沖縄県の注文住宅の相場。安く建てる為の6つのポイントも紹介

注文住宅に関する質問で1番多いのがお金に関する質問です。
「注文住宅の相場はどの位なの?」
「予算はどの位必要?」
「この地域だと坪単価はいくら位が相場?」
etc…
お金に関する事は、当然気になりますよね。
そこで、この記事では沖縄県の注文住宅に関する様々な相場を記載していきたいと思います。
沖縄県で注文住宅を建てる時にかかる建設費や土地取得費の相場や平均坪単価。
施主の平均年収や頭金の平均額。ローンの借入れ額に毎月の返済額etc…お金に関する様々な相場を記載しています。
お金に関する相場以外にも、沖縄県で注文住宅を建てた方の平均年齢や職業の分布図、購入理由などパーソナルな部分のデータも表にしてあります。
また、相場よりも安く家を建てる為のポイントも併せて紹介していきたいと思います。

この記事は沖縄県の注文住宅の相場に特化をしています。
沖縄県以外で注文住宅を検討されている方は、都道府県別に様々な相場を纏めていますので検討されている地域を下記よりお選び下さい。
※本記事で使用をしているデータは住宅金融支援機構のフラット35利用者調査2018年度の結果データを参考に作成しています。
それぞれの項目で『注文住宅のみの場合』と『土地付注文住宅の場合』と分けてご紹介をしています。
注文住宅のみの場合とは…既に土地を所有していて、土地取得のための借入がない世帯。
土地付注文住宅の場合とは…土地と注文住宅を合わせてローンを組んだ世帯。
沖縄県の注文住宅の費用・土地の相場

※スマホの場合は画面を横向けにすると表が見やすくなります。
建設費、延床面積、坪単価、土地取得費の相場
比較対象として全国の相場も載せています。
注文住宅でかかる建設費用、延べ床面積、坪単価、そして土地付注文住宅の場合には土地取得費の相場をまとめています。
建設費 (万円) | 延床面積 (㎡) | 延床面積 (坪) | 坪単価 (万円) | 土地取得費 (万円) | |
全国 | 3392 | 126.8 | 38.4 | 88.4 | – |
沖縄 | 3334 | 115.0 | 34.8 | 95.8 | – |
建設費 (万円) | 延床面積 (㎡) | 延床面積 (坪) | 坪単価 (万円) | 土地取得費 (万円) | |
全国 | 2778 | 112.2 | 33.9 | 81.8 | 1335 |
沖縄 | 2826 | 113.6 | 34.4 | 82.2 | 1476 |
坪数別で見る建設費の相場
建設費は坪数に平均坪単価をかけた金額です。
延床面積 | 20坪 | 30坪 | 40坪 | 50坪 |
全国 | 1768 | 2652 | 3536 | 4420 |
沖縄 | 1916 | 2874 | 3832 | 4790 |
延床面積 | 20坪 | 30坪 | 40坪 | 50坪 |
全国 | 1636 | 2454 | 3272 | 4090 |
沖縄 | 1644 | 2466 | 3288 | 4110 |
※建設費は本体工事費用+別途工事費用(付帯工事費用)の合計額です。
沖縄県の注文住宅の資金計画の相場

本人の年収、世帯の年収、自己資金、ローン借入金、その他借入金、毎月の返済額、返済負担率の相場(平均額)
注文住宅を建てた施主の年収や世帯年収、自己資金額(頭金)やローンの借入れ金額や毎月の返済額など主にお金に関する相場を纏めています。
年収 (万円) | 世帯年収 (万円) | 自己資金 (万円) | ||
全国 | 503 | 593 | 635 | |
沖縄 | 516 | 637 | 703 | |
ローン借入金 (万円) | その他借入金 (万円) | 毎月の返済額 (万円) | 返済負担率 (%) | |
全国 | 2679 | 78.2 | 9.1 | 20.3 |
沖縄 | 2576 | 54.6 | 9.0 | 18.8 |
年収 (万円) | 世帯年収 (万円) | 自己資金 (万円) | ||
全国 | 511 | 611 | 447 | |
沖縄 | 732 | 826 | 552 | |
ローン借入金 (万円) | その他借入金 (万円) | 毎月の返済額 (万円) | 返済負担率 (%) | |
全国 | 3497 | 169 | 11.3 | 23.7 |
沖縄 | 3635 | 115.4 | 11.8 | 20.2 |
※返済負担率は収入に対する返済額の割合を示しています。
毎月の返済額÷(世帯年収/12)で求められます。
建設費/所要資金の年収倍率、借入金の割合の相場
注文住宅のみの場合は土地取得費が無いので建設費の年収倍率を求めています。
土地付注文住宅の場合は建設費+土地取得費(=所要資金)として年収倍率を求めています。
建設費の年収倍率(倍) | ローン借入金の割合(%) | その他からの借入金(万円) | ||||
公的機関 | 民間金融機関 | 勤務先 | 親・親戚・知人 | |||
全国 | 6.5 | 79.2 | 13.2 | 66.0 | 0.4 | 0.7 |
沖縄 | 5.9 | 78.0 | 0.0 | 60.8 | 0.0 | 0.0 |
所要資金の年収倍率(倍) | ローン借入金の割合(%) | その他からの借入金(万円) | ||||
公的機関 | 民間金融機関 | 勤務先 | 親・親戚・知人 | |||
全国 | 7.2 | 85.4 | 28.0 | 140.1 | 0.4 | 0.3 |
沖縄 | 6.3 | 84.8 | 0.0 | 115.4 | 0.0 | 0.0 |
※建設費の年収倍率/所要資金の年収倍率
”注文住宅のみの場合”は建設費÷世帯年収で算出をしています。
”土地付注文住宅の場合”は所要資金(建設費+土地取得費)÷世帯年収で算出をしています。
住宅ローンの返済方法・返済期間の相場
住宅ローンの返済方法には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。
それぞれの返済方法を利用した人数と返済期間の相場を纏めています。
元利均等償還 | ||||||
10年 | 11~15年 | 16~20年 | 21~25年 | 26~30年 | 31年~ | |
全国 | 62 | 388 | 1005 | 547 | 855 | 8527 |
沖縄 | 0 | 1 | 10 | 2 | 6 | 52 |
元金均等償還 | ||||||
10年 | 11~15年 | 16~20年 | 21~25年 | 26~30年 | 31年~ | |
全国 | 2 | 28 | 82 | 36 | 43 | 217 |
沖縄 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 4 |
平均 全国:31.6年/沖縄:30.8年 |
元利均等償還 | ||||||
10年 | 11~15年 | 16~20年 | 21~25年 | 26~30年 | 31年~ | |
全国 | 9 | 64 | 376 | 384 | 993 | 20407 |
沖縄 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 50 |
元金均等償還 | ||||||
10年 | 11~15年 | 16~20年 | 21~25年 | 26~30年 | 31年~ | |
全国 | 0 | 9 | 45 | 19 | 50 | 299 |
沖縄 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
平均 全国:34.1年/沖縄:33.3年 |
沖縄県で注文住宅を建てたパーソナルデータの相場

年齢と家族数、一人あたりの住宅面積の相場(平均値)
注文住宅を建てた施主の年齢、一緒に住む家族数、一人あたりの住宅面積の相場を纏めています。
年齢(才) | 家族数(人) | 一人あたりの 住宅面積(㎡) | |
全国 | 42.7 | 3.7 | 38.8 |
沖縄 | 41.5 | 4.0 | 31.0 |
年齢(才) | 家族数(人) | 一人あたりの 住宅面積(㎡) | |
全国 | 37.5 | 3.3 | 37.8 |
沖縄 | 40.7 | 3.7 | 36.2 |
職業
注文住宅を建てた施主の職業を人数別で纏めています。
自営業 | 公務員 | 農林/ 漁業主 | 会社員 | 短期社員 | |
全国 | 1974 | 1079 | 71 | 7686 | 45 |
沖縄 | 3 | 20 | 0 | 55 | 1 |
派遣社員 | パート/ アルバイト | 年金 受給者 | その他 | 総計 | |
全国 | 85 | 341 | 402 | 109 | 11792 |
沖縄 | 0 | 0 | 0 | 2 | 81 |
自営業 | 公務員 | 農林/ 漁業主 | 会社員 | 短期社員 | |
全国 | 4044 | 1954 | 25 | 15451 | 112 |
沖縄 | 10 | 15 | 0 | 32 | 0 |
派遣社員 | パート/ アルバイト | 年金 受給者 | その他 | 総計 | |
全国 | 335 | 339 | 245 | 150 | 22655 |
沖縄 | 0 | 0 | 1 | 2 | 60 |
注文住宅を購入しようと思った理由
注文住宅を購入しようと思った理由を人数別で纏めています。
家が古い | 家が狭い | 結婚 | 世帯を分ける | 環境が悪い | |
全国 | 4590 | 3892 | 597 | 748 | 199 |
沖縄 | 15 | 47 | 2 | 4 | 1 |
家賃が高い | 立ち退き要求 | 通学・通勤の為 | その他 | 総計 | |
全国 | 434 | 71 | 155 | 1106 | 11792 |
沖縄 | 2 | 1 | 1 | 8 | 81 |
家が古い | 家が狭い | 結婚 | 世帯を分ける | 環境が悪い | |
全国 | 2296 | 13293 | 1806 | 917 | 596 |
沖縄 | 2 | 39 | 2 | 1 | 0 |
家賃が高い | 立ち退き要求 | 通学・通勤の為 | その他 | 総計 | |
全国 | 1552 | 128 | 560 | 1507 | 22655 |
沖縄 | 3 | 1 | 0 | 12 | 60 |
注文住宅でかかる費用の内訳

注文住宅でかかる費用は大きく分けて3種類あります。
本体価格(本体工事費用)
別途工事費用(付帯工事費用)
諸費用
本体工事費用の相場
建物本体の建設にかかる費用のことです。一般的に総費用の70%~80%が相場です。
仮設工事や基礎工事、構造づくりや外装・内装。キッチンや浴室、トイレ、電線や水道管などの配線、住宅設備の設置工事などが含まれます。
別途工事費用(付帯工事費用)の相場
建て物以外にかかる工事・設備費用の事です。付帯工事費用とも呼ばれます。一般的に総費用の15%~20%が相場です。
庭やフェンスの外構・造園工事や電気・ガス・水道を家に引き込むための整備費、地盤を安定させるための地盤改良費などが含まれます。
諸費用の相場
建物本体やその周辺以外、諸々の手数料などがこれに当たります。一般的に総費用の5%~10%が相場です。
住宅ローン手続きの費用や、契約を交わす際の手数料や印紙代、地鎮祭や上棟式、引っ越し費用な家具・家電の購入費用も諸費用に含まれます。
諸費用は現金での支払いが多くなりますので現金で確保しておいた方が良いです。
注文住宅でかかる手付金

注文住宅の手付金とは施主が住宅メーカーと契約を結ぶ時に支払うお金の事です。
手付金には施主側も住宅メーカー側も双方で取引のキャンセルが簡単に行われないようにする意味合いがあります。
施主側が契約後に取引のキャンセルを行った場合、支払った手付金は戻ってきません。(手付金放棄)
住宅メーカー側が契約を破棄する時には手付金の倍額が返金されます。(手付金倍返し)
破棄などが行わなければ手付金は住宅の建築費用に充てられます。
手付金の相場
注文住宅でかかる手付金は一般的に住宅購入価格の5%~10%が相場です。
例えば3,000万円の注文住宅を建てる場合には手付金は150万円~300万円と言う事になります。
金額は住宅メーカーによって異なりますので気になる方は契約前に確認を行いましょう。
沖縄県の市町村別の地価、坪単価の相場

市町村別に地価平均額と坪単価平均額をランキング形式でご紹介します。
一般的に大都市の商業地区は地価が高く、農地や山林や原野などは地価が低くなりやすいです。地価=土地の売買価格
順位 | 市町村 | 地価平均 | 坪単価平均 |
---|---|---|---|
1位 | 那覇市 | 28万3921円/㎡ | 93万8581円/坪 |
2位 | 浦添市 | 14万2617円/㎡ | 47万1463円/坪 |
3位 | 北谷町 | 11万5171円/㎡ | 38万0731円/坪 |
4位 | 宜野湾市 | 10万7807円/㎡ | 35万6387円/坪 |
5位 | 南風原町 | 9万0912円/㎡ | 30万0537円/坪 |
6位 | 豊見城市 | 9万0523円/㎡ | 29万9249円/坪 |
7位 | 嘉手納町 | 7万7850円/㎡ | 25万7355円/坪 |
8位 | 西原町 | 7万5885円/㎡ | 25万0861円/坪 |
9位 | 沖縄市 | 7万2487円/㎡ | 23万9628円/坪 |
10位 | 読谷村 | 6万7380円/㎡ | 22万2743円/坪 |
11位 | 与那原町 | 6万5800円/㎡ | 21万7520円/坪 |
12位 | 中城村 | 6万3400円/㎡ | 20万9586円/坪 |
13位 | 糸満市 | 6万2462円/㎡ | 20万6487円/坪 |
14位 | 八重瀬町 | 6万2100円/㎡ | 20万5289円/坪 |
15位 | 石垣市 | 5万1966円/㎡ | 17万1790円/坪 |
16位 | 北中城村 | 5万0325円/㎡ | 16万6363円/坪 |
17位 | 恩納村 | 4万3342円/㎡ | 14万3282円/坪 |
18位 | うるま市 | 4万2829円/㎡ | 14万1584円/坪 |
19位 | 名護市 | 3万5810円/㎡ | 11万8383円/坪 |
20位 | 南城市 | 3万2590円/㎡ | 10万7735円/坪 |
21位 | 宮古島市 | 2万4777円/㎡ | 8万1907円/坪 |
22位 | 金武町 | 2万4560円/㎡ | 8万1190円/坪 |
23位 | 本部町 | 2万4285円/㎡ | 8万0283円/坪 |
24位 | 今帰仁村 | 1万5700円/㎡ | 5万1900円/坪 |
25位 | 宜野座村 | 1万5200円/㎡ | 5万0247円/坪 |
26位 | 座間味村 | 1万2800円/㎡ | 4万2314円/坪 |
27位 | 久米島町 | 1万2180円/㎡ | 4万0264円/坪 |
28位 | 渡嘉敷村 | 1万2000円/㎡ | 3万9669円/坪 |
29位 | 国頭村 | 1万1547円/㎡ | 3万8173円/坪 |
30位 | 大宜味村 | 1万0450円/㎡ | 3万4545円/坪 |
31位 | 伊江村 | 9573円/㎡ | 3万1647円/坪 |
32位 | 与那国町 | 8255円/㎡ | 2万7289円/坪 |
33位 | 竹富町 | 6750円/㎡ | 2万2314円/坪 |
34位 | 多良間村 | 6265円/㎡ | 2万0710円/坪 |
35位 | 南大東村 | 5300円/㎡ | 1万7520円/坪 |
36位 | 東村 | 3993円/㎡ | 1万3201円/坪 |
37位 | 伊是名村 | 3210円/㎡ | 1万0611円/坪 |
38位 | 伊平屋村 | 2445円/㎡ | 8082円/坪 |
39位 | 粟国村 | 2000円/㎡ | 6611円/坪 |
40位 | 北大東村 | 1530円/㎡ | 5057円/坪 |
41位 | 渡名喜村 | 1490円/㎡ | 4925円/坪 |
注文住宅を建てる時に相場よりも安く建てる為のポイント

注文住宅を建てる時に出来るだけ建築費を安く抑える為のポイントをご紹介したいと思います。
①.家の形状
家の形状は凹凸が多い複雑な形であればあるほどコストが高くなります。
真上から見た時に長方形や正方形のデザインであれば外壁面積を減らす事が出来るので費用を抑える事が出来ます。
外壁同様に屋根の形状もシンプルな屋根の方が費用を抑える事が出来ます。
ローコスト住宅では片流れ屋根or陸屋根がよく採用されています。
また階数は1階の平屋住宅よりも2階建て住宅の方が同じ床面積で建てるのなら費用を抑えられます。
平屋の場合ではどうしても広い土地が必要になり土地代も必要ですし、基礎や屋根の面積が増える為材料費が高くなります。
では3階建てはどうなのか?というと、3階建てにすると構造を安全に保つ為に1階、2階部分の柱や梁を太くする必要が出てくるので、その分コストが嵩みます。
その為、同じ床面積であれば2階建てが建設費を安く抑える事が出来ます。
②.間取り
部屋数を減らせば減らす程、間仕切りやドアを減らす事が出来るので費用を抑える事が出来ます。
部屋数は確保したいが出来るだけコストを抑えたい時には可動式の間仕切りを採用する等の工夫が必要です。
和室は床の間を作ったり、壁に木の柱があったりとコストが嵩むので注意が必要です。本格的な純和室にするとどうしても費用がかかるので、洋室に畳を敷く等の工夫をしましょう。
即席の和室でも畳の間が出来、和の雰囲気を味わう事は出来ますよ。
またキッチンやお風呂場、洗面所やトイレなどの水回りは1箇所に纏めた方が配管作業の面や部材の面でも費用を抑える事ができます。
纏まっていた方が掃除もしやすく家事動線も良くなります。
窓のサイズが数を減らす事でも費用を抑える事が出来ます。窓を減らす事で断熱性能を上げる事が出来たり、外から室内が見られずらくなりプライバシー面や防犯上でもメリットがあります。
ただし、少なすぎると閉鎖感が強まったり風通しが悪くなったり採光が不十分だったりしますのでバランスを考えましょう。
③.建材や設備
建材や設備はバリエーションも豊富で自分の好みを選べるのが注文住宅の楽しみの1でもありますが、費用を抑える為には同じメーカーの物で揃えたり、比較的に安いシンプルなデザインや機能の物を採用しましょう。
特に浴室やキッチンの設備は高くなりがちです。
高価な設備は多機能で利便性も高いですが、使いこなせなければ意味がありません。「基本的な機能さえ備わっていれば余計な性能は不要だ!」と割り切って考える事も費用を抑える上では大切です。
外壁や壁や天井に貼るクロス材も使用面積が広いので選ぶ資材で大きくコストを抑える事ができます。
シンプルな形状の家の場合、外壁や内装もシンプルな方が全体的に統一感が出て見栄えが良くなる事もありますので費用を抑える為にはこだわりすぎない事も大切です。
④.外構
庭園をつくったり立派な門扉やフェンスを設置すると費用がとても嵩みます。
外構は門扉やフェンスにかかる費用が多くを占めますので、思い切って門扉やフェンスを設けないというのも1つの手です。
門扉やフェンスがない事で防犯面の心配をする方もいますが、家を建てる場所が住宅街でしたら、門扉やフェンスが無い事で周りの視線が届き、それが抑止力になる事もあります。
またオープンな印象を与える事が出来るので、近隣に親しみを与えるという一面もあります。
外構も外観や内装同様にシンプルな作りにすれば費用を抑える事が可能です。
⑤.良い土地を探す
自分の土地であれば好きなように家を建てられる訳ではなく、土地利用に関する法律『都市計画法』に則って家を建てなければなりません。
建ぺい率・容積率・斜線制限などが定められており、土地によっては理想の家が建てられない、という事もあります。
また土地の地盤が軟弱だった場合には地盤改良(補強)工事が必要になり、土地購入費とは別にお金が必要になります。
土地を購入した後にトラブルが起きないように、土地探しの段階から住宅メーカーに協力して貰い土地を探すのが理想的です。
⑥.相見積もりを行う
注文住宅は定価のある商品ではないので、例え広さや場所、設備や仕様が同じ住宅であっても会社毎に価格が異なります。
相見積もり(複数の住宅メーカーに見積もりを依頼する事)をする事で初めて適正価格を知る事が出来ます。
家は非常に高額な商品なので1番高い会社と1番安い会社とでは数百万円の差が出る事もあります。
相見積もりを行わないと知らずに高い会社と契約を結び、数百万円の損をしている事もありますので複数社から見積もりを取って比較する事が大切です。
その時に各社同じ条件で見積もりを取ると純粋に価格だけの比較がし易いです。
注文住宅を建てる時に失敗しない方法は?

注文住宅で失敗せずに理想の家を建てるには住宅メーカー選びが非常に重要になってきます。
注文住宅に関する相場も分かり、安く建てるコツを掴んでも住宅メーカー選びで失敗をしてしまっては全てが台無しになってしまいます。
住宅メーカー選びで大切な事は、評判の良い会社を選ぶ事でも知名度の高い会社を選ぶ事でもなく『自分の条件に合った住宅メーカーを見つける事』が大切です。
ではどのようにして自分の条件に1番合った住宅メーカーを見つけるのか?それは相見積もりと同様に複数の会社から住宅カタログを集め比較・検討を行う事です。
各住宅メーカーが用意しているカタログには住宅性能や構造の詳細な説明。自社の強みや建築実例で外装・内装のデザイン確認、間取りプランの一例や住宅設備の内容や保障面・アフターサービスの詳細etc…
比較をするのに必要な情報が全て詰まっているので自分に合う住宅メーカーを探す事が出来ます。
他にもカタログ請求で得られる事や物、情報等のメリットは多々ありますので注文住宅で失敗しない為に一括請求サービスを利用する事をおすすめします。
関連記事:注文住宅を検討中の方がカタログ一括請求をした方が良い理由
まとめ

沖縄県の注文住宅に関する様々な相場や安く建てる為のポイントなどを説明してきましたが如何だったでしょうか。
ポイントを抑えて家づくりを行えば相場よりも安く快適な家を建てる事ができます。
無理のない資金計画で理想の家づくりが出来る事を応援しています。
こんな悩みありませんか?
・最初に何から始めたらよいかわからない
・建築費用の目安がわからない
・自分たちに合った会社をどう探せばよいかわからない
・ローンを組めるかなど資金面のことが不安
・会社を決める際に、何を基準に判断してよいかわからない
・何を見て探せばよいかわからない
・住宅総合展示場に行っても、各社の比較がしづらい
・大手ハウスメーカー以外にどんな会社があるかわからない
・条件に合った土地が見つからない
・誰に相談すればよいかわからない
・土地の探し方がわからない
全て解決出来ます。注文住宅を検討中の方におすすめの記事です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません