タマホームで500万円台の家が建てられる?

『タマホーム 500万円台の家』や『タマホーム 550万の家』で検索をされている方が多くいらっしゃいます。
「うん?タマホームで500万円台で建てられる家なんてあったかな?」と個人的に気になったので、一体どういう理由でよく検索をされているのか。そして本当にタマホームで500万円台の家が建てられるのか?等、早速調査をしてみました。調査結果をご覧下さい。
タマホーム 500万円台の家がよく検索されている理由
『タマホーム 500万円台の家』や『タマホーム 550万の家』でよく検索がされている理由は、以前にタマホームが「大安心の家5シリーズ」を“500万円台で実現する新築一戸建"とPRをして販売を行っていたからです。

この「大安心の家5シリーズ」は規格住宅で、平屋も2階建ても20タイプのプランの中から家の仕様を決めていくというスタイルで販売を行っていました。「大安心の家5シリーズ」の中で1番安い価格だったのが平屋の本体価格537万円という金額です。
「500万円台から家が建てられる」というインパクトのある文言だったので当時は大きな話題となりました。その影響が大きかった為、大安心の家5シリーズがなくなった今でも『タマホーム 500万円台の家』や『タマホーム 550万の家』で検索がされているのだと推測されます。
大安心の家5シリーズは今はもうない
大安心の家5シリーズが販売されていたのは2011年頃~2016年頃までだったと思われます。今はタマホームの公式HPにも載っていません。よって大安心の家5シリーズを買う事は出来ません。
ちなみに大安心の家5シリーズのパンフレットには"500万円台で実現する新築一戸建"と書かれていますが、この金額はあくまで本体価格の事を指しています。
実際に人が住める状態にするには電気・ガス・水道を通したり本体工事以外にも付帯工事費や諸経費が必要になってきます。そうした本体価格以外も全て含めると、1番安い本体価格でも最終的には約900万円程度は必要です。(土地代は除く)
1番安い本体価格でこの額なので、おそらく大安心の家5シリーズの最終的な平均価格は1,200~1,300万円位だったと思います。
結論:タマホームで500万円台の家はもう建てられない。
(似た商品は今も有り。次章で紹介)
「大安心の家5シリーズ」が無いので今はもう500万円台の家は建てられません。ただ当時から500万円台で住める状態まで工事をするのは無理です。あくまで本体価格のみで、更に1番安いタイプが500万円台という事でした。
住める状態までするには一番安いタイプでも約900万円は必要で、おそらくですが大安心の家5シリーズの平均トータル金額は1,200万円~1,300万円程度だったと思います。
まぁこの金額でも大分安いので「当時建てられた人が羨ましいな」と思うかもしれませんが、そうでもありません。当時と今を比べると品質と技術が大きく異なってきます。
資材の品質も住宅設備の品質も異なってきます。また資材の加工技術や施工技術もアップしていますので当時の標準仕様の家と今の標準仕様の家とでは圧倒的に今の家の方が寿命も長く、住み心地も良い家となっています。メンテナンスが必要になる頻度も少なくなっています。
当時のタマホームは他社との比較化を「価格」で勝負をしていましたが今は「品質と価格のバランス=コスパの良さ」で勝負をしています。10年やそこらで建て替え予定だったり長く住む予定でなければ「価格」のみで決められても良いと思いますが30年、40年、それ以上長く住む予定であれば必ず住宅の品質も気にする必要があります。
今では本体価格1,000万円台でも品質も割と高い住宅が増えてきていますので、品質もある程度は確保しつつ出来るだけコストを抑えたいと思っている方はタマホームのようなローコスト住宅の提供を得意としているハウスメーカー同士で比較・検討をしましょう。
現在のタマホームの価格
2021年現在、タマホームの商品ラインナップとそれぞれの坪単価と価格は下記の通りです。
商品名 | 坪単価 | 30坪の場合 | 40坪の場合 |
---|---|---|---|
大安心の家 | 35万円~55万円 | 1,050万円~1,650万円 | 1,400万円~2,200万円 |
大安心の家 PREMIUM | 45万円~65万円 | 1,350万円~1,950万円 | 1,800万円~2,600万円 |
木麗な家 | 35万円~55万円 | 1,050万円~1,650万円 | 1,400万円~2,200万円 |
木望の家 | 40万円~60万円 | 1,200万円~1,800万円 | 1,600万円~2,400万円 |
ガレリアート | 45万円~65万円 | 1,350万円~1,950万円 | 1,800万円~2,600万円 |
グリーンエコな家 | 45万円~65万円 | 1,350万円~1,950万円 | 1,800万円~2,600万円 |
和美彩 | 50万円~70万円 | 1,500万円~2,100万円 | 2,000万円~2,800万円 |
※坪単価は条件等により異なりますので参考程度にお考え下さい。
現在のタマホームの各商品毎の本体価格は上記のようになっています。上記の商品も品質の割には価格が安くコスパの良い住宅ですが、実は更にもっと安く建てられる商品がタマホームにはあります。
それが、期間限定・棟数限定で販売される「シフクノいえ」です。
シフクノいえとは?

シフクノいえとは常時販売商品としては取り扱ってはなく、期間限定・棟数限定で主に20代の若者をターゲットにしている商品です。タマホームのTVCMで「20代の家!」と紹介されているのがこの商品「シフクノいえ」の事です。
シフクノいえは毎年限定で販売されており最新バージョンは「シフクノいえ17」です。「シフクノいえ17」の販売価格は900万円台~(税込)(5・6・7地域)となっています。販売条件は2021年1月4日から3月31日までの期間中に新規でご契約をいただいたお客様となります。
商品名 | 坪単価 | 30坪の場合 (コミコミ価格) | 40坪の場合 (コミコミ価格) |
---|---|---|---|
シフクノいえ | 30万円~50万円 | 900万円~1,500万円 | 1,200万円~2,000万円 |
シフクノいえの販売価格は本体価格のみではなく、以下の工事費用も含まれたコミコミ価格です。
・屋外給排水工事費用 ・仮設費用 ・下水道接続工事費用 ・屋外電気配線工事費用 ・地盤調査費用 ・工事監理費用 ・雨水排水工事費用 ・住宅瑕疵担保責任保険加入料 ・諸検査費用 ・基本図面作成料 ・オプション工事費用 ・屋外立水栓工事費用 ・設計料
詳細な家の仕様に尽きましてはコチラをご覧ください。
期間が過ぎていてもすぐ次の販売を行う可能性有
「シフクノいえ」の販売条件の期間を過ぎていても、タマホームでは定期的に「シフクノいえ」の販売を行っているので次の販売のタイミングまで待ちましょう。
ちなみに過去におこなったシフクノいえの販売期間は下記の通りです。




※上記は過去すべての販売時期を網羅していません。私が見つける事が出来た範囲での期間です。2019年は1月から3か月期間でバージョンを変えながら9月まで行っています。2020年は6月~9月のものしか見つける事が出来ませんでした。他の期間も販売を行っていたかどうかは不明です。ひょっとするとコロナ禍で販売を控えていた可能性もあります。
販売価格は2019年1月~3月は800万円台~でしたが、それ以降は900万円台~となっています。今後も値上げが行われる可能性はあります。
・2021年7月更新

「シフクのいえ19」の販売が開始されました。販売条件は2021年7月1日~9月30日までの期間中に新規でご契約いただいたお客様限定です。
販売価格は下記の通りです。
5・6・7地域 | 900万円台~ |
4地域 | 900万円台~ ※宮城県:1000万円台~ |
3地域 | 1200万円台~ ※山形県、宮城県、秋田県:13000万円台~ |
1・2地域 | 1400万円台~ |
タマホームで500万円台の家は無くなったが「シフクノいえ」が近しい商品
タマホームで500万円台の家=「大安心の家5シリーズ」は取り扱いが終了していますが、「シフクノいえ」は同じ規格住宅である事や価格帯も似ています。
ただし期間限定で棟数も限定の商品である為、誰しもがいつでも必ず建てられる商品ではないという事だけ注意が必要です。ちなみに次回の販売期間はおそらくタマホームに確認をしても教えてくれないと思います。現場の人は本当に知らない可能性も高いです。
なので「シフクノいえ」が気になる方は定期的にタマホームのHPをチェックしておきましょう。
予算からかけ離れた建物価格を中心に取り扱うハウスメーカーを見ても正直あまり意味がありません。もし予算が1,000万円台であれば1,000万円台の価格帯を得意とするハウスメーカー同士で比較をしましょう。
価格帯が近しくても住宅性能や設備、デザイン等は会社毎に異なります。その中でも1番高性能・高品質そして自分好みのデザインの家を探す為には住宅カタログで比較をする必要があります。
住宅カタログで4~5社程度まで候補を絞ったら、次は相見積もりを行うようにして下さい。
注文住宅には「定価」という概念がありません。その為、複数社で見積もりを行う事で始めて適正価格が見えてきます。近しい価格帯同士のハウスメーカーはライバル関係にあるので、他社の見積書は値下げ交渉の際の切り札としても使用する事が出来ます。
後々になり「あっちの会社の方が300万円も安かった…」と後悔しない為にも予算に合うハウスメーカー複数社のカタログを比較・そして相見積もりを取るようにしましょう。
タマホーム以外で500万円台の家を探す
タマホームで500万円台の家として販売をしていた「大安心の家5シリーズ」は今はありませんが、今でも500万円台の家を販売している住宅メーカーが他にないか調べてみました。
調べてみた結果、今でも500万円台の家を販売している住宅メーカーを1社確認出来ましたのでご紹介したいと思います。併せて以前までは500万円台の家を販売していたが価格改定で600万円台~になってしまった商品も併せてご紹介したいと思います。
ヒラキハウジング「建つんです500」




「建つんです500」は熊本県で34年の歴史を誇る、ローコスト住宅メーカー"ヒラキハウジング"の人気商品です。販売価格は550万円(税込)。お好みに合わせて間取りやデザイン等を自由に設計することも出来ます。
構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 約60.9㎡(約18.4坪) |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 550万円(税込) |
友建設「夢55の家」


「夢55の家」は"手の届く夢をご提供"をコンセプトに掲げる熊本県のローコスト住宅メーカー"友建設"の人気商品です。以前は名前に付けられている"55″の由来通り550万円~の価格だったのですが、価格改定が行われ現在は715万円~(税込)となっています。
500万円台の家とは違いますが、少し前までは500万円台の家であった事や価格改定後も超ローコストである事から紹介しておきます。
構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 62.1㎡(18.8坪) |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 715万円~(税込) |
アーネストワン「クレイドルパレット580」




「クレイドルパレット580」は飯田産業グループであるアーネストワンの人気商品です。少人数家族へ、コストパフォーマンスの優れた住宅として提供されています。
販売価格は元々580万円(税込)だったのですがこちらの商品も価格改定が行われ現在の価格は638万円(税込)となっています。
構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 57.3㎡(17.3坪) |
家の種類 | 2階建て |
本体価格 | 638万円(税込) |
楽ちん住宅「R-01」

「R-01」は千葉・茂原で平屋住宅を専門に取り扱っている楽ちん住宅の人気商品です。無駄を省いたシンプルな間取りで生活のしやすい平屋となっています。
こちらの商品はHPに建物本体価格「553.7万円」と書かれていますがこれは税抜き価格です。税込みにすると609万円となります。
構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 40.5㎡(12.25坪) |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 609万円(税込) |
みんなの平屋「1LDK」

「1LDK」は宮城県と近隣県で平屋住宅を専門に取り扱っているみんなの平屋の人気商品です。みんなの平屋はクレバリーホームのフランチャイズ店です。
こちらの商品もHP上の価格「580万円」は税抜きの価格です。税込みにすると638万円となります。
構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 29.81㎡(9.01坪) |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 638万円(税込) |
500万円台の家の注意点
上記でご紹介をした通り、今でも本体価格が500万円台、600万円台の家はあります。ただこのような超ローコスト住宅は一般的な住宅と比べ価格が大幅に安いのでデメリットも多々存在しています。
施工エリアが限られる
超ローコスト住宅を手掛ける住宅メーカーは地域密着型の工務店が多いです。その為、施工エリアもその工務店がある県。もしくは近隣県までと範囲が限られます。
平屋が多い
500万円台や600万円台などの超ローコスト住宅は平屋である事が多いです。それは限られた広さの家の場合は、二階建てよりも平屋の方が建築費を抑えやすいからです。
狭小地の平屋なので延床面積はあまり広く確保出来ません。
上記で紹介をしたアーネストワンなど二階建ての超ローコスト住宅を取り扱っている住宅メーカーもありますが、同じ仕様の平屋と比べるとやや価格は上がります。
狭い
費用を大幅に抑えるので当然お家は狭いです。上記で紹介した商品の平均延べ床面積は50.1㎡(15.15坪)です。この延べ床面積は単身者、もしくは二人暮らしに向いているサイズです。3人以上となると手狭に感じられると思います。
保証面やアフターサポートが不十分
一般的な住宅と比較をするとどうしても保証面やアフターサポートは見劣りする事が多いです。保証は法律で義務付けられている瑕疵保険だけ、定期点検も回数が少なかったりします。10年位など短期居住やセカンドハウスなら良いですが、長期で住む家には超ローコスト住宅は正直あまり向いていません。
外装・内装デザインや間取りに不満が残りがち
超ローコスト住宅は規格住宅です。予め用意されているパターンの中から外装・内装デザイン、間取りを決めます。自分で自由に設計できる訳ではないので不満が残る可能性があります。
住宅性能が劣る
法律で決められた最低限の基準は当然クリアしていますが、一般的な価格帯の住宅と比べると住宅性能が劣っている事が多いです。気密・断熱性能の低い家だと夏は暑く、冬は寒い生活のしずらい家になってしまいますので注意が必要です。
住宅設備のグレードが低い可能性
超ローコストなので仕方のない部分ですが、一般的な住宅と比べると住宅設備のグレードが低い可能性が高いです。選択肢も少ない、もしくは選択肢が無い場合もあります。
浴室やトイレ、キッチンなどの水回り以外の壁紙や窓、建具などのグレードも低い可能性が高いです。
500万円台の家よりもチェックすべきは1,000万円台の家

『タマホーム 500万円台の家』や『タマホーム 550万の家』等のキーワードでこの記事に訪れる方が多いと思いますが、上記でご紹介した通り500万円台や600万円台の家は提供している住宅メーカーがごく僅かなので限られた人しか対象になりません。
建築希望エリアが施工エリア内であってもサイズの問題があり3人以上で暮らすのが難しい事。住宅性能や保証・メンテナンス面から長期で住むには向いていない事etc…なので、これから家づくりを検討されている方で出来るだけ費用を抑えたいとお考えであれば本体価格1,000万円台~の家を販売しているローコスト住宅メーカーをチェックする事をおすすめします。
注文住宅で建てる家の本体価格、全国平均は3,000万円程度なので相場から考えると1,000万円台もかなりのローコストの部類に入りますが、最近の資材や建築技術のレベル向上もありローコスト住宅でも品質の良い住宅を提供してくれる会社が増えてきました。その為、ローコスト住宅メーカーはコスパを重視する施主さんにおすすめです。
1,000万円台の家の外観や間取り
本体価格1,000万円台の家はどのような外観や間取りなのか。何棟か建築実例を挙げてご紹介したいと思います。
太陽光発電搭載のオール電化住宅(1,760万円)





構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 109.3㎡(33.0坪) |
家族構成 | 夫婦 |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 1,760万円(53.3万円/坪) |
小屋裏収納や屋上バルコニー付きの平屋(1,800万円)






構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 107.23㎡(32.4坪) |
家族構成 | 夫婦+子供1人 |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 1,800万円(55.5万円/坪) |
空間を活かしたおしゃれな設計のデザイナーズ住宅(1,460万円)





構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 72.88㎡(22.0坪) |
家族構成 | 夫婦+子供2人 |
家の種類 | 平屋 |
本体価格 | 1,460万円(66.3万円/坪) |
緑に囲まれたアウトドアリビングのある家(1,840万円)






構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 90.87㎡(27.4坪) |
家族構成 | 夫婦+子供1人 |
家の種類 | 2階建て |
本体価格 | 1,840万円(67.0万円/坪) |
大人可愛いアーリーアメリカンな家(1,650万円)






構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 122.55㎡(37.0坪) |
家族構成 | 夫婦 |
家の種類 | 2階建て |
本体価格 | 1,650万円(44.6万円/坪) |
インナーガレージ付の2階建て(1,933万円)






構造・工法 | 木造軸組工法 |
床面積 | 177.33㎡(53.6坪) |
家族構成 | 夫婦+子供1人 |
家の種類 | 2階建て |
本体価格 | 1,933万円(36.1万円/坪) |
本体価格1,000万円台の家を6棟ご紹介しましたが500万円台や600万円台の家と比較をして外観や間取り、延床面積など違いが一目で分かると思います。
デザインや広さだけでなく住宅性能も良くなっています。最近のローコスト住宅メーカーは標準仕様でも耐震等級3相当の性能を持っている家も増えてきましたし断熱性能も良くなってきています。
規格住宅である事は変わらず多いのですが外観や内装のデザイン、間取り、住宅設備など選べるパターンも豊富に用意されているので自分好みの組み合わせもきっと見つかりますよ。
ローコスト住宅メーカーの中には予め用意された間取りをベースとして、そこから変更を加えていける自由設計が可能なプランもありますので家づくりの幅がグーンと広がります。
耐震性能や断熱性能の性能等級。キッチンや浴室、トイレ等の住宅設備のグレード。外観や内装のデザインセンス。得意な間取りやタイプ別のおすすめ間取り。保証制度などは必ず各社のカタログで比較をしましょう。
正直各社のHPを見ても分かりずらかったり欲しい情報が書いてなかったりもします。特にUA値、C値はHPに書いていない事が多いです。その点、住宅カタログにはハウスメーカーを選ぶ為に必要な情報がバッチリ載っています。
どういったキッチンになるのか、や浴室や洗面室の作り見た目。外観・内装のデザインなどは実際に画像を見ないとイメージがしにくいと思いますが、カタログだと画像付きで載っていますので具体的にその家で生活を送るイメージが沸きます。
その為、ハウスメーカーを選ぶ時には必ず複数社から最新カタログを取り寄せカタログに載ってある情報で比較検討をするようにしましょう。
1,000万円台の家であれば500万円台の家のデメリットをほぼ解消出来る
500万円台の家のデメリットを上記で紹介をしましたが、1000万円台の家であればそのデメリットの多くを解消出来ます。
施工エリアが限られる⇒解消
ローコスト住宅を得意としている知名度の高いハウスメーカーは下記の通りです。(ほんの一例)
アイダ設計 | アイフルホーム | アエラホーム |
アキュラホーム | イシンホーム | クレバリーホーム |
サイエンスホーム | センチュリーホーム | タマホーム |
ヤマダレオハウス | ユニバーサルホーム | ロイヤルハウス |
パッと挙げただけでもこれだけのハウスメーカーがローコスト住宅メーカーとして人気で、どのハウスメーカーも全国に加盟店や支店を持っています。
全国規模ではない中小規模のハウスメーカーや地域密着型の工務店も含めるとかなりの数になります。1,000万円台の家であれば施工エリアが限られる事もありません。
平屋が多い⇒解消
1,000万円台の家であれば平屋でも2階建てでも限られる事はありません。お好きなタイプで探す事が可能です。
狭い⇒解消
建てる地域によっても変わりますが1,000万円台の家であれば延床面積100㎡(約30坪)程度は確保できます。この広さであれば家族4人でも収納スペースを十分に確保しつつ手狭に感じる事はないでしょう。
保証面やアフターサポートが不十分⇒△
保証面やアフターサポートに関しては会社毎に手厚さはマチマチです。最低限の瑕疵保険だけのところもあれば、会社オリジナルの長期保証制度が整った会社もあります。
長く良い状態で住む為には建ててからの定期的な点検、必要であれば補修する事が大切です。保証面やアフターサポートは家の寿命に関わってくる大切な事なので、契約を結ぶ前に必ず詳細まで確認をしましょう。
外装・内装デザインや間取りに不満が残りがち⇒解消
500万円台や600万円台の家に比べると用意されているプラン数は豊富です。ベースとなる間取りに手を加えて変更が可能なプランもあります。ただ、用意されているプラン数だったりは会社毎に異なるので自分好みのデザインや間取りを見つけるには複数社見比べましょう。
住宅性能が劣る⇒解消
耐震性能や気密・断熱性能などの住宅性能は一般住宅と比べても遜色のないローコスト住宅メーカーも増えてきています。ただ全部のローコスト住宅メーカーがそういう訳では無いので、こちらに関しても複数社比較する必要があります。
500万円台の家と比べると当然全ての住宅性能が向上しています。
住宅設備のグレードが低い可能性⇒△
住宅設備の中でも特にキッチンや風呂場は最新の設備で固めるとどうしても高くなってしまいます。その為、ローコスト住宅で最新の住宅設備を取り入れるのは難しいです。
理想の1,000万円台の家を建ててくれる住宅メーカーの探し方

注文住宅で失敗する1番の原因は住宅メーカー選びにあります。ダメダメな住宅メーカーを選んでしまった。自分には合わない住宅メーカーを選んでしまった。etc…住宅メーカー選びさえ間違えなければ注文住宅は成功すると言っても過言ではありません。
○○さんが良いと言っていたから。や、ネットで評判が良いから。といった決め方も危険です。なぜなら一人一人理想の家が異なりますし予算も違います。優先させる事も違います。条件が異なりますので"自分に合った住宅メーカーを見つける事"が失敗しない為には必要です。
自分に合った住宅メーカーを見つける時にチェックしておきたい8つの項目をご紹介したいと思います。
1.経営状態をチェック
倒産リスクを軽減させるために経営状態をチェックしましょう。過去の実績(着工棟数や販売戸数など)や売上高、従業員数の推移なども参考になります。会社の規模や創設何年経っているかなども見ておきましょう。
2.デザイン性をチェック
住宅メーカー毎にデザインの特徴が異なります。外観のデザインもそうですが内装デザインもテイストが異なります。どこの住宅メーカーのデザインが自分に合うのか確認をしましょう。
デザインをチェックする時は過去の建築実例などを見るのが分かりやすいです。HPやカタログ等に載っています。
3.使われている素材をチェック
アレルギー体質の方や小さいお子さんのいる家庭では注意が必要です。内壁に使われている資材や床材、クロスを貼り付ける時に使う接着剤や床に使われる塗料なども確認しておくと安心です。
4.標準仕様をチェック
標準仕様は商品毎に異なります。標準の仕様やオプションにはどういった物が含まれるのか、またオプションを採用した場合の追加費用は幾らかかるのか等を確認しておきましょう。
5.保証・アフターサービスをチェック
保証・アフターサービスは会社毎に全く異なります。後々トラブルにならないようにどういったケースであれば保証の対象外になるのか等までしっかり把握しておいた方が良いです。
6.住宅性能をチェック
耐震性能や耐久性、気密性能や断熱性能など住宅性能を確認しましょう。気密・断熱性能の優れた家は1年中快適に過ごせるので満足度が高くなる傾向にあります。
気密性能はC値。断熱性能はUA値で判断をする事ができます。どちらも低ければ低いほど性能が高く、当サイトでは新築時であればC値は0.7以下。UA値は0.6以下を目指すことを推奨しています。C値とUA値は住宅カタログに載っている事が多いので気になる住宅メーカーのは取り寄せておきましょう。
関連記事:ハウスメーカーのUA値・C値(断熱性能・気密性能)ランキング
7.担当者をチェック
「最終的には担当者との相性で決めた」という施主さんは割と多いです。担当との相性は大切です。自分に付いた担当が仕事のできる人間か?信頼できる人間か?等もチェックしましょう。
何気ない会話、世間話でも積極的にコミュニケーションをとる事で人間性が見えてきますし自分と馬が合う・合わないも自然と分かるでしょう。
家づくりで分からない点はドンドン質問をしましょう。返答が早いか、分かりやすい言葉で説明をしてくれるか、丁寧か、要望が難しい時に代替え案を出してくれるか。etc..色々と質問をする事で担当者の知識量や対応力、誠実に接してくれているのか等も見えてきます。
おすすめの方法は全く同じ質問を複数社の営業に聞いてみる事です。そうする事で対応の差が分かりやすく明確に違いが見えてきます。
8.合い見積もりで適正価格をチェック
見積もりは必ず複数社から貰うようにしましょう。もし見積もりを出して貰うのが1社だった場合、その金額が適正価格なのか判断が難しいです。適正価格を知る為には同じ条件で複数社から見積もりを出して貰いましょう。
ライバル社の見積書は値引き交渉の時にも役に立ちますので合い見積もりを忘れないようにしましょう。
まとめ

『タマホーム 500万円台の家』や『タマホーム 550万の家』で検索の多い理由やその調査結果、またタマホームで500万円台の家をお探しの方におすすめの商品や住宅メーカーをご紹介してきましたが如何だったでしょうか。
出来るだけ予算を抑えた家づくりを希望されている方はコスパの良い家を提供してくれるローコスト住宅メーカーがおすすめで、比較・検討を行う時もローコスト住宅メーカー同士で比較・検討を行いましょう。
1,000万円台の家となると平均相場よりもかなり安い価格になるので超大手ハウスメーカー(積水ハウス、住友林業、三井ホームなど)で実現するのは難しいです。まずは自分の予算にあった住宅メーカーのカタログを複数社取り寄せ比較・検討をする事が注文住宅で失敗をしない為に大切な第一歩となります。
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