参考にしたい!3階建ての家の間取りとおしゃれな外観8選

狭小地でも広々とした住まいを実現できる3階建ては地価の高い都市部で人気を集めています。
この記事では注文住宅で3階建ての家を検討している方に快適でおすすめな間取りとおしゃれな外観を8棟紹介したいと思います。
また3階建ての家のメリット&デメリットや注意点等も併せて記載していきます。

3階建ての家にむいてる間取りはどんなかな?

はい、そのあたりも含め3階建ての家におすすめな間取りとおしゃれな外観を紹介していきますね。
3階建ての家のおしゃれな外観と間取り
①.1階部分に大開口・大空間ガレージを採用
内外観
間取り(2LDK)
参照元:suumo
1階部分の大開口・大空間ガレージ、そして3階部分の大きなバルコニーが特徴的な外観です。
2階3階の各部屋には、家具を必要以上に置かず部屋を広く使えるように大きめの収納スペースを確保しています。
3階のLDKはキッチンを奥まった配置にする事で家族が集まるリビングに生活感を持ちこまない仕様に。落ち着いてリラックス出来る空間になっています。
本体価格 | 2,300万円 |
坪単価 | 74.0万円 |
延床面積 | 102.83m2(31.1坪) |
敷地面積 | 60.79m2(18.3坪) |
家族構成 | 本人 |
竣工年月 | 2019年7月 |
工法 | 木造軸組 |
地域 | 埼玉県 |
②.シックなデザインの3階建て二世帯住宅
内外観
間取り(3LDK)
参照元:suumo
ツートンカラーでシックな外観が印象的です。
敷地面積約19坪という限られたスペースでガレージ付きの3階建て二世帯住宅を実現させています。
1階の親世帯のスペース、2階の子世帯のスペース共に家事動線も配慮された間取りになっています。
3階には主寝室と子供部屋。大きめの収納スペースで散らかりがちな子供のおもちゃ等もスッキリ片付けられます。
本体価格 | 1,500万円~1,999万円 |
坪単価 | 47.5万円~63.3万円 |
延床面積 | 104.54m2(31.6坪) |
敷地面積 | 62.59m2(18.9坪) |
家族構成 | 両親+夫婦+子ども1人 |
竣工年月 | 2012年9月 |
工法 | 木造軸組 |
地域 | 東京都 |
③.らせん階段を取り入れた開放的な空間
内外観
間取り(2LDK)
参照元:suumo
大きな窓から漏れる灯りがあたたかさを感じさせてくれるおしゃれな外観です。
1階の洗面室には大理石調の床材でホテルライクなデザインとなっています。
2階、3階には大きな窓を設置。開放的で明るい空間を演出してくれます。
白を基調としたLDKに存在感のあるらせん階段を設置。階段部分が吹抜けになっているため3階や2階から1階へも光が降り注ぎます。
本体価格 | 1,860万円 |
坪単価 | 90.6万円 |
延床面積 | 67.87m2(20.5坪) |
敷地面積 | 45.29m2(13.7坪) |
家族構成 | – |
竣工年月 | 2016年1月 |
工法 | 木造軸組 |
地域 | 東京都文京区 |
④.敷地面積約18坪の3階建て輸入住宅
内外観
間取り
参照元:suumo
優しい色調とレンガで縁取った玄関のアーチが特徴的な外観です。
オープンなLDKにもレンガのアーチを設けた事でメリハリのある空間になっています。無垢材の床もおしゃれです。
1階の洋室はピアノ教室が開けるように防音室になっています。
季節の家電や衣類なども収納できる大容量のロフトがあるので収納力もバッチリな狭小地に建てられた3階建て住宅です。
本体価格 | ~1,499万円 |
坪単価 | ~57.3万円 |
延床面積 | 86.53m2(26.1坪) |
敷地面積 | 57.92m2(17.5坪) |
家族構成 | 夫婦 |
竣工年月 | 2014年2月 |
工法 | 2×4、2×6 |
地域 | 千葉県 |
⑤.開放感満点の吹き抜けのある3階建て
内外観
間取り
参照元:suumo
2色のキラテックタイルを使いモダンでシャープな印象を与える外観となっています。
玄関には趣味のスノーボードの道具もしまえるように作られており、3階には夫婦共通の趣味である音楽に没頭できる防音室を完備しています。
2階のリビングはダイナミックな吹き抜けとなっており開放感があって寛げる空間になっています。
キッチンは二人でも作業がしやすい余裕をもった広さで作られています。
本体価格 | – |
坪単価 | – |
延床面積 | 135.81m2(41.0坪) |
敷地面積 | 92.17m2(27.8坪) |
家族構成 | 夫婦 |
竣工年月 | – |
工法 | 鉄骨系プレハブ |
地域 | 千葉県 |
⑥.玄関も別に用意、完全分離型の二世帯住宅
間取り
参照元:suumo
2階、3階共に各部屋を繋げた大きなバルコニーが印象的な外観です。
1階の親世帯は子世帯に比べると落ち着いたナチュラルテイストでまとめられています。
2階の子世帯のLDKは白と黒でまとめられたシックな印象です。キッチンは対面式で家族とコミュニケーションをとりながら料理を行う事ができます。
3階の寝室には大容量のウォークインクロゼットを設置。収納スペースも十分に確保されています。
本体価格 | 3,000万円~3,499万円 |
坪単価 | 56.3万円~65.6万円 |
延床面積 | 176.40m2(53.3坪) |
敷地面積 | 130.11m2(39.3坪) |
家族構成 | 祖父+母+夫婦+子ども3人 |
竣工年月 | 2018年3月 |
工法 | 木造軸組 |
地域 | 東京都 |
⑦.屋上のある二世帯3階建ての家
内外観
間取り
参照元:suumo
落ち着いた印象を与える色使いのシンプルモダンな外観です。
1階は親世帯の生活スペース。玄関やお風呂は共有の為、2世帯が集まる寛ぎの場にもなっています。
2階のリビングは吹き抜けになっており3階の個室からリビングの様子を見る事も出来ます。
屋上には人工芝を敷いて、晴れている日には日光浴をするのもおすすめ。友人を招いてBBQ等も楽しめます。
本体価格 | 2,000万円~2,499万円 |
坪単価 | 44.2万円~55.3万円 |
延床面積 | 149.65m2(45.2坪) |
敷地面積 | 96.12m2(29.0坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども2人+両親 |
竣工年月 | – |
工法 | 2×4、2×6 |
地域 | 埼玉県 |
⑧.アジアンリゾートホテルのようなお家
内外観
間取り(3LDK)
参照元:suumo
2色を使いシンプルモダンな外観になっています。外から家の中が分からないように工夫されています。
内観はご夫妻が好きなリゾート地バリ島のリゾートホテルをイメージしてつくられています。
1階の広い玄関土間には玉砂利が敷き詰められています。
2階のLDKには細かく仕切らずに各部屋をゆるく繋がるように設計されています。
リゾートホテル顔負けのくつろげる癒しの空間になっています。
本体価格 | 2,114万円 |
坪単価 | 60.8万円 |
延床面積 | 115.02m2(34.7坪) |
敷地面積 | 75.15m2(22.7坪) |
家族構成 | 夫婦 |
竣工年月 | – |
工法 | 木造軸組 |
地域 | 大阪府豊中市 |

おしゃれな家ばかりだね。3階建てにしたくなってきたなー。

何事にも良い面があればデメリットとなる部分もありますので、3階建てのデメリットや注意点も確認しておきましょう。
3階建ての家のメリット&デメリット

3階建ての家のメリット
狭い土地でも住居スペースを広く確保できる
建て物を上に伸ばす事で床面積が増え、住居スペースを広く確保できる事が最大のメリットです。
利便性の良い都心部の土地は高いです。
その為、広い土地は購入できないが狭小地で望む広さの家を手に入れたいという方に3階建てはピッタリです。
土地の購入資金を抑えられる
必要となる土地の広さが少なくすみますので、その分土地の購入資金を抑える事が可能です。
浮いたお金を建築費に回す事ができます。
フロア毎での使い分けがしやすい
フロアが多くなる程にフロア毎に目的の異なる空間として使い分けがしやすくなります。
例えば、店舗兼住宅として1階部分は店舗に。車・バイク好きの方なら1階に大きなガレージを。1・2階部分を賃貸として貸し出したり。
3階建てならライフスタイルに合わせた各フロアの組み合わせの自由度が広がります。
趣味のスペースを確保しやすい
フロアが増える事で住居スペースに余裕が出来ます。
その分趣味のスペースを確保しやすくなります。音楽好きの方でしたら音楽専用の部屋を、映画好きの方ならシアタールームを
3階建てだと自分だけの特別な空間を確保しやすいです。
またスペースに余裕がうまれる為、収納スペースも十分に設置できるので収納力で悩まされる事はありません。
眺望や日当たり・風通しが良い
3階建ての高さを活かしたメリットです。
周りに遮るものも少なく日当たり・風通しが良いです。また3階から見渡す景色は、2階から見渡す景色に比べ満足度が違うでしょう。
屋上に上がれば、更に広く街を見晴らすことができ、心地よい開放感を味わう事ができます。
遮るものが少ないのでTVやFMアンテナも感度良く受信できます。
水害対策に有効
2,3階を主な居住スペースにする事で、万が一浸水被害を受けても家財や貴重品が水没するリスクは防ぐ事が出来ます。
建てる地域が洪水による被害を受けやすい地域が確認をしておきましょう。
3階建ての家のデメリット
建築費が高くつく
3階建ては2階建てよりも重いのでより強固な構造にしなければいけません。
柱や梁の量を増やさなくてはいけないので建築費が高くなる場合があります。
また建て物の重量が増えると地盤も強化しなければいけません。その為の地盤改良費が2階建ての家よりも多くかかります。
ただし、土地取得で費用を抑えられているので浮いたお金で相殺できる可能性もあります。
工期が長くなる
2階建ての家にくらべると工期が長くなりがちです。
具体的な期間はサイズや構造・工法により様々なので住宅メーカーへ確認を行いましょう。
建て替えを検討されている方にとっては工期が延びるとその分、仮住まいの家賃などもかかってきますので注意が必要です。
上下移動の負担
2階建てに比べるとワンフロア増えるので上下移動の負担が大きくなります。
若い内は良い運動にもなるので問題ないのですが高齢の方がいる家庭では身体的負担が増えるかもしれません。
解決策としてエレベーターを設置される方もいますが、費用が嵩みますしスペースも必要になってきます。
メンテナンス費用の高さ
2階建てと比較をした時にワンフロア分の材料費が違ってきますのでその分のコストが増える事もそうですが、足場の設置費用も変わってきます。
2階よりも高く足場を組まないといけないので費用が嵩みます。
メンテナンス費用を抑える為にはメンテナンスの手間を軽減できる素材の外壁や屋根を使いましょう。
3階建ての家におすすめの間取り

上下移動が少なくて済む動線を作る
例えば洗濯室が1階で洗濯物をバルコニーに干す場合、洗濯物を抱えて1階から屋上まで行かなければいけません。これは非常に面倒です。
洗濯機置き場と干す場所は同じフロアにしたいです。
また、例えば3階に寝室をつくり1階にトイレがある場合、寝てる時にトイレに行きたくなって目が覚めたら1階まで降りないといけません。これも面倒です。
そうなると寝室と同じフロアにトイレが必要に?だけど起きている時の方がトイレに行く回数は多いからリビングのある階にも必要?
利便性を考えるなら3階建ての場合トイレは複数ある方が快適に暮らせます。
1階を車庫(インナーガレージ)にする
車をお持ちの方は1階部分を車庫(インナーガレージ)にする間取りは人気でおすすめです。
駐車スペース兼自転車や三輪車、ベビーカー、他にも場所を取りそうな趣味に使う物や機材などを置くスペースとして使いましょう。
ちなみに車庫は延べ床面積の5分の1未満であれば床面積へ加えられることがありません。
「容積率の緩和措置」といい、固定資産税を安く抑える効果があります。
LDKに水回りを隣接させる
キッチン横に洗濯室とランドリールームがあれば料理をしながらでも洗濯が出来ます。そのまま干す事も出来るので家事の効率がアップします。
浴室・トイレも隣接させる事でお掃除も楽になります。
ただしこの間取りの場合はリビングの広さが犠牲になる可能性があるので注意が必要です。
水回りを分ける事でリビングを広くする
例えば水回りを1階にまとめるとその分リビングは広く確保する事が出来ます。
水回りとリビング、フロアが異なるので上下移動は増えますが家族が寛ぐスペースは十分に確保が出来ます。
小さいお子さんのいる家庭では、外で活発に遊び汚れて帰ってきても1階にお風呂場があればそのまま直行させる事もできます。
ルーフバルコニー
3階建ての家では屋上をルーフバルコニーにするのが人気高となっています。
景色も楽しめますし、天気の良い日には食事を楽しんだり星を見ながらお酒を飲んだり、自分の庭園づくりを楽しめたりもします。
布団のような大きな洗濯物も一気に干せ、日当たりも風通しも良いので乾くのも早くて便利です。
二世帯住宅
1階を親世帯、2・3階を子世帯が使用する事が多いです。
完全分離型でも一部共有型でも3階建てであればどちらも余裕を持ってお部屋を確保出来ます。
間取りを決める時の注意点

階段対策
2階建てに比べると1フロア増えるのでどうしても階段が多くなります。階段が増えるのは仕方がないので、それを上手に利用しましょう。
例えば視覚的に窮屈にならないようにスケルトン階段にしたり、階段下のスペースを収納スペースとして利用したり、住宅メーカーと相談しながら対策を行いましょう。
また3階建ての場合には階段の位置にも規制がかかってきます。
災害時や火災時、スムーズに避難が出来るように1階~2階の階段と2階~3階の階段の位置が一緒の位置もしくは近い位置にないといけません。
そもそも3階建てが建てられない場合もある
建てる地域によっては建て物の高さが制限をされており3階建てがそもそも建てられない場合もあります。
例えば、第一種低層住居専用地域では高さ10mまでの低層住宅しか建てられません。
3階建てに限った話ではありませんが、高さ制限の他にも建ぺい率、容積率、斜線制限、日影規制などが土地ごとに決められています。
その為、何でも自由に間取りを決められる訳ではありません。
希望に合った家が建てられるかどうかは住宅メーカーに確認・相談を行いましょう。
3階建ての家の内外観で気をつけておきたい事

屋根や外壁、窓サッシの選択肢が狭まれる可能性
防火地域である場合、2階建てでも定められた耐火性を担保するように家を建てないといけませんが、3階建ての方が2階建てよりも条件がやや厳しくなります。
また、火事等が起きた時に消防隊が救助や消火活動が出来るように3階の道路に面する側に非常用進入口を設けないといけません。
幅75cm以上、高さ120cm以上の窓の設置が必要です。格子をつけてはダメです。
このような防火避難規定によって材料選択の自由度が少し減ってしまう可能性があります。
メンテナンス費用も考慮した外壁・屋根選び
3階建ての家のデメリットで説明しましたが、2階建てに比べるとメンテナンス費用が高くなりがちです。
外壁・屋根はおしゃれな見た目だけで決めずにメンテナンスにかかる費用も考慮した上でなるべくランニングコストがかからない材質にするのがおすすめです。

なるほどね。これでバッチリだよ!

次は自分に合う住宅メーカー探しを始めてみましょう♪
まとめ

参考にしたいと思えるような3階建ての家の間取りとおしゃれな外観、3階建てのメリット・デメリットやおすすめの間取り等を紹介してきましたが如何でしたでしょうか。
3階建てにするメリットは沢山ありますが、デメリットも把握した上で検討を行いましょう。
また間取りによって住宅の満足度は大きく変わってきますので、複数社から無料で間取りプランを集められるタウンライフを使うのもアリだと思います。
もしくはライフルホームズで3階建ての住宅カタログを集めるのが良いでしょう。
家づくりで大切な事は情報収集を怠らない事なのでカタログ等を集め、家族みんなで納得いくまで話し合い楽しみながら家づくりを進めていきましょう。
【気軽に住宅カタログを集めたい方はコチラ】
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