ヘーベルハウスの平屋【災害最強!?】特徴や仕様もチェック

2023-04-07

旭化成ホームズの戸建住宅ブランドである「ヘーベルハウス」の平屋の外観や間取りを幾つかご紹介していきたいと思います。

またヘーベルハウスの特徴や強み、仕様なども合わせて確認していきます。

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ヘーベルハウスの平屋.外観と間取り

30坪前後のヘーベルハウスの平屋の外観(4パターン)間取り(6パターン)をご紹介していきます。

30.4坪(4LDK)の外観と間取り

30.4坪(4LDK)のヘーベルハウスの平屋の外観

和モダンの落ち着きのある外観です。

DKとリビングの間に扉があるので別々の空間としても利用可能です。

二間続きの和室はご近所さんとの交流の場としても役に立ちます。また和室の外にはお茶を味わったり、中庭を眺めたりできる縁側があり寛ぎの空間として重宝します。

間取り3LDK
延床面積30.4坪(100.56㎡)
玄関方向

33.0坪(4LDK)の外観と間取り

33.0坪(4LDK)のヘーベルハウスの平屋の外観
33.0坪(4LDK)のヘーベルハウスの平屋の間取り

屋根付きのテラスのあるシンプルモダンでおしゃれな外観です。

日の入りが良い南側に広々としたリビングを配置した、家の中が明るくなる間取りです。

洋室と2つの子供部屋にはリビングから直接移動が出来て、移動がラクになるコンパクトな動線がとられています。

間取り4LDK
延床面積33.0坪(109.12㎡)
玄関方向

34.58坪(4LDK)の外観と間取り

34.58坪(4LDK)のヘーベルハウスの平屋の外観

シックな色合いで落ち着いた和モダンな外観です。

リビングは吹き抜けを採用しており開放的があり、13.0帖の広いロフトも作られているので収納スペースにも困りません。

リビングに繋がるウッドデッキで外への空間も広がり、縦・横の空間を上手に活かした間取りとなっています。

間取り4LDK
延床面積34.58坪(114.34㎡)
玄関方向南西

33.25坪(3LDK)の外観と間取り

33.25坪(3LDK)のヘーベルハウスの平屋の外観
33.25坪(3LDK)のヘーベルハウスの平屋の間取り

大開口の窓がおしゃれなシンプルモダンな外観です。

LDKの両サイドにテラスが作られており、どちらも大開口を設置する事で光や季節を感じる風を取り込む事が出来ます。

ファミリースペース(LDK)とプライベートスペース(各居室)を左右に分けて配置した間取りです。

間取り3LDK
延床面積33.25坪(109.93㎡)
玄関方向北東

27.28坪(3LDK+BLANK)の平屋の間取り

27.28坪(3LDK+BLANK)のヘーベルハウスの平屋の外観

成長に合わせて使い方を変えられる洋室や、マルチに活用できるBLANK(余白)を採用してある間取りです。

BLANK(余白)空間に子どものおもちゃなどを置いたり、そこで遊んだりも出来ます。目の届きやすい位置にあるので安心です。

広々としたウッドデッキがある事でリビングに開放感が生まれ、内と外の繋がりが出来るのでより広く感じられます。

間取り3LDK+BLANK
延床面積27.28坪(90.17㎡)
玄関方向北西

32.04坪(3LDK)の平屋の間取り

32.04坪(3LDK)のヘーベルハウスの平屋の外観

来客時などリビングを通らずに和室へ通せる作りになっています。

将来的に夫婦二人暮らしになる事を想定して、子供部屋は玄関近くに配置し、独立性を確保しています。

各部屋の収納+廊下にも2つの物入れが作られているので収納力にも困らない間取りです。

間取り3LDK
延床面積32.04坪(105.91㎡)
玄関方向西

人気平屋住宅のカタログ

ヘーベルハウスの平屋が最強!?特徴や仕様をチェック

ヘーベルハウスの外観の特徴は、屋根は大体フラット屋根。外壁は軽量気泡コンクリートと呼ばれるヘーベル板を使用しており大体白色だという事です。

ただ、参照であげた上記の画像を見ても分かる通り屋根がフラットでない場合や、外壁が白ではない場合もあります。

あくまで、ヘーベルハウスの家は屋根がフラットで外壁が白である事が多いという事です。

デザイン的に「フラット屋根は嫌!」「白外壁は嫌!」という時は他のデザインでも可能なので安心して下さい。

続いて、性能的な特徴です。今回、深堀していくのは性能面の特徴です。

ヘーベルハウスの最大の特徴は以下の3点です。

◦災害に強い
◦快適な居心地
◦将来もずっと安心

性能の特徴について詳しくチェックしていきたいと思います。

災害に強い

ヘーベルハウスの家は地震に強く、家事に強く、風水害に強い構造躯体となっています。

では、それぞれどのようなテクノロジーが使われているのか見ていきたいと思います。

ハイパワード制震ALC構造

へーベルハウスのハイパワード制震ALC構造

へーベルハウスの平屋はハイパワード制震ALC構造という、高強度の柱と梁に加え、高性能の制震フレーム「ハイパワードクロス」を組み合わせた独自構造で建てられます。

へーベルハウスの高強度の柱
高強度の柱
へーベルハウスの高強度の梁
高強度の梁

十分な厚みを持った角柱と大きな断面の梁で高い強度を実現しています。

1本あたりが負担できる荷重が大きいので、梁・柱を少なくしても耐震性能を保つ事が出来る為、大開口が作れやすくなったり間取りの自由度が高まります。

へーベルハウスのハイパワードクロス
ハイパワードクロス

制震デバイスが地震エネルギーを吸収して高い耐震性を発揮します。損傷を抑える特性も持ち合わせています。

ファイヤーストップALC壁構法

ファイヤーストップALC壁構法

外壁・床・屋根(勾配面を除く)に採用しているALCコンクリート・ヘーベルは、内部に豊富な気泡と気泡をつなぐ無数の細孔があり熱を伝えにくい特徴があります。

そのALCコンクリート・ヘーベルが炎の侵入を防ぎます。

万一内部から失火した場合でも、内装の下地に採用している不燃性の石膏ボードが隣室への燃え移りを抑止し、床へーベルが燃え抜けを防ぐなどし火災の拡大を防ぎます。

シート防水システム

シート防水システム

屋上フラットルーフ部の防水には、高分子系防水シートの強度を更に高めた独自防水シートを採用しています。

日射熱による伸縮や地震によるズレ、メンテナンス性にも配慮されており耐用年数は30年となっています。

ロングライフコート

ロングライフコート

外壁は耐水・耐汚・耐候性に優れたアクリルシリコン系塗料で入念な3層仕上げのロングライフコートを施し、優れた防水性能を実現しています。

災害に強い事が分かる実際の画像

災害がおこる度にヘーベルハウスの家だけ無事な映像がネットやNEWSでよく取り上げられるのですが、実際の画像を見た方が災害に強い事が分かりやすいと思いますので、何点かピックアップして載せておきます。

阪神淡路大震災で倒壊・半壊無しの様子
阪神淡路大震災で延焼を食い止めた様子
高い耐火性が分かる画像

直下型地震に分類される阪神淡路大震災は全壊および半壊した建物も目立ちましたがヘーベルハウスは全壊・半壊ゼロという強い耐震性能を示しました。

また、地震後に発生した大規模な火災でも建物が防火壁となって、近隣の類焼・延焼も食い止めています。

へーベルハウスが濁流に飲まれず

上の画像は2017年9月10日、集中豪雨によって茨城県で鬼怒川の堤防が決壊した時のニュース映像です。

濁流に飲まれ多くの住宅が流されましたが、ヘーベルハウスは流される事なく耐え「奇跡の白い家」などと呼ばれました。

ヘーベルハウスの家はただ耐えただけではなく、上流から流されてきた家を受け止め、それでも耐えて人命を守りました。

ツイッターの反応

ヘーベルハウスの当時のカタログに災害後の写真が載っていました。

出典:keigoman’s diary 注文住宅物語

周囲の家々が流されていく中、最後まで耐え抜いたヘーベルハウスの家。これらの写真からヘーベルハウスの災害への強さが分かると思います。

快適な居心地

ヘーベルハウスの平屋は高い断熱性能と遮音性で快適な居心地を実現しています。

高性能断熱材「ネオマフォーム」

高性能断熱材「ネオマフォーム」

断熱材は素材自体の熱伝導性が低い事と、熱の対流を起こしにくくする為により小さな気泡をより多く持っている事が重要になります。

ネオマフォームの気泡は100ミクロン未満という他素材の断熱材と比較して際立って微細な気泡構造となっています。

その結果、最高ランクの断熱性能となっているのです。

またALCコンクリートへーベル+ネオマフォームを一体化させた二重構造のダブル断熱構法は経年劣化がきわめて少ないという特徴があります。

その為、20年後30年後も新築当時の断熱性能を維持しやすくなっています。

電車の騒音を図書館並みの静けさに

静かな環境を保つ事が求められる駅のホームなどの公共施設や病院などでも防音壁として使われる遮音性に優れたALCコンクリート・ヘーベル(75mm)の厚みにより高い遮音性能を実現しています。

内部の生活音も効果的に低減し快適な住空間を叶えます。

将来もずっと安心

ヘーベルハウスの平屋は耐久性が非常に高く、将来に渡りずっと安心して住み続ける事が出来ます。

高耐久

基本躯体構造の耐用年数は60年以上あります。

外壁塗装、シート防水システム、屋根材も30年以上の耐用年数があり、ヘーベルハウスの家は"高耐久"な事も特徴の一つです。

有償メンテナンスは30年目に1度だけ

へーベルハウスのロングライフ保証

初期保証10年長い所で20年、以降10年目毎に有償メンテナンスが保証延長の条件として一般的ですがヘーベルハウスは初期保証30年、30年目に1度有償メンテナンスを行う事で60年間保証が続きます。

24時間365日受付体制のコールセンターも開設されており、オペレーターは派遣ではなく社員なので電話越しでの対応もある程度可能になっています。

建てた後の保証・サービスが充実している点も安心材料の一つです。

資産価値が続く

構造躯体の高い耐久性と適切なメンテナンスによって資産価値が下がり難い建物となっています。

将来的に売却する時に他のハウスメーカーの家と比較して大きな差が生まれるでしょう。

ヘーベルハウスで平屋を建てるメリット

性能面の3つの特徴(災害に強い、快適な居心地、将来もずっと安心)を踏まえて、ヘーベルハウスで平屋を建てるメリットは以下の通りです。

ヘーベルハウスで平屋を建てるメリット

◦鉄骨造の中でもトップクラスの高強度を誇る構造なので安全性が高い。

◦構造躯体が強靭なので自由度が高く、広々リビングや大開口など好みの間取りを設計しやすい。

◦独自の断熱性能で快適な空間は元より、断熱性能が劣化しにくい特徴があるので20年後、30年後も新築時と変わらない快適性が持続される。

◦耐久性が高いので家が劣化し辛く、有償メンテナンスも30年目に1度だけなので手間がかからない。

◦高い耐久性と適切なメンテナンスにより建物の資産価値が下がりずらいので売却時に他社で建てた場合よりも高く売れる可能性が高い。

ヘーベルハウスの平屋にもおすすめ!人気の間取り

平屋に相性の良い間取りや、人気の間取り、平屋の生活がより便利になる間取りなどをご紹介致します。

勾配天井を利用して開放感のある空間に

出典:不二建設株式会社

2階建てだと1階の天井は平らにせざるを得ませんが、平屋であれば上階がないので屋根を斜めにして、その形状を活かした設計を楽しむ事が出来ます。

例えば、片流れ屋根など勾配のある屋根に合わせて斜めに作られた勾配天井にすれば天井高を確保でき開放感のある空間にする事が出来ます。

また、天窓を設置する事で採光を確保する事も出来ます。

もしくは、天井の中央部分を周囲よりも1段高く仕上げる折り上げ天井も開放感を出したい方にはおすすめです。

こうした演出を加える事でリビングがより開放的になり広く感じられます。

LDKを中心に配置し各部屋へ直接行ける間取り

出典:住友林業の家「GRANDLIFE」

LDKを間取りの中央に配置して、LDKから各居室へ直接移動ができる間取りも人気です。

廊下をつくらない事でその分のスペースを各居室へ振り分ける事が出来るのでゆとりのある広さを確保しやすくなります。

動線がコンパクトになることで生活がしやすくなり、LDKが中心にある事で家族が自然と顔を合わせやすくなりコミュニケーションが増える間取りです。

リビングから続くウッドデッキ

リビングの床と高さを揃えて、段差を無くしたウッドデッキ・テラスを設ける間取りも人気です。

リビングと同じ高さにする事で内と外の繋がりが出来て空間が広く感じられます。大開口の窓を付ける事で開放感も高まります。

段差もないためつまづく心配も無く、子供達が遊ぶスペースとしてやBBQを楽しむ場として、洗濯物を干したりと多目的に利用できます。

横長の形状で光を最大限取り入れる

出典:やまホーム

東西に横長の形状にする事で日の光を多く取り入れる事が出来て家の中が明るくなります。

構造もシンプルなので安定しやすく、壁を少なくする事で大開口の窓を付けて開放感あふれる平屋にできます。横に真っすぐ伸びた外観は壮大で堂々とした印象も与えます。

ビルトインガレージを取り入れる

出典:TAKATO HOME

ガレージの上階は床が冷える、振動や騒音が上の階に伝わるといったデメリットを軽減出来るので平屋にビルトインガレージを取り入れる間取りも人気です。

雨の日でも濡れる事なく家から直接乗り降りできるビルトインガレージは荷物の出し入れもしやすく便利ですし、見た目もインパクトがありカッコイイ平屋になります。

横長の平屋との相性も良いです。

中庭を取り入れる

出典:株式会社参創ハウテック

平屋は周辺環境の影響や構造的に採光や風通しを確保するのが難しくなる事があります。

中庭を取り入れる事で十分な採光も得られ風通しも良くなり住環境の改善が期待出来ます。

中庭は外から遮られたプライベートな空間なので使い勝手も良く、人気の間取りの一つです。

ロフトで+αの空間を確保する

ロフトを作る事で縦の空間を有効利用する事が出来ます。ロフトは大容量の収納スペースとしても活躍するのであると大変便利です。

ちなみにロフトとみなされる主な要件は以下の通りです。

面積:ロフトのある階の床面積の1/2未満
高さ:1.4m以下
開口部:出入り口以外の開口部は面積の1/20以下
設備:コンセントは1ヶ所(TVやNETのジャックは設置不可) 等

ロフトとみなされた場合、ロフトの床面積は延床面積から除外され固定資産税の課税対象面積からも除外されます。

太陽光パネルの設置

同じ延床面積の2階建てと比べると平屋の方が屋根の面積は広くなります。その為、多くのパネルを設置する事が出来るので平屋は太陽光発電との相性が良いです。

また2階建てよりもメンテナンスがしやすい事や、パネルが直射日光を遮ってくれるので夏場、屋根から伝わる熱を軽減してくれるといった効果も期待出来ます。

特に長方形の平屋の屋根は屋根面積も広く太陽光パネルとの相性がバッチリです。

ただし、日照時間の少ない地域や北向きの屋根の場合には発電量が少なくなるので注意が必要です。太陽光パネルを設置するのに一番向いているのは南向きの屋根です。

平屋は周辺の建物の影響を受けやすい事も考慮しておきましょう。

まとめ

ヘーベルハウスの平屋の外観や間取りのご紹介、ヘーベルハウスの特徴・仕様などをチェックしてきましたが如何だったでしょうか。

ヘーベルハウスの家はとにかく"強い!"というのが他社よりも優れている点です。

また、断熱性能が下がりずらい事や耐久性が高い事、保証・アフターサービスが充実している事などから建てた後も快適性や家の安全性が持続されるといった特徴があります。

子供や孫にも家を引き継いで永く安心して暮らしていきたい。そんな家づくりを目指している方にとって最高のハウスメーカーです。

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。