房費も抑えられるので経済的にもお得な商品です。
<紀州の風>
富士住建の紀州の風
檜躯体で自然素材にこだわったモダンスタイルのひのきの家です。優れた木材を産み出す紀州・和歌山県の樹齢60年以上のひのきだけを使用し、和と洋が美しく調和したデザインとなります。
<檜日和>
富士住建の檜日和
檜躯体で自然素材にこだわった純和風のひのきの家です。年間60棟限定となっています。和室や床の間、陶器和瓦などまるで高級旅館のような家が建てられます。

坪単価&価格の目安

富士住建の坪単価は45万円~65万円位が平均値となります。

ちなみに、注文住宅での総額は本体価格(本体工事費用)に付帯工事費用(別途工事費用)+諸費用を加えた費用が総額となります。

総額に対する各費用の内訳は、本体価格(本体工事費用)が70%~80%、付帯工事費用(別途工事費用)が15%~20%、諸費用が5%~10%程度が一般的です。

以下の表は本体価格を全体の75%と仮定し、残りの15%を加えた金額を総額として計算しています。

◦富士住建で建てた時に価格の目安

坪数本体価格総額
20坪(66.1㎡)900万円~1,300万円1,200万円~1,733万円
25坪(82.6㎡)1,125万円~1,625万円1,500万円~2,167万円
30坪(99.2㎡)1,350万円~1,950万円1,800万円~2,600万円
35坪(115.7㎡)1,575万円~2,275万円2,100万円~3,033万円
40坪(132.2㎡)1,800万円~2,600万円2,400万円~3,467万円
45坪(148.8㎡)2,025万円~2,925万円2,700万円~3,900万円
50坪(165.3㎡)2,250万円~3,250万円3,000万円~4,333万円
※坪単価は家の仕様や市況により変動の可能性がありますので、あくまで参考程度にお考え下さい。

標準装備がやばい?富士住建の主な仕様

標準装備の仕様が良い意味で「やばい」のか?それとも悪い意味でなのか、確認する為に富士住建の標準での仕様を確認していきたいと思います。

構造は4種類の中から選ぶ

富士住建では4つの構造の中から1つを選んで家づくりを行います。それぞれの構造の特徴は以下の通りです。

檜4寸構造(木造軸組工法)の特徴

・「山職人」が手間と時間をかけて管理し育成した高品質な木材を使用。
・樹齢60年以上の目のしっかり詰まったひのきだけを使用。
・土台、柱には太い4寸角(120mm)の紀州ひのきを使用。
・JAS認定された高品質のひのきだけを使用。

J-WOOD構造(木造軸組工法)の特徴

・厚さ4mmに加工した木材を含水率8%まで乾燥させ積層・圧着してつくる建材(LVL材)を使用。
・乾燥による収縮・割れ・反りに強い木材を使用。
・柱や梁、基礎との接合部を専用金物を使用し強固に接合。
・防腐防蟻薬剤を加圧注入行い、表面処理法よりもシロアリの食害に強い。

檜集成構造(木造軸組工法)の特徴

・複数の板を結合させた人工の木材(国産檜の集成材)を使用。
・土台、柱、梁のすべてで日本の気候に適した国産の檜材を使用。
・無垢材に比べ、強度や品質のバラつきが少なく施工後の変形や割れが少ない。
・油溶性タイプの防腐・防蟻処理剤を使用し高い寸法安定性と耐久性に優れる。

パネル構造(2×4工法)の特徴

・屋根構造材に横方向の力に強く変更しにくいトラス構造を採用。
・2階床根太などに収縮や割れの少ないI型複合梁TJIを採用。
・1階外周部には高耐水、高耐久の耐力面材を使用し通常の2×4工法の約2倍の強度を確保。
・面を繋ぎ合わせる事で気密性が高く、ファイヤーストップ構造で耐火性も高い。

基礎

富士住建では標準仕様でベタ基礎が採用されています。

ベタ基礎は基礎の立ち上がり部分および底面全体を鉄筋コンクリートで一体化しており家の荷重を面で支える基礎構造です。底面全体で建物を支えるので不同沈下が起こりにくいです。

また、防湿シートを敷き詰めてからコンクリートで覆っているので地面からの湿気を防ぎ、シロアリの被害も防ぎやすいです。

それに加えて富士住建では、力が集中しやすい四隅にコーナーハンチを作ってさらに強靭な基礎に仕上げています。

耐震性能

富士住建では耐力壁の量や柱の引き抜き強度、全体のバランスなど1棟1棟専用のソフトを使用し構造・耐力チェックを行い、標準仕様で最高等級の「耐震等級3相当」への対応が可能です。

更に、標準仕様で制震装置(制震ダンパー)も付きます。

制震装置により揺れを減少する事が出来るので外壁材の損傷や室内のクロス割れなどのリスクを軽減する事が出来ます。また、建物への蓄積ダメージも減らせるので繰り返し余震にも効果を発揮します。

断熱性能

①.高性能グラスウールを使用。
②.全窓遮熱Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り)
③.全窓断熱樹脂サッシ
④.扉厚70mmの断熱玄関ドア

断熱性能を表すUA値は公式サイトに記載がありませんが、構造や使用されている断熱材、窓・玄関ドアの仕様を見るかぎりZEH基準相当であるUA値0.6程度である事が予想されます。(断熱等級5)

換気システム

換気システムの標準仕様は第三種換気システム(自然給気+機械排気)を採用しています。

第三種換気システムはコストが安い事とメンテナンスが楽な事がメリットですが、熱交換器を付ける事が出来ないので換気によって熱損失が起こってしまいます。

冬場などは換気により室温が下がる事もあるので、コストはかかりますが快適性を求めるのであればオプションで第一種換気システム(熱交換器付き)に変更する事も可能です。

その他標準仕様の設備

100以上の設備が標準装備の「完全フル装置の家」の仕様の一部をご紹介しておきます。

屋根材「陶器瓦」「コロニアルグラッサ」から選択
外壁材窯業系サイディング(ニチハ「Fu-ge」)
YKK AP「APW330」
玄関ドアYKK AP「イノベスト D50」
床材「無垢フローリング」「天然木複合フローリング」から選択
キッチン「クリナップ」「タカラスタンダード」「トクラス」から選択
お風呂「TOTO」「トクラス」から選択
洗面台・トイレ「TOTO」「INAX」から選択
エコアイテム太陽光発電システム、太陽光カラーモニター、高効率ガス給湯器
セキュリティ電動シャッター、2重ロック、面格子、防犯合わせペアガラス、センサーライトカメラ、ワイヤレスモニターホン、玄関ドア電気錠
ライフアイテムLED照明(全居室)、カーテン(全居室)、玄関収納、エアコン(6帖用×5台)、LED保安灯、室内物干しユニット、床下収納、高機能網戸、etc
その他「ピクチャーレール」「妻飾り」「EVコンセント」「ニッチ飾り棚」1つ選択可

保証・アフターサポート

富士住建の初期保証期間は10年間、定期点検は2年目まで(初回、6ヶ月、1年、2年)は無料点検となっていますが、それ以降は有償点検となります。

保証期間に関しても10年目以降は有償とはなりますが+10年間保証の延長も可能です。

標準仕様はどちらかと言えば良い意味で「やばい」

富士住建の標準仕様を確認してきましたが、価格とのバランスを考えた時にお値段以上の性能&設備だと思います。

標準仕様だと第三種換気システムという点は少し気になりますが、変更も可能ですし、外観や内装も実例を見ると分かりやすいですが、デザインにもこだわっています。

高級感ある外観にしたい時にはオプションになりますが「タイル」も選択可能です。

ただ具体的なUA値(断熱性能)やC値(気密性能)はHPに載っていなかったのでカタログで確認するか、担当者に直接尋ねておきましょう。

住宅性能や設備の最終確認は最新カタログで

HP上には具体的な数値まで載っていなかったり、まとめサイトの情報が古かったり、誤っている可能性もあるので最終的には最新カタログで確認をしましょう。

特に細かな部分の仕様は定期的に変わったり、地域によって異なる事もあるので最新カタログを取り寄せておきましょう。

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評判・口コミで見られる施工への不安の解消法

富士住建に限った話ではないですが、施工精度への不安や不満の口コミというのは割とどこのハウスメーカーでも見られます。

「丁寧な仕事をしてくれるか?」「技術は伴っているか?」等は施主側で判断するのが難しいポイントなので、そうした施工への不安を解消する為に行なえる対策を幾つかご紹介いたします。

住宅性能表示制度を利用する

住宅性能表示制度とは消費者の利便性を考え、住宅性能を等級や数値で簡単に確認が出来るようにした制度の事です。住宅性能表示制度の評価項目は下記の通りです。

評価される分野主な評価内容等級必須
①.構造の安定地震・風・積雪に対しての
建物の強さを評価
耐震等級、
耐風等級、耐積雪等級
②.火災時の安全火災の早期発見のしやすさ、
外部からの延焼に対する耐火性を評価
耐火等級
③.劣化の軽減柱や土台の劣化の進行を遅らせるための対策を評価劣化対策等級
④.維持管理・更新への配慮排水管・水道管・ガス管の
点検・清掃・修繕のしやすさを評価
維持管理対策等級
⑤.温熱環境建物の冷暖房を効率的に行う為の
断熱などの省エネ対策を評価
断熱等性能等級、
一次エネルギー消費量等級
⑥.空気環境室内への有害物質の発散量、換気対策を評価
⑦.光・視環境室内の明るさを、部屋の広さに対する
窓の大きさの割合で表示
⑧.音環境開口部の遮音性能や、共同住宅の
上下又は隣接する住戸への音の伝わりにくさを評価
透過損失等級
⑨.高齢者への配慮高齢者や子供が暮らしやすいよう、
バリアフリーの程度を評価
高齢者等配慮対策等級
⑩.防犯犯罪者が住宅に侵入しないよう、
開口部に対策がとられているかを評価
10分野の内①.③.④.⑤は必須。それ以外は選択分野。

住宅性能表示制度を利用すれば、国から認定を受けた第三者評価機関が住宅性能を評価・チェックしてくれます。

住宅性能評価は2段階に分けて行い、1段階目は設計段階で設計図面を元に住宅性能を評価します。これを「設計住宅性能評価」と言います。

2つ目は建設段階で現場チェックを行い住宅性能を評価します。これを「建設住宅性能評価」と言います。

住宅性能表示制度による性能評価の流れ

2段階目の「建設住宅性能評価」では、第三者評価機関が建築現場に計4回(基礎の配筋工事完了時、構造躯体の工事完了時、内装下張り工事の直前、竣工時)訪れて正しい施工が行われているかをチェックしてくれます。

住宅会社と関係性の無い、第三者機関による厳正なチェックが行われるので安心出来ます。

ちなみに、利用には1段階目の「設計住宅性能評価」のみの場合は約10万円、2段階目の「建設住宅性能評価」も受ける場合は約20万円ほどかかります。(評価を受ける項目を増やすとその分費用も増えます。)

住宅性能表示制度を利用する事で、性能を評価・チェックしてくれるだけでなく、建てた後に万が一トラブルが起きた場合、専門機関(指定住宅紛争処理機関)がトラブルの対応もしてくれます。

※第三者が現場に入る事になるので、利用する場合は事前にハウスメーカー側に確認&承諾をとっておきましょう。

ホームインスペクター(住宅診断士)にホームインスペクション(住宅診断)を依頼する

ホームインスペクション(住宅診断)とは?

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を指します。

日本ホームインスペクターズ協会

ホームインスペクション(住宅診断)は着工前からでも、建築途中からでも引渡し後でも依頼をする事は出来るので、実際に現場を見て不安に感じてから依頼をするという形でも利用が可能です。

利用する上での注意点として、ホームインスペクターになるには日本ホームインスペクターズ協会が付与している民間の資格が必要ですが、国家資格である建築士などの資格の有無は問われません。

つまり、建築士の資格がなくてもホームインスペクターになる事は可能です。

ただ、利用する立場からすれば建築士の資格も保有するホームインスペクター(住宅診断士)の方が安心出来ると思いますので、建築士の資格の有無を確認して依頼をするのが良いでしょう。

ちなみに費用は約5万円~10万円程度かかります。

※第三者が現場に入る事になるので、利用する場合は事前にハウスメーカー側に確認&承諾をとっておきましょう。

平均C値を確認する

C値(気密性能)とは、家の大きさに対してどの程度のすき間面積が存在するかを表した数値です。C値が小さい程気密性能が優れている事になります。

気密性の確保のし易さは構造・工法の違いや断熱施工の違いなどによっても変わってくるのでC値が悪い=大工さんの腕が悪いと決めつける事は出来ませんが、C値が平均して良い会社の大工さんは丁寧な施工を行っているという判断は出来ます。

その為、今まで建てた家の平均C値が分かれば施工精度の参考になります。

ちなみにC値は現場で測る実測値です。別途費用もかかるので気密測定を行っていないハウスメーカーもあります。

ただ、C値(気密性能)に自信のあるハウスメーカーであれば参考として出せるC値はだいたい持っていますので、C値を聞いた時に答えをはぐらかしたりした時は注意が必要です。

知っておかないとやばい?富士住建の注意点

富士住建は標準仕様で性能・設備が価格の割に高く、自由設計で建てる事が出来るコスパの良さが一番のメリットですが、反対に知っておいた方が良い注意点(デメリット)を幾つかご紹介致します。

選択肢は限られる

富士住建では採用出来る設備の種類を限定して大量に仕入れる事でコストを抑えています。

標準仕様で多くの設備が始めから付いてきますが、既に富士住建で決められた設備が付けられますので施主側の選択肢は限られてしまいます。

住宅設備にこだわりたい方には注意が必要なポイントです。

自分的に不要と思う設備でも付いてくる

予め決められている設備は不要と思っても付いてきます。例えば「お風呂にテレビは要らない」「太陽光発電はいらない」「電動シャッターは要らない」と思っていても、それらの設備込みで販売されているので付いてきます。

一般的には不要な設備は外して、浮いたお金で欲しい設備を採用したり出来るのですが、予め決められている設備は付いてきますのでそれが出来ません。

お風呂が広い

富士住建では標準仕様でお風呂の広さが1.5坪もあります。一般的な戸建てのお風呂の広さは1坪である事が多く、広い場合でも1.25坪とかです。

1.5坪はかなり広く、子供2人と入っても十分に余裕のある広さです。広いお風呂を希望されている方には嬉しい仕様ですが、そうでない場合は無駄な広さとなってしまいます。

通常よりも広い事で単純にお湯代がかかりますし、浴室が暖まるまでに時間もかかります。

1.5坪は固定の仕様なので、お風呂を小さくしてその分を収納スペースに充てる、居室を広くする等は出来ないので注意しておきましょう。

間取りは担当営業が書く

経費削減の一環だと思いますが、富士住建では「設計士」や「IC」など専門家は同席せず、担当営業が間取りプランを作成していきます。

その為、他社と比べた時に設計力やプランの提案力がイマイチと感じられる施主さんもいます。

設計の良し悪しは暮らし始めてからの満足度に大きく関わる部分ですが、専門家の意見を聞きながら間取りプランを詰めていけないので注意が必要です。

こうした事情から富士住建では他社で作って貰ったお気に入りの間取りプランを持ち込んで「これで作って下さい!」と提案する方も多くいます。

利用された会社はたまったものじゃないですが、数千万円もする買物なのでベストを尽くしたいですよね。

今では、ネットで簡単に間取り作成を無料で依頼できるサービスがあるので積極的に利用した方が良いです。

間取り図プランを無料で作成する

住宅展示場に出展していない

こちらも経費削減の一環として行っている事ですが、富士住建は住宅展示場に出展しておらずモデルハウスがありません。あるのはショールームのみです。

標準仕様の設備を実際に見たり、触ったりする事は出来ますが、モデルハウスではないので完成後のイメージはし難いといったデメリットがあります。

保証・アフターサポートが劣る

初期保証の期間は法律で義務付けられている最低限の引き渡し後10年間のみです。定期点検に至っては無料期間は2年目までとなっています。(初回、6ヶ月、1年、2年)

大手HMであれば初期保証20年、条件によっては30年等もあり、保証期間も最長で60年といった長期保証が普通となっています。そうした保証制度の会社と比べると劣ります。

まとめ

「富士住建 やばい」というネガティブなKWでの検索が気になったので、リアルな評判や口コミ、標準での仕様等をチェックしてみました。

口コミや評判、標準仕様での設備や性能、そして提供している価格帯などトータル的にみて悪い意味で「やばい」という感じは一切しません。

ただ、中には「他のHMにすれば良かった…」と後悔されている方もいますが、注文住宅では一人一人の条件が異なるので富士住建が合わないという方も当然います。

一人一人最適なハウスメーカーは異なりますので、これから家づくりを検討されている方であれば、なるべく最初は多くの候補をあげてじっくり見比べる事から始めてみましょう。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。