一条工務店の3階建ての特徴、価格(坪単価)や間取り注意点も

性能の高さと価格とのバランスの良さで、ここ数年で業界でもトップクラスの販売棟数を誇るまでに成長をした一条工務店。

そんな一条工務店で3階建てを検討されている方も増えてきていますので、一条工務店の3階建ての特徴や価格(坪単価)間取り、注意点などをあわせてご紹介していきます。

参照:一条工務店

免責事項&PR告知

※本記事は可能な限り正確な情報を掲載しておりますが、その内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※当サイトは提携する企業のPR情報も含まれますが、記事内容やランキング等に影響を及ぼすものではありません。

一条工務店の3階建ての特徴

一条工務店の3階建てで特に注目したい特徴が「高気密・高断熱」「嬉しい標準設備」「高い耐震性能」です。

高気密・高断熱

3階建てのデメリットの一つとして特に気を付けたいのがフロア毎で温度差が出やすいといった点です。

3階建ての場合、狭小地に建てる事が多いので建ぺい率・容積率ギリギリいっぱいで建てるケースが良くあります。そうすると隣家との距離が近くなり1階の採光が悪くなってしまいます。

また、冷たい空気は下に移動しやすいという空気の性質もあり1階は寒くなりがちです。

反対に3階部分は陽の光を多く取り込みやすい事に加えて、暖められた空気は上へ移動する性質も加わり暑くなりがちです。

3階建て住宅はフロア毎で温度差が出やすいので生活がしづらいといったデメリットがあるのですが、一条工務店の3階建ては高気密・高断熱構造となっているのでフロアが別でも均一の温度を保つ事が出来ます。

外内ダブル断熱構法

一条工務店の断熱工法は、外壁の構造材の外側と内側ダブルに断熱材と入れ、また天井や床も高性能断熱材ですっぽりと包み込む「外内ダブル断熱構法」が採用されています。

一条工務店の人気商品「i-smart」ではUA値(断熱性)0.25W/㎡・kとなっており、高い断熱性と高い省エネ性を実現しています。

高気密構造

一条工務店では一邸、一邸、予め工場で断熱材や窓などを隙間なく組み込み、施工部には気密パッキンを施し精度の高いパネルを作成します。

更に現場でパネル同士のわずかな隙間にもシーリングや気密シールなど丁寧な気密施工を行いますので高気密な家が建てられます。

その結果、一条工務店の平均C値は0.59c㎡/㎡と高い気密性を実現しています。

嬉しい標準設備

◦全館床暖房

一条工務店の3階建てには標準で全館床暖房が付いています。

一条工務店の床暖房は玄関やトイレ、脱衣所やお風呂も暖かく生活スペースのほぼ100%をカバーしてくれます。

高気密・高断熱な性能に加えて、全館床暖房で真冬の1階でも暖かく過ごす事が出来ます。

◦ロスガード90

一条工務店の3階建てには標準でロスガード90が付いています。

「ロスガード90」とは一条工務店のオリジナルの熱交換換気システムの事で、最大90%の温度交換効率で換気を行ってくれます。

(外気0℃、室温20℃の場合、最大90%の温度交換効率により0度の外気を18度に上げて室内に供給します)

熱交換により、換気によって熱エネルギーをあまりロストしないので冷暖房効率も高まり電気代を抑える事が出来ます。

更に、ロスガード90は高性能フィルターを搭載しているので窓を開けなくても家中キレイな空気で満たされます。

排気ガスなどが気になり窓をあけて換気がしづらいとか、換気ができないと部屋干しの服に臭いが移る、などといった事も解消されます。

太陽光発電+蓄電池を搭載する事で更に電気代をお得にする事は出来ますが、初期費用がかかる事に加えて、3階建ては平屋や2階建てに比べると屋根の面積が狭くなりがちです。設置出来る発電パネルが少ないと発電量も少なくなる点は注意しておきましょう。

高い耐震性能

一条工務店の3階建ては箱型のモノコック構造で建てられます。

従来の木造軸組み工法では地震などの際に力を点で受け止める為ゆがみやすいといった弱点がありましたが、モノコック構造だと外力を面で受け止めるので力を分散しゆがみにくいといった特徴があります。

また耐力壁(モノコック構造の面の部分に使用する構造用合板)には、建築基準法の認定上の上限値である「壁倍率5倍」の強度を持った耐力壁を使用しています。

全棟で耐震等級3を確保しており、実大耐震実験も創業当時から繰り返し行っています。

3階建ての場合、1階部分をガレージとするビルトインガレージも大変人気ですが、確かな耐震性+実大耐震実験のおかげで安心して家づくりを任せられます。

一条工務店の3階建て住宅のカタログはコチラから
※地域やタイミングにより一条工務店が候補に出ない事もあります。

一条工務店の3階建ての間取りや価格、注意点

間取りの参考例01

吹き抜けの間取り例1階吹き抜けの間取り例2階吹き抜けの間取り例3階

1階エントランスを広く確保しゆとりのある設計になっています。脱衣洗面室・主寝室どちらからも利用可能な大容量のウォークインクローゼットは使い勝手の良い便利な作りです。

2階は吹き抜けを採用しており開放的なリビング・ダイニングとなっています。

3階には大き目のバルコニーを確保。BBQを楽しんだり、天気の良い日には洗濯物を干すスペースとしても活躍します。

間取り4LDK
敷地面積25.54坪(84.43㎡)
延床面積40.06坪(132.43㎡)

間取りの参考例02

二世帯住宅の間取り例1階二世帯住宅の間取り例2階二世帯住宅の間取り例3階

一部共有型の二世帯住宅の間取りです。1階部分が親世帯の住居スペースとなっており玄関スロープや広めの廊下、エレベーターの設置などバリアフリーに対応しています。

2階、3階は主に子世帯の住居スペースです。2階、洗面所のすぐ向かいにもバルコニーがあるので直ぐに洗濯物を干す事が出来ます。

3階にはセカンドリビングとしても利用できる広めの洋室を確保。パーテーションなどで区切り子供部屋としても使えます。

間取り3LDK
敷地面積24.54坪(81.12㎡)
延床面積34.80坪(115.04㎡)

間取りの参考例03

家事ラク間取り例1階家事ラク間取り例2階家事ラク間取り例3階

家の中に無駄なスペースを作らずに、敷地面積17坪と限られた土地を最大限有効活用してある間取りです。

1階の洗面脱衣室の横にファミリークローゼットを配置。広さがあるのでクローゼット内で室内干しが可能、乾いたらそのまましまえる家事ラクな作りです。

2階、家族が寛ぐリビングは広めに確保。片付けしやすいようにリビング収納も備えています。

間取り4LDK
敷地面積17.39坪(57.49㎡)
延床面積37.26坪(123.17㎡)

3階建ての間取りの注意点

◦1階の間取りの自由度

モノコック構造の場合、面(壁)で家を支える必要があるので必要な耐力壁の数が決まってきます。

3階建ての場合は1階部分に2階、3階と2フロア分の重さがかかるので1階部分はリビング・ダイニングとキッチンだけ、のように壁が少なくなるような配置は難しいです。

◦縦の移動を極力減らす

エレベーターの設置があればあまり気にする必要はありませんが、無い場合は階段の昇り降りが負担となるので、頻繁に縦移動しなくても生活できるような間取り作成が大切です。

洗濯をする場所と洗濯物を干すスペース、しまうスペースは同じ階にありますか?

普段行っている日常の動きを考えながら、動線が長くならないように配置を考えましょう。

◦非常用進入口の設置

3階以上の建物には、火災などが起きた時に消防隊が消火活動や救助が出来るように非常用進入口を設ける必要があります。

非常用進入口は幅75cm以上、高さ120cm以上、道路に面する側、また消防隊が外から侵入出来る必要があるのでガラスの材質や厚みにも制限があります。

住宅の場合は非常用進入口を窓で代替する事が多いです。

◦階段の位置にも規制あり

火災や停電、災害などの緊急を要する際にスムーズに避難が出来るように3階建ての住宅は1階から3階まで連続した階段、もしくは2階から3階の階段の間にドアなどを設置してはいけません。

上記で紹介をした間取り例を見ると分かりやすいですが、参考例02と03は連続した階段になっており、参考例01は階段が離れていますが間にドアなどは設置されていないのでセーフです。

階段の位置が分かりにくかったり、途中で部屋を経由する必要がある階段などはNGとなります。

一条工務店オリジナルの注意点

◦さらぽか、うるケアは付ける事が出来ない

「さらぽか」は除湿機能付きの全館空調システムです。特に湿気の多い夏場に活躍し、さらっと涼しく過ごせる機能です。

「うるケア」は加湿機能付きの全館空調システムです。特に乾燥しがちな冬場に活躍し、乾燥肌や風邪の対策にもなります。

3階建てではどちらも採用する事が出来ません。どうしてもその機能を付けたい時は、除湿器や加湿器を購入し代用としましょう。

◦Wi-Fiの電波が届きづらい

一条工務店では標準仕様で全館床暖房が付いていますが、この床暖房用のパネルがWi-FIの電波に影響を及ぼし届きづらくなります。

解決策として、一条工務店ではネット回線やテレビ回線、電話回線などを一ヶ所にまとめて管理出来る情報ボックスという物があり、その中に無線LANルーターなどもしまっておきます。

1階にWi-Fiの拠点があると3階へはより届きづらくなりますので2階に情報ボックスを設置するのが良いです。

性能の良い無線LANルーターを使用する、中継器を設置する事でも対応可能です。吹き抜けのある家では電波が遮断されずらいといった事もあります。

その他の注意点

◦土地の規制影響受けやすい

規制が厳しい「第一種低層住居専用地域」だと建物の高さは10mまたは12mまでと決められています。道路斜線制限など他の高さを制限する規制もあり、希望する3階建てが建てられない場合もあります。

また建ぺい率・容積率によっても3階建てが向いている土地、向いていない土地があります。

3階建てが向いていない土地

・敷地面積20坪
・建ぺい率60%
・容積率100%

建ぺい率が60%なので各フロアの床面積は最大で12坪ですが、容積率が100%なので1階12坪、2階12坪、3階12坪の3階建ては建てられません。

この土地の場合は1階10坪、2階10坪の2階建てが理想的です。

3階建てが向いている土地

・敷地面積20坪
・建ぺい率60%
・容積率200%

各フロアの最大床面積は同じく12坪です。こちらの土地は容積率が200%あるので1階12坪、2階12坪、3階12坪の3階建てを建てる事が出来ます。

このような土地は3階建てに向いています。

土地の規制は複雑なので出来ればハウスメーカーと一緒に探し、担当者にどのような制限があるのかを確認しながら進めるのがおすすめです。

◦工期が長くなり建築費用も高くなるが土地代も含めると安くなる可能性も

フロアが増える事で工期が長くなりその分人件費がかかります。また、3階建ては2階建てよりも重みがあるので構造躯体をより強固にする必要があり、特別な柱や梁を使ったり量を増やしたりするので資材代がかかります。

その為、2階建てよりも3階建ての方が建築費は高くなります。

ただし3フロアある事で3階建ての方が延床面積を確保しやすいので小さい土地でも希望の床面積を叶える事が出来ます。

特に地価の高い都心部だと、同じ延床面積の家を比べた場合小さい土地でも床面積を確保しやすい3階建ての方がお得に建てられたりします。

◦大型の家具・家電の搬入が大変

例えば3階の寝室にベッドを搬入となると3階まで運ばなければなりません。階段の幅が狭く搬入できない時は外からクレーンで吊り上げて搬入する必要があるので費用もかかってしまいます。

3階に設置する家具は組み立て式の家具であれば、搬入も不要になって捨てる時もバラして小さく出来るので楽です。

洗濯機や冷蔵庫など大型の家電を購入する時も事前にサイズを確認しておきましょう。

本体価格(坪単価)

“その他の注意点"でも触れていますが、3階建ては工期が増えたりより強化な作りにする為に建築費が高くなります。

他にも平屋や2階建てでは必須ではない構造計算の費用などもかかるので2階建てよりも3階建ての方が坪単価は+5万円以上は高くなります。

そうした事情も加味した一条工務店で建てる3階建ての坪単価&本体価格は以下の通りです。

商品名坪単価本体価格
(延床面積30坪の場合)
グラン・スマート85万円~95万円2,550万円~2,850万円
グラン・セゾン80万円~90万円2,400万円~2,700万円
アイ・スマート70万円~80万円2,100万円~2,400万円
アイ・キューブ65万円~75万円1,950万円~2,250万円
※坪単価は仕様や市況により変動しますので、あくまで参考程度にお考え下さい。

比較候補となる3階建て住宅

一条工務店の3階建てを検討されている方が比較候補として上げる事が多い他社の3階建て住宅をいくつかご紹介致します。

アキュラホーム

アキュラホームはコストパフォーマンスの高さで人気があり、全国の住宅メーカー・工務店・設計事務所の人気会社ランキングNo,1にも選ばれた事もあるハウスメーカーです。(2023年4月~30日:LIFULL HOME’S調べ)

3階建て住宅も得意としており、敷地を最大限に活用する空間設計、東京大学と共同開発した高強度な耐力壁「ストロングウォール」で実現する高い耐震性

建築後も容易に間取り変更が出来るSI設計、中間マージンカットによりお求めやすい価格の実現など魅力的な3階建て暮らしの叶えてくれます。

アキュラホームの3階建て住宅のカタログはコチラから

ヤマト住建

ヤマト住建は「長寿命」「広い」「安い」「高性能」そして「資産価値の高い」家づくりを追求しているハウスメーカーで、日本の住宅を世界基準にする事を目標としています。

省エネルギー性能に優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」に2009年度の初参加以降、13期連続で受賞するなど省エネ・高気密・高断熱住宅として高く評価されています。

エアコン1台による全館空調を可能とした「YUCACOシステム」や標準搭載の太陽光システムも人気です。狭小・変形地での実績も豊富で土地の特性を活かした、理想の暮らしを叶える3階建てを提案してくれます。

積水ハウス

積水ハウスは、確かな「技術力」と「施工力」で高い性能と設計自由度があり、土地の環境や家族構成、ライフスタイルに合わせて住宅を提案してくれます。

特に「邸別自由設計」という考え方にこだわっており、工場へのオーダーからお客様の邸名で行い、家づくりの窓口となるマネージャーや設計士、現場監督、インテリアや外構に特化したデザインスタッフも加えた"ワンチーム"を一邸ごとに構築します。

3階建て住宅は木造・鉄骨どちらも対応しており独自の構法と高い先進技術で一人一人のニーズに沿ったマイホームを実現してくれます。

住友林業

住友林業は、質の高い自然素材を使った家づくりなど木へのこだわりと、木材を活かした優れたデザイン×高い技術力を持ったハウスメーカーです。

優れた耐震性を実現するビッグフレーム構法(BF構法)の特徴を活かして、2階・3階と大きくオーバーハングさせた外観や開放的な室内空間、大開口窓など自由度の高さも特徴です。

一邸、一邸、理想の住まいを実現する為に専属のプロジェクトチームを結成して家づくりを徹底的にサポートしてくれるので住み心地や外観・内観デザインへの設計満足度が97.9%ととても高い評価を得ています。

比較候補にあがりやすい3階建て住宅のカタログはコチラから
※地域やタイミングにより比較候補のHMが出ない事もあります。

セキスイハイム

セキスイハイムは、予め工場で部屋単位で作り、それを現場へ運び組み立てるユニット工法が特徴的なハウスメーカーです。鉄骨系3階建て住宅「デシオ」を取り扱っています。

約80%まで工場で仕上げてしまうので現場ではわずか1日(建築規模や天候、その他条件にもよる)で雨仕舞まで完了します。その為、近隣への迷惑も軽減されますし、部材が雨に濡れてしまう心配もありません。

3階建て住宅は強靭なボックスラーメン構造のユニット工法で作られて高い天井×広い空間×大きな開口がとれるのが魅力です。鉄骨造による開放感の高い3階建てを希望されている方におすすめです。

まとめ

一条工務店で建てる3階建ての特徴や、価格の目安、参考間取りや注意点などをご紹介してきましたが如何だったでしょうか。

3階建ては上下移動の負担が増える事で敬遠される方もいますが、日常生活の中で適度な運動が出来て健康的!とポジティブに捉える事も出来ます。

高齢になった時の心配もあると思いますが、3階は子供部屋や収納スペースとして利用して夫婦の生活スペースを1階、2階で完結する間取りにすれば負担も抑えられます。

ただし設計の良し悪しで生活が不便になってしまう事も事実なので、複数の3階建て住宅を見比べて、自分達家族に最適な3階建て住宅を提案してくれるHMはどこなのか?を時間的に余裕を持ってじっくり比較してみましょう。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。