木造と鉄骨造の違いを比較。家を建てるならどっちがいい!?

2021-12-03

注文住宅で家を建てたいと思った時に「家を建てるなら木造と鉄骨造、どっちが良いの?」と悩まれる方もいると思いますが、まずはそれぞれの違いを知る事が大切です。

この記事では木造と鉄骨造、それぞれの特徴の違いなどを比較して家を建てるならどちらの構造の方が自分により向いているのか判断できるようにご紹介していきたいと思います。

家たてる

木造と鉄骨造の違いは骨組みに使う資材が"木"か"鉄"って位しか知らないから、色々教えてくれると助かるよ。

ナビ子

了解しました。木造と鉄骨造、それぞれ特徴の違いを比較していきますね。またメリット・デメリットもご紹介します。

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木造と鉄骨造の工法の違いを比較

まずは木造と鉄骨造それぞれの構造で採用される工法の違いを見ていきましょう。木造、鉄骨造の戸建て住宅で採用される工法は下記の通りです。

構造工法特徴
木造軸組工法
(在来工法)
日本古来の工法で柱と梁で骨組みを築き、耐力壁には筋交いや構造用合板が使用されます。木材の接合部は木材を加工し補助金物で接合します。設計の自由度が高い特徴を持っています。
枠組壁工法2×4工法
(ツーバイフォー)
2インチ×4インチの角材で枠組みを作り、それに構造用合板を打ち付けて1つのパネルを作ります。そのパネルを壁・床・天井に使い六面体に組み合わせる「面」で支える工法です。耐震性・耐火性・気密性・断熱性等の性能が高いのが特徴です。
木質パネル工法構造自体は2×4工法と同じだが、壁・床・天井などの構造体をパネルとして工場で生産したものを現場に持ち込んで組み立てるプレハブ工法の一種。断熱材や下地材などがセットになったパネルを使用する事が多く、工場生産の為品質が安定しており短い工期で建てる事が出来る。
構造
工法特徴
鉄骨造軽量鉄骨軸組工法
(ブレース工法)
木造の軸組工法と同様の工法で柱や梁が鉄骨で構成されています。鉄骨の筋交いをプレースというためブレース工法とも呼ばれています。品質が安定しており重量鉄骨よりはコストを抑える事が出来ます。
ユニット工法木質パネル工法と同様の工法で壁・床・天井などの構造体をパネルとして工場生産したものを現場で組み立てるプレハブ工法の一種です。品質が安定しており短い工期で建てる事ができます。

重量鉄骨

ラーメン工法

ラーメンとはドイツ語の「額縁」を意味する言葉で、柱と梁からできた構造体の接合部を溶接などで一体化させる工法の事です。筋交いを必要としない為大きな空間をつくるのを得意としています。

鉄骨造は軽量鉄骨と重量鉄骨かで工法が異なる

鉄骨造は使用される鋼材の厚さにより軽量鉄骨が重量鉄骨かに分けられます。厚さ6mm以下の鋼材でつくられた鉄骨のことを軽量鉄骨、厚さ6mm以上の鋼材でつくられた鉄骨のことを重量鉄骨と呼びます。

一般的にはマンションやビルなどの比較的大きな建物の建築には重量鉄骨が使われ、住宅やコンビニなど比較的小さな建物の場合には軽量鉄骨が使用される事が多いです。

戸建てでも3階以上の住宅であれば重量鉄骨が使われる事が多くなります。2階建てでも重量鉄骨を使用するハウスメーカーも中にはありますが、2階建てであれば殆どの場合が軽量鉄骨が使用されます。

これは住宅などの比較的小さな建物であれば軽量鉄骨でも耐震性や耐久性などが十分に確保できるからです。その為、軽量鉄骨よりもコストのかかる重量鉄骨をわざわざ使用しないという事です。

ちなみに鉄骨造を取り扱っている主なハウスメーカーは下記の通りです。

◦積水ハウス
◦ヘーベルハウス
◦パナソニックホームズ
◦トヨタホーム
◦ダイワハウス
◦セキスイハイム
◦サンヨーホームズ

軽量鉄骨と重量鉄骨の違いを比較

軽量鉄骨の方が優れている点は下記の通りです。

◦建築コストが安い
◦工期が短い

重量鉄骨の方が優れている点は下記の通りです。

◦間取りのパターンが増える
◦高層階の建築に向いている

住宅性能(UA値やC値)や住宅設備、デザイン、間取り、保証制度などは必ずカタログスペックで比較を!

耐震性能や断熱性能の性能等級。キッチンや浴室、トイレ等の住宅設備のグレード。外観や内装のデザインセンス。得意な間取りやタイプ別のおすすめ間取り。保証制度などは必ず各社のカタログで比較をしましょう。

正直各社のHPを見ても分かりずらかったり欲しい情報が書いてなかったりもします。特にUA値、C値はHPに書いていない事が多いです。その点、住宅カタログにはハウスメーカーを選ぶ為に必要な情報がバッチリ載っています。

どういったキッチンになるのか、や浴室や洗面室の作り見た目。外観・内装のデザインなどは実際に画像を見ないとイメージがしにくいと思いますが、カタログだと画像付きで載っていますので具体的にその家で生活を送るイメージが沸きます。

その為、ハウスメーカーを選ぶ時には必ず複数社から最新カタログを取り寄せカタログに載ってある情報で比較検討をするようにしましょう。

\各社のカタログを眺めるだけでも楽しいですよ/

木造・鉄骨造:構造の違いによる特徴を比較

それでは木造と鉄骨造の構造の違いによる特徴を比較していきたいと思います。なお鉄骨造は軽量鉄骨か重量鉄骨かで特徴が異なりますので、ここでは戸建てで一般的に使用される事が多い軽量鉄骨と木造の差についてご紹介していきます。

コストがかかるのはどっち?

使用される木材の種類などによりコストが変わってくるので一概にどちらが高いとは言い切れないですが、同じ位のグレードで家を建てた場合、鉄骨造の方がコストは高くなりがちです。更に鉄の市場価格が高騰すればその影響を受け建築費用も上がります。

また鉄骨の方が木造よりも重量があるので地盤の必要強度も異なります。地盤調査をして軟弱な地盤の場合は地盤改良工事をしなければいけません。地盤改良工事の費用も加わると更に総額が木造よりも高くなります。

結論:一概には言えないが鉄骨造の方がコストが高くなりがち。

耐震性能が優れているのはどっち?

耐震性に関して鉄骨造の方が優れていると思われている方が多い印象ですが、木造だから耐震性が低い。という事はありません。

例えば耐力壁の筋交いが1本だけの方筋交いの木造軸組工法と鉄骨造との比較でしたら鉄骨造の方が強いです。ただ最近では筋交いが2本のたすき掛けや、耐力壁に構造用合板を使用したり、接合部に使う金物も進化しています。優れた制振装置を設置する事もあるので今の木造軸組工法は耐震性能が高いです。2×4や2×6、木質パネル工法で建てられる木造はもともと耐震性能が高いです。

最近の木造住宅であれば耐震等級も最高等級の3の取得は容易です。その為、木造と鉄骨造どちらの方が耐震性に優れているとは言い切れません。

鉄骨の方が耐震性能が優れていると言われがちなのは昔の木造住宅と比較しているからか、「同じ質量を支える場合、鉄骨の方が柱や壁が少なくて済む」からだと予想されます。これは同サイズの柱であれば鉄骨の方がより重い質量を支える事が出来るというだけで耐震性能の優劣の話ではありません。

どちらの構造でも最高等級の取得は可能なので構造による差というよりも家の形状や間取り、仕様次第といった所です。

結論:構造による差はない。家の仕様次第。

耐火性能が優れているのはどっち?

木造でも鉄骨造でも火災に対して何の対策もされていない建物であれば、どちらの方が耐火性に優れていると言い切るのは難しいです。耐火性を考える時に重要なのは木造か鉄骨造かよりも耐火構造・準耐火構造・防火構造になっているかどうかです。詳しく説明します。

耐火構造・準耐火構造とは壁や床などが一定の耐火性能を備えた構造の事です。建物内部で火災が起きた時に倒壊や周囲への延焼を防ぐ効果があります。また建物周囲で火災が起きた時に巻き込まれない為に外壁と軒裏に防火性のある材料を使用しています。

耐火構造・準耐火構造に対して防火構造は建物周囲で火災が起きた時に巻き込まれない為の処置が施された構造の事です。内部からの火災への対策は含まれておりません。性能的には耐火構造>準耐火構造>防火構造となります。

きちんと火災への対策がとられている構造の住宅であれば木造でも鉄骨造でも耐火性能は高くなりますので、耐火構造・準耐火構造で建てられる家なのかを確認しましょう。(下の『火災保険が安いのはどっち?』とセットで見る事でより理解が深まると思います。)

結論:木造か鉄骨造かよりも火災に強い構造になっているかどうかの方が重要。

火災保険料が安いのはどっち?

木造の方が鉄骨造よりも火災保険が高いと言われがちですが、それは正しくありません。火災保険は建物の耐火性能によって価格が変わります。上記の『耐火性が優れているのはどっち?』で説明した通り、大切なのは木造か鉄骨造かよりも耐火構造・準耐火構造かどうかです。

鉄骨は熱に弱いです。万が一火災が起きた時に倒壊するリスクが高いのは鉄骨造の方です。それは鉄が500度を超えると強度が下がり600-700度位で曲がると言われているからです。(火災の最高温度:1200度)一方、木材は表面は燃えますが表面が炭化することで内部まで燃え切らない特徴があります。

倒壊のリスクを抑える為に鉄骨造は鉄骨部分を燃えにくい材質で覆って鉄骨に熱が伝わるのを阻止する工法(耐火被覆)をとります。耐火被覆をする事で鉄骨造は耐火建築物と認められます。木造の場合も耐火構造・準耐火構造であれば耐火建築物・準耐火建築物と認められます。

ではここで、火災保険の保険料を決めるリスクに応じ区分わけされた構造級別を見てみましょう。

構造級別建物の種類
M構造
(マンション構造)
1.下記のいずれかに該当する共同住宅
 a.コンクリート造建物
 b.コンクリートブロック造建物
 c.れんが造建物
 d.石造建物
2.耐火建築物(耐火構造建築物を含む)の共同住宅
3.主要構造部が耐火構造の建物の共同住宅
4.主要構造部が法令に掲げる基準に適合する構造の建物の共同住宅
T構造
(耐火構造)
1.下記のいずれかに該当する建物
 a.コンクリート造建物
 b.コンクリートブロック造建物
 c.れんが造建物
 d.石造建物
2.耐火建築物(耐火構造建築物を含む)
3.準耐火建築物(特定避難時間倒壊等防止建築物を含む)
4.省令準耐火建物
5.主要構造部が耐火構造(準耐火構造の建物および準耐火構造と同等の準耐火性能を有する構造の建物含む)の建物
6.主要構造部が法令に掲げる基準に適合する構造の建物の共同住宅
H構造
(非耐火構造)
上記のM構造およびT構造に該当しない建物
M構造およびT構造の確認ができない建物

戸建ての場合、該当するのはT構造かH構造となります。図を見て分かる通り木造でも鉄骨造でも同じ耐火建築物や準耐火建築物などであれば同じ区分となります。その為、木造と鉄骨造が一概にどっちが安いという訳ではなく火災に強い構造になっているかどうかで火災保険料は決まります。

一般的に鉄骨造の方が火災保険が安いと言われがちなのは、鉄骨造は元々、耐火被覆がされている耐火構造の住宅が多いのに対し木造は非耐火構造の住宅が多いから言われているのだと予想されます。

結論:木造か鉄骨造かよりも火災に強い構造になっているかどうかで保険料は決まる。

断熱性能が優れているのはどっち?

断熱性は木造の方が確保しやすいです。木と鉄では鉄の方が400倍熱伝導率が高いと言われています。木の方が熱を通しにくい素材なので断熱性を確保しやすいです。

ただし鉄骨造の家が寒いという訳ではありません。あくまで木造と比べると断熱性を確保するのが難しいという話なので、断熱工法や断熱材の種類、窓の断熱性能次第では高い断熱性能を確保する事も可能です。

ただ、同じ断熱性能にする場合鉄骨造の方がコストがかかります。

結論:木造の方が優れている。

気密性能が優れているのはどっち?

気密性は木造の方が確保しやすいです。鉄は温めれば膨張し冷やされると縮まるといった性質を持っています。真夏は膨張し真冬は収縮を繰り返すので建てる時に多少の隙間が必要になってしまいます。

その為、木造と比べると鉄骨造の方が気密を確保するのが難しいです。

結論:木造の方が優れている。

耐久性が優れているのはどっち?

耐久性を比較する時に法定耐用年数を比較して鉄骨造の方が耐用年数が長いので鉄骨造の方が耐久性が優れていると書かれているサイトも見かけますが、それは正しくありません。

法定耐用年数は減価償却資産が利用に耐える年数の事で、課税の公平性を図るための税務上の基準です。建物の寿命を表している訳ではありません。

ちなみに各構造の法定耐用年数は木造:22年。鉄骨(3mm以下のもの):19年。鉄骨(3mm超え4mm以下のもの):27年。鉄骨(4mmを超えるもの):34年となっています。

また別の理由から木造は耐用年数が30年と言われる事もありますが、この数値は取り壊された木造住宅の築年数の平均が27年である事や、不動産の住宅総数と新築件数から算出したサイクル年数が30年である事から言われています。

取り壊した理由には住めなくなったからではなく、都市計画で仕方なくとか、新築から30年でライフスタイルも変わり建て替えたから、とか住み替えたとか、そういった理由での取り壊しも含まれているのでこちらも寿命の事ではありません。

もう1つよく言われるのが物理的耐用年数です。この物理的耐用年数とは建物躯体や構成材が物理的あるいは化学的原因により劣化し、要求される限界性能を下回る年数とされています。

ちなみに木造の物理的耐用年数は約80年とも言われています。鉄骨造に関しても物理的耐用年数は約80年、骨組みだけなら100年程度などと言われています。ただし研究元によっては数値の変更はありますが、適切なメンテナンスが行われていれば木造でも鉄骨造でも80年以上住む事が可能です。

ただし躯体に使われている木材の腐食等が進むと80年も住めなくなるでしょう。そしてそれは鉄骨でも同様です。鉄骨が錆びてしまったりしては80年も住めなくなります。

つまり耐久性を考える時には木造か鉄骨造かよりも建ててからの修繕・メンテナンスが重要であり適切なメンテナンスを行えば木造でも鉄骨造でも80年近く住む事が可能です。

結論:木造か鉄骨造か優劣はつけずらい。それよりも適切に修繕・メンテナンスを行う事が大切。

防音性・遮音性が優れているのはどっち?

防音性・遮音性に関しては木造も鉄骨造もあまり差はありません。防音性を高めるのなら断熱材を吸音・遮音性に優れるものを使用したり防音フィルムを仕込んだりするなど、構造以外の部分でどれだけ防音性の高い仕様にするかどうかです。

結論:構造による差はない。

シロアリの被害に遭いやすいのはどっち?

鉄骨造であればシロアリの被害に遭わないと思われている方もいましたが、そんな事はありません。鉄骨造であっても骨組み以外の部分で木材も多く使用します。

他にも石膏ボードや壁紙などシロアリが食べる物はいくらでもあります。そもそもシロアリが鉄骨住宅だから侵入するのは辞めよう!なんて思う事はないので被害にあう確率は木造も鉄骨造も同じです。シロアリ対策がきちんと取られているかどうかが重要です。

結論:構造による差はない。

品質が安定しているのはどっち?

鉄骨は工場で生産されます。組み立てに関しても一定の部分まで工場で組み立てられ現場へ搬送されます。木造のように木材の種類や質、現場施工での差がでないのでハウスメーカーや職人の能力による品質のブレが出にくいです。

結論:鉄骨造の方が安定している。

空間や窓を大きくしたいならどっち?

大空間のLDKや大きな窓を設置するのに向いているのは鉄骨造です。"耐震性能が優れているのはどっち?"で少しお話しましたが、同じサイズの柱や壁であれば鉄骨の方が木造よりも思い質量を支える事ができます。その為、柱や壁を少なくする事が可能です。

ただし最近では木造でも太くて強い柱や強い耐力壁を使用する事で大開口を可能とする住宅もありますので木造だと実現不可能という訳でもありません。

結論:鉄骨造の方が向いている。

木造と鉄骨造の違いの比較図

比較ポイント木造鉄骨造
コスト
耐震性能
耐火性能
火災保険料
(非耐火構造である事が多い)

(耐火構造である事が多い)
断熱性能
気密性能
耐久性
防音・遮音性
シロアリ
品質の安定度
広々空間

木造と鉄骨造のメリットを比較

上記の構造の違いによる特徴の差を踏まえて木造住宅と鉄骨住宅のメリットをご紹介します。木造のメリットをして挙げられている事は鉄骨のデメリットとなりますのでデメリットの記載は割愛します。

木造住宅のメリット

鉄骨造よりもコストを抑えやすい

家の仕様やグレードによりコストは変わってきますが、平均すると木造住宅の方が鉄骨住宅よりも建築コストを抑えやすいです。

気密性・断熱性を確保しやすい

木造の方が気密性・断熱性を確保しやすいです。高気密高断熱住宅であれば光熱費を抑える事も出来るのでコスト面でもメリットがあります。

調湿性が高い

湿気が多い時には吸湿し、乾燥してきたら放出する。室内の湿度を一定に保つ能力を調湿といいますが木材は調湿能力があるので鉄骨住宅より調湿性が高いです。

落ち着く空間に

これは個人差があると思いますが、木造を選ぶ理由でわりと多いのであげておきます。自然素材に囲まれ落ち着くといった声や木の香りで癒されるといった声があります。

鉄骨住宅のメリット

空間や窓を大きくしやすい

木造よりも少ない柱・壁で支える事が出来るので大空間や大開口をつくりやすいです。また天井も高くとりやすいので開放的な空間を確保しやすいです。

品質が安定している

鉄骨は工場で生産、組み立てもある程度行うので現場の施工レベルに影響をうけずらいです。

結局、家を建てるなら木造と鉄骨造どっちがいいの?

木造と鉄骨の特徴の違いを色々と比較してきましたが、近年は性能の高い新商品の開発や施工建築技術の発達、建材の高品質化などによりそれぞれのデメリットはなくなっていき木造と鉄骨造の差は限りなく小さくなっています。

木造の方が確保しやすい断熱性も、高い性能を誇る断熱材や高断熱仕様の窓を採用する事で鉄骨造でも高い断熱性を確保する事も可能ですし、住友林業のビッグウッド工法などでは鉄骨造にも劣らない広い空間を木造でも確保する事もできます。

木造だからコレが出来ない。鉄骨だからアレが出来ない。と言った事は無くなってきていますので、これから注文住宅で家づくりを検討される方は木造か鉄骨造かでハウスメーカーを決めるのはおすすめできません。

各社のカタログ等を眺めながら、どんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのかといったイメージを具体的に固め、予算内でより希望に近しく優れた家を提供してくれるハウスメーカーがどこなのかを探す方が満足できる家を建てる事ができます。

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この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。